uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

大沼まったり1泊旅行 その1

要旨

まったり1泊したい。

計画

ある手段を使って割安に利用できるホテルが大沼にある。
試しに行ってみよう。

行程

0610 自宅発
春分の日も近いとなれば日本全国的に春である。北国にも春の兆し。ここ数日の好天と陽気で積雪量はぐんぐんと減ってきている。
だがこの2日間は寒の戻り。広範囲に吹雪予報が出ており、交通機関への影響が心配だ。


0928 東室蘭駅

3852M 小樽発新千歳空港快速エアポート62号 0648札幌→千歳0719
2726M 手稲東室蘭行 普通 0726千歳→東室蘭0904
うとうとしながら東室蘭へ到着。1時間の接続待ち。

ひまなのでイオン方面へむかうと鳩山会館の前を通りかかる。終始夢のようなことばかり口にし、今もなお、お花畑なポエムをつぶやきつづけている現代の詩人、鳩山兄の地球前線基地だ。人気はまったくなかった。ひとけ。
イオン敷地内にマックがあるのをみつけ、そういえばマックカードを持っていたと思いだす。楽天と提携している、限りなく黒に近いグレー(詐欺的な意味で)なクイズ懸賞サイトのキャンペーンで、あらかじめ答えがわかっている問題に答えてゲットした500円券。楽天ポイント250円ぶんと引き換え。むろん一回きりで、二度と利用するつもりはない。ソーセージマフィンを注文し400円のおつりをもらう。差し引き150円の収入。


1159 長万部駅

474D 東室蘭長万部行 普通 1005東室蘭長万部1153
日本有数の秘境駅・小幌で降りた勇者が2名いた。この時期積雪で本当になにもできないと思うのだが、次の列車が来るまでの3時間半、どうやって過ごしたのだろう…謎だ。スノーシューでも装備していない限り脱出は不可能なはず…
東室蘭朝マックしちゃったので、長万部では必然的に温泉で過ごすことになる。


1201 丸金旅館

長万部温泉ホテルの道路をはさんで向かいにある温泉旅館。泉質は同じ。高張性ナトリウム-塩化物泉。ほぼ透明うっすら笹色、ごく軽い硫黄臭、なめると塩辛い。

内湯は44度の高温湯と41度の中温湯。循環、消毒、加水はないと思われ、高温湯は源泉。中温湯は止め湯のように思われたが、構造は不明。浴槽は両方とも4人はいれるかどうかの大きさ。

小さいながらも露天がある。2人でせいいっぱい。こっちも源泉かな?外気温が低いため、ぬる湯になっていて、自分的には快適な温度だ。せっかくなのでゆっくり漬かっていたら、駅へ戻る予定時間を10分ほどオーバーしてしまった。あぶない、あぶない。さらに湯上りはかなり疲労感を感じた。高張性温泉にたっぷり漬かっていたせいだろう。体から水分を抜かれた感じ。
設備は小さく建物も古いが、老朽化したなかにも一定の清潔感はあった。なにより湯がいい。日帰り500円はお得と言えるだろう。


1537 大沼駅

2844D 長万部発函館行 普通 1328長万部→大沼1536
目的地は大沼公園駅だが、砂原回りの支線に乗ってきたため大沼駅で下車。本線にある大沼公園駅まで行くには、本線経由の下り線に乗らなければならない。かなりの待ち時間がある。
2km弱の距離なので、徒歩で移動する。雪の少ない道南なので危険はまったくない。


1557 大沼公園駅

大沼はごく普通の田舎の駅だが、大沼公園まで来ると、かなり観光地然としてくる。
宿はここから車で15分ほど。さすがに歩く距離ではない。無料送迎バスが出ていて、1人でもOKらしいのでお願いしていた。だが、約束の時間になってもあらわれない。10分ほど待って電話してみると、渋滞に巻き込まれて遅れるとのこと。うむ、間違いなく蕎麦屋の出前ですな。
結局15分ほど遅れ、バスじゃなく8人乗りワゴン車が到着。なるほどね、このすぐ後に大沼公園駅に止まる特急に乗ってくるとしたらいい時間だ。各駅に乗って大沼駅から歩いてくるなんて考えてもいないのだろう。…普通は考えないわなw
まあ1人客なのに送迎してもらうだけで十分ありがたいことです。


つづく。