uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

道東道開通記念乗り潰しのはずがどうしてこうなったの旅 その2

14:59 セトセ温泉


チェックイン指定時間ちょうどに到着。携帯圏外、テレビは衛星のみ、素泊まりだけの自炊宿。アクセス路の山道はここから先、冬季通行止めになる。建物もほどよく年季が入った、鄙びた秘湯感ただよう温泉。ここでゆっくりするのが今回の主目的。

客室はこんなかんじ。お世辞にもきれいではないが、十分だろう。FFヒーターが入っていて室内は暖かい。洗面台が部屋についているが、入ってみると水がちょろちょろと流れっぱなしになっていた。おおう、なつかしいな、これw その昔、いまほど断熱性の高くなかった北海道の家では、冷え込んだ夜間などに水をほんの少し流し、凍結しないようにしていたのだ。久しぶりに見たw

荷物を置いて着替えたらさっそく入浴。アルカリ性単純泉。源泉掛け流し。温度は40度くらいか。ぬる湯で長風呂可能。内湯のみだが、ゆったりできる。画像は上がるとき無人になったので撮影。単純泉だが、体がよくあたたまるいい湯だった。

休憩所もあり、その脇が飲泉場になっている。蛇口から温泉w 愛媛では蛇口からポンジュースが出るらしいが。そういえば、自炊の流しや部屋の洗面台から出るお湯も、もしかしたら温泉かもしれない。湯船でも贅沢に掛け流していたし、湯量は豊富なようだ。

休憩所には萌えキャラ?表紙のうんちく冊子があって脱力。これ誰の絵ですかね。もしかしてオリジナル?

その後部屋に戻り、衛星放送の映画を見ながらまったりと過ごす。WOWOWスターチャンネルなど4チャンネルが視聴可能。『ソーシャル・ネットワーク』などを見る。要約すると「あいてーやらなんやらいうよくわからん奴らの生態」。つまらなかった。鬼才フィンチャーも過去の人か。

21:53 自炊夕食


20:00 から21:00の清掃時間が過ぎてから2度目の入浴をし、夕食タイム。カセットコンロは宿備え付け。コンロ、調理台、包丁、食器、鍋など調理道具は一通りそろっているので、食材を買っていけば手の込んだ料理も可能だ。料理は得意な方だが、さすがに面倒なので軽くすませる。豚もつアルミ鍋をつつきつつ、ビールを1本。宿の自販機で買ったら460円という温泉物価にしても高めの設定。もう1本買っていけばよかった。ま、お布施ということにしておこう。その後持参の焼酎に切り替えて0時前に就寝。

07:08 自炊朝食


6時起床。朝風呂に入ってから朝食。朝カレーならぬ朝ハヤシ。アルファ米をレンチンして湯せんしたレトルトハヤシをかけるだけの簡単なお仕事。食器は宿のもの。こちら1食176円とお求めやすいお値段になっております。

09:23 養殖池?


再度入浴したのち、チェックアウトする。宿前の池に大量の魚が泳いでいるのに気づいたが、魚種はわからず。養殖してるのかな?たぶんこの水も温泉。
さて、帰路だが、ラジオのニュースを聞くに、どうも岩見沢周辺がまたまた暴風雪になっている模様。こりゃ早く帰らにゃまずい、ということで最短ルート、つまり来た道を戻ることにする。だがよくよく考えたら、この選択は大間違い。道東道ってのはわりあい雪の影響の少ない場所を走っているのである。それに対し旭川札幌間というのは、音に聞こえた豪雪地帯。悪天候なのにそっちのルートをとってどうする。多少遠回りでも道東道で行った方が帰りは早かったに違いない。どうしてこうなった。

11:50 らぁめん食堂NOBu


無料区間最終ICの比布北で降り、旭川で昼食。目当ての店、たしか日曜定休だったような…と思ったら、やっぱり休み。近場でラーメンを食っていくことにする。
「天金五条」と冠するこの店、有名店の天金が近くにあるので間違える人が多いようだが、店の人に聞くと「関係ない」と答えるらしい。先代が天金の支店を経営していて、死後に2代目が独自に味を完成させたらしい。うん、そりゃ関係ないよね。下手なこと言ったら大人の事情でめんどくさくなる。

Aセット(しょうゆ+ライス)を注文。これで650円だからかなり安い。とんこつ魚介の旭川スープに低加水旭川麺、味は…おお、これ天金の味に近くないか?天金で食べたのがかなり前なので記憶がはっきりしないが、いい線は行っていると思う。コストパフォーマンスもいいし、いい店じゃないかな。ただまあ、自分的にも天金はかなりうまかった記憶があるので、がっかりして帰る人の気持ちもわからないでもない。
この店は昼営業もあるが、チャーシューやメンマをつまみに一杯飲んで、シメにラーメンを食って帰る、みたいな利用もできるようだ。個人的にはそっちの方が魅力的w そういえば内装もカフェバー風だった。

14:26 雪に埋もれる岩見沢の惨状with自衛隊車両


道央道岩見沢から先吹雪で通行止めになっているらしい。しかたなく下道、12号を延々走ることにする。旭川市内を出ると、今日も視界50メートルを切るほどの豪雪。これが滝川でからりと晴れた。岩見沢に入るとまた雪がひどくなり、江別手前ではついに20メートル先が見えない状況に。しかしこれも、275に合流するとからりと晴れた。ひどい…これはひどい岩見沢だけピンポイントで豪雪が降っている。何かに呪われているに違いない。

16:00 自宅着

道央道通行止めの影響で岩見沢市街では大渋滞にはまったが、この天候にしてはおおむね流れはよかった。さすがに気疲れしたものの、本日も無事故無検挙。ありがたいことです。では御主人の御近影をば…

「1週間ずれてるにゃ」
ば…バラさないでください…忙しくて旅行記書く暇がなかったのです。
「余すところなく撮れにゃ。おいらの愛くるしい姿を」

まとめ

走行距離 639.5km


交通費 400+3600+300 +ガソリン代(推定40リッター)
宿泊費 4175
食費 800+650+358+88+88+88
酒代 284+460
飲物等 125+250+120+125


合計 \11,911- +ガソリン代(推定5,800)

反省点

・どうしてこうなった。

感想等

・返す返すも、岩見沢は悲惨。