uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

風不死岳登山 その2

1154 正面徳舜瞥山&ホロホロ山、左側たぶんオロフレ山

1154 羊蹄山と尻別岳

1154 恵庭岳、奥に札幌岳や無意根山

1155 樽前山



昼食をとりつつ30分以上の大休止。カップ麺も担いできたが、水の残量が不安だし、この体調ではちょっと敬遠してしまう。おにぎりを2個食って終了。2個めは食いたくなかったが、むりやり詰め込んだ。こりゃ本格的にダメだ。疲れ切っている。今考えると、ここはチョコレートを食っておくべきだった。なんのために高カロリーの非常食を持ってきてるって話だ。これも反省ポイント。
飯を食っあとは、例のおばはんたちが傍若無人に騒いでいる横でぼーっと景色をながめ、体力回復をはかる。快晴で展望はすばらしく、登ってきた甲斐があったというものだ。低空がもやっているのは、この季節ある程度しかたない。動画もとってみたので、美しい山頂にこだまするおばはんたちのトークをお楽しみください。なんだかなあ。

1231 鎖場


1200下山開始。下りは息が切れないので、登りほどつらくはない。ただし足にはこたえるので、岩場で踏み違えないようにだけ注意する。
これはコース中唯一の鎖場。4〜5メートル程度の岩登りだが、下部に足をかけるポイントがないので鎖場になっている。登りは余裕がなくて、乗り越えるだけでいっぱいいっぱいだった。下りでは写真を撮るくらいの余力はある。

1324 単調なトラバース路


樽前山エリアまで戻ってくると、荒涼とした裾野を延々とトラバースしていく。傾斜はほぼないので、トラバースというより高山台地を歩くのに近いか。この道がとにかく単調。何もない道を粛々と歩き続ける。飽きる。すげえ飽きる。

1335 下山


下り休憩なし1時間20分、休憩込み1時間35分。全体で休憩なし4時間10分、休憩込み5時間50分。
無事生還いたしました。天候悪かったら途中で引き上げたな。ひょっとして水が切れるかもと危惧していたが、ちょうど下山して靴を履き替えている間に最後のひと口を消費。水がなくなる事態にはならなかったものの余裕がまったくなかったわけで、これはこれでミス。
計画だとここから苫小牧に出るはずだったが、今日の状態ではパスだ。支笏湖まで戻って温泉に入り、そのまま帰宅することにする。

1417 丸駒温泉旅館


支笏湖で温泉といっても日帰り利用は限られる。休暇村、伊藤温泉、丸駒温泉の3択。どれも行ったことがある。長く休業していた北海ホテルが買収されたとかで復活が待たれるが、支笏湖駐車場の目の前にあるためものすごく混みそうだ。
今回は丸駒温泉にしてみた。ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉。源泉掛け流し。日本秘湯の会の宿。立地的にはたしかに秘湯だが、非常に人気が高く、日帰り時間帯は常に駐車場がいっぱい。1台ずつ入れなくなると、奥から縦に駐車してキーをフロントにあずける方式をとる。なので、一見して駐車場が埋まっていても、あわてず騒がず従業員の誘導を待てばよい。
湯温高めの内湯と、眼前に支笏湖、正面に風不死岳を望む露天。そしてもうひとつ、内湯とは別の通路が脱衣所から伸びていて、その先にこの宿の目玉である天然岩風呂がある。砂利がしかれた足元から自然湧出しており、岩で支笏湖と区切られている。温泉がわいている場所を湖面から切り取った格好だ。水位は支笏湖と連動しており、季節・雨量によって深さが変動する。これは伊藤温泉も同じ方式。
この日の水位はへそのあたりだった。ちょうど1メートルくらいか。肩までつかるには中腰になる必要があるし、立っていると手の置き場がわからない。ちょうどよい高さの岩に腰掛けられるとよいのだが。ほどよくぬる湯なので、水位がちょうど良いときは天国だろう。

1700 自宅着

どうにも食欲がないのでそのまま帰宅。道路はそれほど混んでいなかったが、ペースが遅くはあった。支笏湖札幌間はいつも白バイが回っているので、飛ばすつもりもないですが。

「貴様…(殺る気まんまんの目)」
えっ、日帰りですのにそのジト目は…

まとめ


147.4km



沿面距離 12.053km
累積標高 1126m
所要時間 05:47:30
行動時間 04:06:54


交通費 ガソリン代(推定9リッター)
食費 98+138
入浴費 1000
飲物等 128+88+98

合計費用 \1,550- +ガソリン代(推定1,200)

反省点

・今回はもう反省点だらけ。

感想等

・謎の体調不良は次の日まで続く。どこが悪いというわけでもないのに、まったく食欲がない。
・その原因はたったひとつ…シンプルな答えだ…累積疲労だろたぶん。
・短期的な理由がなんにしろ、中長期的には体力不足に行き着くな。