uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

網走散財旅行 その3

11:42 網走監獄


天都山ふもとにある網走監獄まで移動。これぞまさしくベタな観光地。しかし自分には、有料の資料館等には入らないという先祖伝来の禁忌が存在するのである。
じゃあ何をしにきたかというと、昼飯を食いにきた。

11:42 番外地食堂


網走監獄名物、実際の受刑者が食べているメニューを再現した監獄食。夏期は博物館内にある、実際に食堂として使われていた建物で食すことができるのだが、冬期間は入り口脇にある番外地食堂で提供している。麦3米7の麦飯、焼き魚、小鉢、サラダ、みそ汁の構成で、Aがさんま、Bはホッケ。各数量限定。監獄食Aを注文してみた。

いやこれが、なかなかうまい。魚は当然冷凍物でたいした味ではなく、見かけも頭とわたが落とされていて残念だが、小鉢の切干大根や春雨サラダはそれなりに食える。麦飯も嫌いではない、というかむしろウェルカム。なにより1食600kcalはとてもヘルシー。毎日これだとうんざりするだろうが、ネタとして食べてみるには十分な味だ。ただし、さすがに値段は高い。Aで700円、Bで800円。値頃感としては500円くらいがいいところだろう。ネタ価格と考えればなくもないかな…微妙。
普通の休憩所兼食堂なので、麺類や丼ものなども注文できる。これだけでは物足りないという人にも安心。

12:40 あったか網走会場


網走監獄のみやげ店でネタを仕込んだあと、氷結した網走湖で開催されているイベント「あったか網走」の会場に移動。この厳寒期にあったかの名を冠するとは逆説的にもほどがある。
基本、家族連れターゲットのイベント。子供を遊ばせてナンボであろう。バナナボートやすべり台できゃいきゃいはしゃいでいる子供たちを不審者一歩手前で眺めつつ、会場をひとまわり。

すべり台

こびと雪像

オホーツク文化紹介テント

熱気球

やる気のないポニー

熱気球は夜間限定で飛ぶらしい。おそらくロープでもやってまっすぐ上空まで上がるだけだと思うが、会場がライトアップされると上からの眺めはよいだろう。
馬そりを曳いていたポニーは、ずっと雪壁に鼻先をくっつけたまま、子供たちにいいだけ撫で回されても無反応。眠かったのか、人間が多くてうざかったのだろう。
すぐそばの高台には網走観光ホテルがある。期間中の週末には花火の打ち上げもあるようなので、宿泊してみるのもいいかもしれない。

13:31 網走駅へ


いい時間になったのでバスで網走駅へ戻る。大曲のあたりで網走川に白鳥が浮かんでいるのが見えた。
うーむ、また動物フォルダ充実のチャンスを逃した。

14:02 流氷特急オホーツクの風 復路


帰りもオホーツクの風に乗車。席はスイッチバックする遠軽まで先頭になる車両。こんどは1階建てだが、視界確保のため駆動部が座席床下にある構造で、やはり車内は狭い。
満席だったようだが、ほぼ居酒屋列車状態で乗っていたので、うっすら記憶があるのは丸瀬布過ぎくらいまで。ビール2本ワイン2本飲んだら爆睡してしまった。

20:10 自宅着

37時間で帰宅。時間のわりには盛りだくさんだった。やはり特急移動は違うねえ…

「またこんなもの狩ってきたにゃ」
御当地萌え菓子を見ると買わずにはおれない体になってしまいました。「黒い恋人」は網走監獄で思わず吹いたので衝動買いです。
「訴えられるにゃ」
意匠が似てないので大丈夫なんじゃないですか。なかなかうまいです。

[まとめ]

交通費 14000+3300+280
宿泊費 2900
食費 800+5500+700
酒代 270+270+500+530+530+489+600+579+600+600
その他 150+300+150+280+265+735


合計費用 /34,028-

反省点

・船上でGPSトラックをとれなかったのが痛恨のミス。荷物をコインロッカーに預けたとき、GPSつけっぱになっていた。

感想等

・覚悟の上とはいえ、かなり金使ったなあ…
・あと飲みすぎ。
・雨男のくせにまた天気に恵まれた。反動が怖い。