06:38 中央弘前駅
2日めは朝食前に朝活します。前日に買っておいた甘味で軽く糖分補給し出発。
JR弘前駅から徒歩15分ほどで弘南鉄道中央弘前駅に着く。
雨が降っており、これ以後もところどころでぽつぽつと降っていたが、傘が必要だったのは全行程通してここだけだった。予報では2日めと4日目が強風・横殴りの雨で心配してたのだが、好転してくれた。
五能線は強風運転見合わせで1度断念してるからなあ。まあ止まったら止まったで、それもおもしろくはあるけども。
07:33 大鰐駅
08:17 朝食ビュッフェ
JR奥羽本線 秋田発弘前行 0747大鰐温泉→弘前0759 240円
奥羽本線で弘前まで戻り、ホテルの朝食。
ルートインの無料(という名目で宿泊費に強制的に含まれている)朝食なので、まあこんなものじゃないでしょうか。
メシの盛りが控えめなのは13時ごろガッツリ昼食を食うのと、このあと朝カレーをおかわりするから。すりおろしりんごが入ったりんごカレー、うまかった。
08:43 きっぷ
本日使用するきっぷ。
組み合わせるなら五能線フリーパスか津軽フリーパスかの2択。五能線に乗るかどうかの選択だと思う。地域共通クーポンが2000円ぶん発行されているので、五能線フリーパス購入に使用。
12:12 白鳥の群れ
いったん青森まで移動。途中の新青森駅で新幹線の乗り換え客が大量に乗車。ほぼほぼ2〜3人から4〜5人単位のグループで年齢層若め。危ういなあ…
青森からは、蟹田-三厩間が未乗なので津軽線を潰しに行く。この景色は三厩の手前。
津軽線に乗ったときはびっくりしたね。テツしか乗ってねえ。しかも10人以上いる。キハ40引退間近で乗りに来た人たちだと思う。
でもまあ、ボックス席を1人で占有して何を話すわけでもないから、ローカル線の乗り鉄ってのは「旅行」というくくりの中ではもっとも低リスクな部類だ。新青森駅から大挙して乗ってきたグループ観光客の集団なんかには近づきたくないが、同業者はまあ気にならないレベル。
12:25 三厩駅
JR奥羽本線 弘前発青森行 0952弘前→青森1038
JR津軽線 青森発蟹田行 1101青森→蟹田1138
JR津軽線 蟹田発三厩行 1144蟹田→三厩1224 1170円
津軽線完乗。
きっぷはまったくノーチェックだったけど、いいんだろうか。青森-三厩、三厩-津軽二股のきっぷは手元に残ってる。
12:53 津軽二股駅
JR津軽線 三厩発青森行 1237三厩→津軽二股1252 210円
津軽二股まで折り返して下車。
津軽線と北海道新幹線の乗換駅、かつ道の駅でもある。駅舎だった建物が道の駅の施設になっている。ここにレストランがあるので、昼食とする。
13:01 いまべつ牛ステーキ
ごく一般的な、規模が小さめの道の駅にあるレストランという風情。みやげもの売り場の横に入り口があり、食券機が設置されている。
店内はテーブル席が10席程度。道の駅に車で立ち寄った客だと思うが、わりと賑わっていた。
ここにですね。「幻のいまべつ牛」というのがあるらしいのですよ。生産数が限られてて、ここでしか手に入らないのだとか。通販もやってます。
いまべつ牛を使ったメニューでは、お手軽な焼肉定食なんかもあるのだが、ここはどーんとステーキで行ってみましょう。200gのセットで3100円。
これがねえ、かなりうまい。部位は聞かなかったが、おそらくロース肉。やわらかくてナイフがすっと通る。脂分も多く感じたので、かなりのサシが入ってるのでは。最近脂が多いステーキは胃にもたれるようになってきたのだが、これはするっといけた。
これたぶん、3Kで出てくるような肉じゃない。普通に流通したら倍くらい取られるんじゃないかな。
今回食った肉のなかではコスパNo.1。
13:21 奥津軽いまべつ駅
津軽二股駅のとなりが北海道新幹線奥津軽いまべつ駅。
この9月まで、ここから津軽鉄道津軽中里駅までバスが出ていた。利用者が少なかったのだろう、廃止され、いまは予約制の乗合タクシーになっている。バスのころは片道1200円、乗合タクシーは2400円と倍増。利用者は地元で車を運転できない人か、俺みたいな特殊な人に限られると思われ、まあ仕方ないことだろう。
車寄せに2台とまってる、前方のほうが乗合タクシー。詮索されると面倒なので、このあと到着する新幹線に乗ってきましたよ、という体で乗車。まあその前に目の前を通り過ぎて駅舎に入ってるんだけど、どうせ覚えてやしない。
14:19 津軽中里駅
乗合タクシー 1340奥津軽いまべつ駅前→中里駅前1430 2400円
乗合客は自分ひとり。40分ほどで津軽中里駅に到着。通常50分を見込むところ、10分早着。
ああ、ここもテツが多いなあ。たぶん折り返し待ちの人たち。5人くらいいる。
14:45 走れメロス号
15:40 津軽五所川原駅
15:40 五所川原駅
津軽鉄道 津軽中里発津軽五所川原行 1502津軽中里→津軽五所川原1538 870円
五所川原に到着。
以前来たときは五能線が強風でストップして、ここから弘前まで代行バスで引き返したのだった。たしか同じような時期。
当初は2泊目を五所川原に設定していたのだけど、川部-五所川原間も代行バスだったことを思い出して弘前2泊に変更した。あぶない、あぶない。記憶違いで未乗区間が残るところだった。
16:09 立佞武多・1
うわわわわ、こりゃすげえ。圧巻だ。立佞武多は高さ22メートルあるらしい。大迫力である。大きいにもかかわらず細部まで細かく作り込まれている。
青森県民がやれねぶただ、いやねぷただ、と大騒ぎする理由がわかるわ。これは見事。
16:10 跳ね橋
通路の一部が跳ね橋になっている。これが開いて立佞武多を外に出すらしい。
16:10 立佞武多・2
5階相当の高さから螺旋スロープ状の通路がつながっていて、1階まで降りる仕組み。
下に行くにつれて見上げる形になるので、ぽかーんと口を開けて眺めてしまう。
いやあ、見応えあった。入館料650円なんて安いものだ。
セット850円でついでに入った美術展示はしょぼかったけど。