uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

羅臼岳登山 その4

1043 斜里方面@山頂

1043 羅臼方面@山頂

1043 ウトロ方面@山頂


下山前に斜里方面も撮影。中央部に羅臼湖、左側に知床横断道路。斜里岳は雲にかくれて見えない。
山頂にはガイドが数人たむろして話をしており、なにげに聞いていると今日はあそこに何頭いたとか言っている。おいおい、マジですか…w このあたりには7頭くらいが互いに縄張りを持っており、人が接近しても全然気にしないとか。山を知り尽くしているガイドの世間話はおもしろいですな。

1255 下山


休憩込み2時間10分、休憩なし2時間。全体で休憩込み6時間、休憩なし4時間50分。
下りが妙に疲れた。休憩時間をとってないからか。先々週のトムラウシからの下山では筋肉痛がなかったが、今回は次の日に多少残った。累積標高としてはこちらのほうが少ないはずだが。先週の150km走行のダメージが残ってたのかも。

1309 岩尾別温泉 ホテル地の涯


ザックを下ろし靴を履き替え、とりあえず汗を流す。登山口が温泉宿だと便利ですなあ。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。源泉高温のため加水、掛け流し。広い内湯と混浴露天がある。
露天はもうどこからどう見ても完全なる混浴。内湯から露天に出るドアを開けたら、女湯から露天に出るドアも見えるもんね。通路を少し行った先に2段の露天があるが、そこまですべて混浴スペース。ド近眼ド乱視なので、足元がすべる温泉ではいつも温泉専用メガネを装着するのだが、混浴でメガネをするのはあらぬ疑いをかけられそうで、少し抵抗ありますなあ。まあ若い女なんて絶対入ってこないけどね。あとこの露天は、客室からも丸見えだ。深夜などに混浴にチャレンジしようとしている女性がいたら、そこも気をつけたほうがよろしいかと。
やはり湯は熱め。この日は気温も高く蒸し暑かったので、早々にあがる。前日のロングドライブと今日の登山で疲労がたまり始めており、あまり長湯するとさらに体力を搾り取られてしまう。
この宿の近くに無料の混浴野湯露天があるのだが、様子を見に行くのをすっかり忘れていた。いるのが男だけで混んでなかったら是非入浴したかったのだが…残念。

1420 道の駅 うとろ・シリエトク



昨日から何度も行き来していたウトロの道の駅まで戻り、はまなすこけももソフトを消化。
あとは420kmほどを走破して帰宅するだけだが、その前に…

1435 ウトロ漁協婦人部食堂


1030に山頂でおにぎりを食べただけなので、ウトロで補給していく。このあたりの情報はまったく持っていないので、ネット上の口コミを調べた結果候補をいくつかに絞り、結局ここを選択した。口コミではウニ丼がうまいとかそういう話ばかりだが、この時点では「知床のウニは冬が漁期」と思っていたので、頭から除外している。後で調べたら羅臼は確かに1〜6月だが、ウトロ側は5〜8月みたいだ。とれてるのか一応聞いてみればよかった。
注文は直接メニューを見て決めようと、ノープランで入店。鮭親子丼というメニューを写真つきでプッシュしていたので注文しようとすると、鮭じゃなくてカラフトマスだけどいい?という返事。えー、時鮭じゃないのー?
じゃあ少しでも海産物っぽいものを、ということで焼き魚定食(ホッケ)を注文。

ホッケは肉厚で北海道基準でも大ぶり。このサイズを道内のスーパーで買えば300〜500円くらいだろう。1200円という値段は多少高いが、原価率的にはまあ有りといえば有りか。ご飯のおかわりができるらしいので、その点はよいと思う。
焼き魚定食以外のメニューとしては、鮭親子丼が1600円、ウニイクラ丼が2000円、イクラ丼が2000円、ウニ丼が2500円。この5品が飛びぬけている。他の定食やラーメン、丼ものなどはリーズナブルな価格での提供となっている。
結論として、この店は観光客が海産物目当てに行く店じゃないと思う。基本的に、地元の人がラーメンや丼ものなどを日常の食事として常食する店だろう。訪問するならば、観光客モードではなくC級D級モードで行くべき。それならば満足度は高いのではないかと思われる。
偏向した口コミにだまされるな、って話。

