uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

東北ツーリング その8

0632 朝食ビュッフェ

f:id:uruya:20190504063249j:plain
ルートインは「無料」と称するビュッフェ形式朝食がどの宿泊プランでも組み込まれている(枕言葉)。
ここも地域性はあまりなかったけど、品数は多めかな。

0900 トントゥビレッジ

f:id:uruya:20190504090037j:plain
本日は六ヶ所村東通村を通過して尻屋岬と恐山を回り、大湊泊。
六ヶ所村東通村といえば言わずと知れた原子力村である。原燃や東北電力の各種施設が多数存在する。ここは東北電力のPR施設。特に目的地に組み込んでいたわけではなく、トイレを借りて休憩しただけ。開いていれば様子ぐらいみていったと思うけど、9時半開館だった。
関係ないけど東京電力は東電、北海道電力は北電。じゃあ東北電力は?と思って調べたら、地元では単に「電力」というらしい。いさぎよい略しかた笑

0948 尻屋岬

f:id:uruya:20190504094852j:plain

0952 まさかり遠望

f:id:uruya:20190504095254j:plain

0953 アズマギク

f:id:uruya:20190504095342j:plain
まずは尻屋岬へ。下北半島のまさかりの、柄の先端部分。
意外に整備されていて観光客も多く、悪くない立ち寄り場所だ。ただし、そこらじゅう馬糞だらけ。なぜかというと…

1000 寒立馬

f:id:uruya:20190504100043j:plain

1001 ひなたぼっこ中

f:id:uruya:20190504100116j:plain
ここには寒立馬(かんだちめ)が自由に放牧されているのだ。在来馬と外来馬の交雑種で、寒風と吹雪のなかでじっと立ち尽くす姿が名前の由来になっている。
が…そんな勇壮な由来とはかけはなれた、このリラックスぶり笑 この日は風が強かったのだが、ここは窪地になっていて無風。快晴の日差しによりぽかぽかとした陽気。でろーんと寝っ転がってグフー、グフーと寝息をたててらっしゃいました笑
観光客も多いものだからすっかり人慣れしており、おさわりし放題。ただ、いくら慣れてるといっても馬なので、背後から近づくのは危険だと思います。蹴られても文句はいえない。

1101 陸奥湾展望駐車場

f:id:uruya:20190504110154j:plain

1105 恐山展望台

f:id:uruya:20190504110552j:plain
つづいて恐山へ。ルートを少しそれて釜臥山展望台へ向かうが、まだ通行止め。途中の展望駐車場からの展望のみとなる。が、ここでも十分見応えのある景色。

1117 三途の川

f:id:uruya:20190504111749j:plain

1118 奪衣婆・懸衣翁

f:id:uruya:20190504111803j:plain
恐山霊場へ到着。三途の川と、奪衣婆・懸衣翁の出迎えを受ける。
やばい、自分の中で奪衣婆と懸衣翁は鬼灯のキャラでしか再生されなくなってることに気づいた笑 この像がまた、違和感ないしなあ。

1122 総門

f:id:uruya:20190504112224j:plain

1125 山門

f:id:uruya:20190504112512j:plain

1126 恐山温泉

f:id:uruya:20190504112636j:plain
菩提寺へ入場すると、恐山温泉の小屋がある。無料で入ることのできる温泉で、男湯、女湯、混浴、入れ替え制の全部で4つ。観光客が闊歩する境内などに、無造作に湯小屋が建っている。
含鉄・硫黄-ナトリウム-塩化物泉、強酸性、源泉掛け流し。湯質がかなりいいのでぜひ入ってみたいところだが、今回は見送り。4輪で来てたら入ったけどな、ちょっといろいろ面倒なので。

1127 本堂

f:id:uruya:20190504112744j:plain

1128 参道

f:id:uruya:20190504112827j:plain

1133 不動明王直下から

f:id:uruya:20190504113357j:plain
本堂左側から、よくイメージされる恐山の光景が広がっている。現役活火山の活動によるザレ場だ。硫黄臭が濃く立ちこめている。
少し奥に不動明王像。奥の院というほどの奥じゃない。徒歩5分くらい。

