uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

北海道お遍路計画始動・定山渓温泉

要旨

ゴールデンウィーク終了後、平日は晴天続き。そしてまたこの土日だけ雨マーク。土曜日なんて終日強い雨が降り続く始末。モウカンベンシテクダサイ…
だが、土曜日の午後に天気予報を確認したら、日曜が曇り予報に変わっているではないか!自転車で走りに行くぞ!

計画

今シーズン2回目なので7〜80kmとすると、定山渓か小樽になる。まだ寒いし、定山渓で温泉がよさげ。
松前で知った北海道八十八箇所霊場の札所が230号沿いに2つあるので、回ってこよう。

行程

0840 自宅発

平日は快晴の日もあるのに、休日になるとかならず雨が降るここひと月。誰かがシナリオを書いているとしか思えない。なんの嫌がらせか。
ほんと久しぶりに雨なしの休日。

0856 水穂大橋定点観測


雲の切れ間から青い部分も覗けるが、この後どんどん雲が厚くなり、青空を見ることはなかった。朝7時くらいは太陽も出ていたんだが…まあ雨が降らないだけで十分だ。

0932 札幌市交通局豊水すすきの駅食堂


自宅に食料を切らして朝食をとっていないので、今日は出がけにメシを食っていくことにする。休日の朝9時に食事というと、どうしても24時間営業のファミレス、牛丼、ファストフードあたりになってしまうが、札幌市内には強力な味方が存在する。市営地下鉄の食堂だ。すすきの、大谷地、ひばりが丘の3か所にある、基本的に職員向けの食堂。一般市民も利用可能で、低価格かつ、どの食堂ももれなく盛りがいい。さらに平日なら朝0730、休日は朝0800から営業している。自分的にはド真ん中ストライクだ。
外見はどう見てもただのオフィスビルだが、遠慮なく入っていく。エレベーターも設置されているが、食堂は2階にあるので、階段で。途中に「関係者以外は通り抜けできません」という注意書きがあるが、食堂利用なら気にしなくていい。ずんずんと進む。2階に上がると正面に食堂。
メニューは麺類、カレー、定食など、一般的公営食堂のラインナップ。定食は朝からでも可で、普通盛り480円、大盛り550円とたいへんリーズナブル。B定食(大盛り)を注文。食券制だが、職員さんはだいたいメニューを告げてから食券を購入していた。

メインは中華風とろみ炒め。豚肉、にんにくの芽、たけのこ、にんじん、白菜がピリ辛に味付けされている。副菜はベビーホタテとマカロニ、水菜などのサラダ。ここにベビーホタテは意表をつかれた。それにご飯、味噌汁、たくあんがつく。これは大盛りなので、ご飯の量はけっこうある。1合はないかな?いや、ちょうど1合くらいか。おかず量も多いので、大盛りでちょうどよかった。むしろ普通盛りだとおかずをもてあますかもしれない。
味はまあ、多くは言うまい。ごくごく一般的。要するに学食や社食の味ですよ。だが、朝9時にこの価格でこれだけの量を食わせてくれる店は、ほかに知らな…いや、知ってる。半田屋に匹敵する。
自分のように朝から安く大盛り飯を食いたい、という需要がどれだけあるかわからないけど、そういう人には特にお勧め。

1120 渓流荘


まいどおなじみ定山渓温泉。今回の立ち寄りはここ。札幌市職員共済組合保養所、渓流荘。定山渓には札幌市職員や北海道警など公的機関や、一般企業の保養所が多数存在する。企業保養所は一般利用できないが、公的機関のものは関係者以外も利用可。北海道警互助会保養所はそれほど混み合わないが、こちらは人気があるようで、駐車場はいつも盛況(画像は営業時間前)。渓山荘のほうが安いのに。でも渓山荘に行くと住所氏名電話番号を記入させられて、後日電話がかかってきたからな…着信履歴の番号をぐぐったら警察からだっという…結局それ以後電話はなかったが、ちょっと恐ろしい。
ナトリウム-塩化物泉。内湯は加水・循環だが、露天は熱交換方式で適温にした源泉掛け流し。残念ながら塩素消毒はあり。定山渓温泉街の真ん中なので眺望は望めないが、定山渓で源泉掛け流しはめずらしい。源泉が60度ほどの高温なので、だいたい加水している。
ほぼ露天で過ごしたが、湯温はちょっと高めかな、自分基準で。食塩泉は保温力が高く、予報より雲が厚くて気温が低かったので、ちょうどよかったもしれない。