1900 いってつ庵ラーメン村店


胃にはまだ若干の余裕がございます。休憩もかねて旭川で食っていこう。とはいっても、それほど腹が空いているわけではないので、軽くラーメンにする。特に調べていないので郊外店にたどりつくのは難しく、市内中心部は駐車場代がかかる。何も考えなくてすむラーメン村へ。本店未訪の店はほとんどないので、消去法的にこの店を選択した。

しょうゆを注文。焦がしラードが浮いた香ばしいスープ、加水率低めのちぢれ細麺。ごくごく一般的な旭川ラーメンだ。まとまった味で普通にうまいが、特徴に乏しい。したがって、書くことも特にない。写真ではチャーシュー3枚のように見えるが、これは2枚。そこだけ注意。
めったに来ない観光客が旭川ラーメンを食べるならお勧めできる。本当にごく一般的な味だから。普段から食べてる人にもお勧めかな。標準的で安心感がある。自分のように中途半端に旭川ラーメンを食べつけてる場合、何か特徴を求めたくなるので「普通じゃん」という感想になる。
まあしかし、ラーメン村の存在意義からして、それでよいのだとも思う。地元の有名店を一同に集めて、観光客や地元民を集客するのが目的だろうから、それはそれで正しいのだろう。
なんか上から目線ですみません。念のため強調しておきますが、普通にうまかったです。

2220 自宅着


12号経由で帰ったらかっ飛ばしている車がいて、ありがたく追尾して快走。捕まるのは先頭の車だけだからねw しかし途中でもう1台飛ばす車があらわれると、競り合うようにしてさらにペースを上げ、爆走していってしまった。どこのレース会場だよw さすがにあそこまではついて行けん。危険だ。
そのあとは常識的な速度で進み、出発から40時間で帰宅。いやー今回はさすがに疲れた。
「蒸し暑いにゃ」
蒸し暑いですねえ。下山途中に下界の気温と湿度がぐんぐん上がってきてびっくりしました。札幌に帰ったらもっと湿度があって二度びっくりです。およそ北海道らしくない湿気ですね。気温も30度越えが数日続いてます。正直つらい。
「クーラーを要求するにゃ」
いやもうホント、クーラーがほしいくらいの気温と湿度です。来週も暑さが続くらしいですよ…ほら、やっぱり猛暑になった。気象庁DisRespectですよ。

まとめ


移動距離 1037.1km


平面距離 13.764km
沿面距離 14.272km
累積標高 1499m
所要時間 05:54:32
行動時間 04:48:03


交通費 400+5350 +ガソリン代(推定60リッター)
宿泊費 400
ソフト 250+300
温泉 500+100+800
食費 980+1200+700+618
飲料等 98*2+126+130

合計費用 \12,050- +ガソリン代(推定3830)

反省点

旭川を出てからひどい頭痛に襲われ、息絶え絶えで帰宅。たぶん首こりと眼精疲労
・2日で1000キロ越えのロングドライブ+行動時間5時間の登山。ここが体力の限界か。

感想等

・登りのGPSトラックがポイント飛びすぎで使い物にならなかったので下りのみ採用。グラフ割愛。
・往復1000km超えた。新幹線営業キロで言うと、東京-新山口間。1日目が東京-新大阪、2日目は新大阪-新山口くらいの距離感。
・最近知床では観光客がクマに異常接近したり、中には餌やりしたりする馬鹿もいるという。人間=餌持ってると条件づけられたクマがどういう行動に出るか考えていただきたい。想像力なさすぎ。