1135 地獄めぐり

f:id:uruya:20190504113543j:plain

1136 慈覚大師堂

f:id:uruya:20190504113610j:plain

1141 慈覚大師座禅石

f:id:uruya:20190504114106j:plain

1141 八葉地蔵菩薩

f:id:uruya:20190504114119j:plain
地獄めぐり。
地蔵菩薩は恐山菩提寺本尊。本尊は本堂の奥にあると思うけど。

1142 塩屋地獄

f:id:uruya:20190504114232j:plain

1143 温泉がわいてる

f:id:uruya:20190504114330j:plain
このように、普通に温泉がわいている。ちょっと触ってみたが、湯温はかなりの高温だった。

1148 賽の河原

f:id:uruya:20190504114808j:plain

1150 八角円堂

f:id:uruya:20190504115008j:plain

1151 血の池地獄

f:id:uruya:20190504115108j:plain
本尊が地蔵菩薩なだけあって、賽の河原など子供に関連する場所が多い。風車がからからと回っているのも子供供養のためだろうか。

1151 そして極楽へ

f:id:uruya:20190504115156j:plain

1152 鮮やかなグリーンの水

f:id:uruya:20190504115255j:plain

1154 極楽浜

f:id:uruya:20190504115417j:plain
地獄をめぐったのち浄土に達する。これが恐山のテーマ性。うーむ、よくできてる。
宇曽利湖は火山活動の影響で水が澄んでいる。取り残された水たまりはエメラルドグリーンになっていた。水は酸性で魚はほとんど住まない。
以上、まだ見ていない地獄もあるのだけど、オチがついちゃったのでここまで。

1224 宿坊

f:id:uruya:20190504122448j:plain
恐山宿坊。宿坊は寺によっていろいろ作法が違うみたいだけど、ここは温泉旅館なみの施設らしい。値段もそれほど高くない。精進料理を食って恐山温泉に入る、いい選択かもなあ。行動時間はきっちり決められていて、朝の読経に参加しなければならないけど、それもまたよし。
なお、座禅で肩をピシーッとやられるやつはない模様。禅寺なのに!

1226 いたこ大盛況

f:id:uruya:20190504122608j:plain
10連休なのでイタコも出張してきております。この人たち、並んでるわけじゃなくて見物しているだけだと思う。
よっぽど暇なら歌丸師匠でも呼び出して「つる」の一席でもやってほしかったところだ。もしくはホーキング博士をオーダーして宇宙の深淵を語っていただくのも一興。

1335 むつドライブイン

f:id:uruya:20190504133511j:plain
下山して昼食。大湊にいるので、冬に食ってたいそう気に入った大湊海自カレーを食いたい。連休中でもあいているだろう店を選択。R279沿いにある、むつドライブイン。ここは大湊海軍コロッケも取り扱っている。朝早くから営業しており、なにかと使い勝手がよい。
店内テーブル席と小上がり。14時くらいの到着でちょうど満席。
数量限定なので、もうないかと思っていたが、あるようなので海自カレーをオーダー。ほかにも出ているみたいなので、少なくともこの日は公称より数量を用意していたみたい。
f:id:uruya:20190504135052j:plain
ここのカレーは野菜が煮とけた繊維豊富なタイプ。挽き肉もたっぷり入っている。辛さは控えめ。
最大の特徴は、海軍コロッケものっていることでしょうな。おおぶりのコロッケが揚げたてサクサク。うまい。
大湊の海自関連御当地メニューが2種同時にいただける、お値打ちメニューでした。

1440 宿泊先

f:id:uruya:20190505065023j:plain

1444 宿泊部屋

f:id:uruya:20190504144458j:plain

1445 大湊線終端

f:id:uruya:20190504144543j:plain

1445 大湊駅

f:id:uruya:20190504144550j:plain
宿は大湊駅のすぐとなり。外観は翌朝撮影。
JR東日本ホテルズの系列ですが、このブランドは長期滞在型がコンセプトらしく、メッツのようなクオリティではない。
駐車場は裏側にたっぷりある。二輪は駐車場通用口にとめる。建物の下部なので雨はあたりません。
ちょっと部屋がせまいかなあ。ただ、駅隣接だけあって目の前が線路になっている。駅はちょっと見にくかったけど。大湊線の終端が目の前にあり、少しうれしい。
あとコインランドリーが無料なのが地味に助かる。

8日め
交通費 830
宿泊費 (7280-500)
食費 1100
酒代 826
その他 500

合計費用 ¥10,036-
走行距離 208.4km (給油5.77l)