ちょっと昼飯食ってくる

要旨

全国的に大荒れの天候。ここ札幌でも土曜午後から日曜早朝にかけて、ちょっとしたブリザードが吹き荒れていた。こういう週末は家で過ごすのが一番…普通の人はそう思うよね。チャンス！

計画

普通の天候では混んでいて入れない超人気店を攻略に行く。

行程

0915 自宅発

前週、車庫前に積もった膨大な雪を涙目になりながら2時間かけて除雪したので、車庫出しはだいぶ楽になっている。それでも前日からの暴風雪で雪が降り積もってるだろうから、除雪してから出発しようと0900に家を出たら、30分かける予定が10分で完了。風はかなり強かったが降雪量はそれほどでもなく、おまけに風が雪を吹き飛ばしたらしい。

0919 札幌市内＠暴風雪一過

そういうわけで今回の暴風雪の影響はほとんど残っていないものの、札幌市内の積雪深は平年の1.5倍。排雪が追いつかず、生活道路には雪山の壁ができている。
だがそれも、さすがにもう終わりだろう…今週は気温が上がって雪解けがすすむはず…今日が最後の雪かきだったはず…たのむ…(北海道民心の叫び)

0954 望来の絶景坂

えらいもんで、ほとんど車が走ってない。なんだこりゃ。日曜日の10時ごろなんてそれなりに交通量のある道路なんだけどなあ。お出かけを控えた人が予想以上に多かった模様。
スイスイ進んで望来へ到達。あいかわらずここの坂は絶景。海が見えたとたんテンションMAX。空はどんよりしているが。

1011 到着が早すぎた厚田港

早く着きすぎてしまったｗ夏道なら40kmで1時間弱の距離、冬道なのにほとんど所要時間かわらず。
しかたない、前浜の様子でもながめて時間をつぶそう。こういう小さな集落でふらふらしていると100%不審者認定されるので注意が必要ではあるが。

1053 かねとも寿司

ものすごいボリュームで有名な厚田の寿司屋。かなり以前から有名店で、何度か訪問を試みているものの毎回行列ができていて断念している。おまけにミシュラン北海道に掲載されてしまったため、それ以降は混雑の度をさらに増しているとのうわさ。こういう店に行くには、やはり真冬、荒天の日しかあるまい。
開店10分前に着くとすでにのれんがかかっており、店内には先客が2組。目論見どおりすいている。夏場の好天の日なんてホント行列だからね。小さい集落に、ここと朝市にだけは人があふれる。混雑店なのでカウンターには詰めて座るように指示され、お茶はセルフサービス。おしぼりだけは持ってきてくれる。

フラッグシップメニューの最特上寿司を注文。ホタテ、マグロ、なんだっけ？、ホッキ、クジラ、甘エビ、巻貝？、サーモン、イクラ、ハマチ？、ウニ、タコ、赤貝？、光り物？、カニ、白身？。ぜんぶで16貫。わからないネタが多数あるのは自分の知識不足です。

通常ならこのボリュームで十分腹いっぱい。だがこの店には、名物となっている追加サービスが存在する。大将がぼやき口調でなんだかんだ言いながら、必ず出てくるのだ。ボイルホタテ、タチ、塩カズノコ、たこまんま、白身？、卵焼き、巻物3切れ。締めて22貫相当だ。これで満腹にならない人は、そうはいないだろう。
クジラやたこまんまなど、めったに食えないネタ(たこまんまなんて食ったの20年ぶりくらいだ)や、真ダチみたいな新鮮じゃないと食えないネタを含んで、このボリュームで2000円。文句なく安い。超人気店なのもうなずける内容だ。
ただし。大将のキャラが濃いのは困ったもんだ。自分わりと苦手ｗ

1217 あいの里温泉なごみ

裏の道道を使って当別に出ようとしたら、地吹雪に巻かれていつのまにか231号に戻ってしまった。なんのこっちゃ。まったく雪が降ってなくても、強風が吹くと風が雪を巻き上げて視界不良になる。石狩平野はこれがこわい。
不必要な遠回りをしてしまったけど、予定通りあいの里の温泉へ。札幌市内どん詰まりの分譲ニュータウンで最近掘り当てた温泉。開業が2年前だったかな？小さい施設だし、一応市内だし、混雑している情報というがあって敬遠していた。ここも人出が少ないだろうことを期待しての訪問。
ナトリウム-塩化物強塩泉。かなり塩辛いお湯。一部浴槽のみ源泉掛け流し、塩素消毒あり。源泉掛け流しが最大の売りであるが、浴槽は小さいし全体に作りが狭苦しい。混雑時はイモ洗いになるだろうことが容易に想像できる。休憩所もなく、小さな食堂があるのみ。駐車場だけは無駄にでかい。
湯量が少ないので施設を大きくできなかったんじゃないかとは思うが、土地はでかいのだから、沸かし湯浴槽を作ってでもキャパを上げたほうがいいのではないか。全体にコンセプトがよくわからない施設だった。通常420円(この日は割引で390円)の銭湯価格だけは評価できる。