1233 北海道八十八箇所霊場 68番招福寺

1252 北海道八十八箇所霊場 69番淨徳寺


八十八箇所めぐり、始動。松前の阿吽寺をスタートとします。参るわけでもなんでもなく、写真におさめて八十八寺コンプリートが目的。順番も適当。お遍路って何をするのかよくわからんし。スタンプラリーみたいなもん?
なお、番号と寺名を読むときは大泉校長のリズムでおねがいします。

1328 石山緑地その1

1332 石山緑地その2


蕎麦屋で昼食にする予定で、230号と平行している地味にアップダウンのある道路をえっちらおっちら走っていったら、売り切れのため本日終了でしたとさ。13時を少し回ったくらいの時間だったのだが…やはり蕎麦屋は開店と同時に入らないとダメだな。
230号の主だった蕎麦屋はすでに通り過ぎているので、昼食ポイントを見失った。なんとなく真駒内の方に出てみる。石山緑地は火山灰が凝固した「札幌軟石」の石切場跡を公園にしたもの。印象的な光景のスポット。ボルダリングのトレーニングをしている人がいた。

1409 豊平川氾濫寸前@一条大橋


真駒内公園まで出たが、特にピンと来る店もなく。豊平川右岸を走って一条大橋を渡り、市内中心部へ。結局ふられたけどね。
豊平川は雪解け水、最近降り続いていた雨、昨日降った雨でものすごく増水している。場所によっては、あと数十センチ水位が上がればCRまで冠水しそうな状況。

1453 渤海飯店


昼食ポイントを2回もふられたあと。じゃあホームグラウンドの北光線あたりで…と思っていたら、これもふられちゃった。満を持しての4店目。
ランチが安い中華店。土日を含めた毎日、開店から17時までランチを注文可能で、日替わりランチはなんと399円という破格の値段。他のランチメニューも682円(650円+消費税)を中心に各種揃っている。夜遅くまで営業していることもあり、非常に使い勝手がよい。
すべてテーブル席で、小3、中1、大1。奥に広間もある模様。ライティングのよい、大テーブルの窓に近い席を確保しようとしたら、奥側のテーブルに案内されてしまった。基本的に奥から詰めたいみたいだ。
ランチメニューをながめていたら朝食も中華風炒め物だったのを思い出し、炒め物系を避けて麻婆豆腐かけライスを選択。ここの麺類はちょっと微妙なので。

巨大な皿にご飯がこんもりと盛られ、その上に麻婆豆腐がどっさりかけられている。サイドにサラダ、ザーサイ、たまごスープ。ボリュームたっぷりだ。麻婆豆腐は大粒のひき肉が入っている。わりと辛めだが、四川風の辛さではない。日本式麻婆豆腐の味で、これはこれでうまい。
評価的にはあまりよくない店なのだが、自分はまったく問題ないと思っている。本格中華料理店だと思うから、期待をはずされるんじゃないか。基本的にここは、大衆中華料理店だ。ボリュームがあって味もそれなりの料理を、安く食わせてくれる店。そういう視点で見れば、評価も変わってくると思う。

1510 自宅着


「石抱きの刑にゃ」
ふふふ…今回はきつくないですよ。前回は25kmで電池切れでしたが。急に筋肉を使ったので筋肉がびっくりしたんじゃないですかね。今日は70km走りましたが余裕です。
「2時間このままにゃ」
えっ…

まとめ


走行距離 71.83km
走行時間 03:42:52
所要時間 06:24:11
累積標高 1017m


食費 550+682
入浴費 700
飲物等 98

合計費用 \2,030-

反省点

・予定の店にふられたときの迷走ぶりは異常。第2、第3候補を用意しとかないとだめだ。
・トンネルをくぐるとその部分標高差がはねあがるのに気がついた。そりゃそうだ。平坦なトンネル部分を地形図上の標高差で計算するわけだから。ポイントを間引かないといかん。

感想等

・勇んではじめたものの、北海道の面積って四国の4倍以上あるんだが…先は長いぞ…