uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

札幌Bグル散歩 2013年7月

7月6日 牛太郎 牛丼


通常人の胃のキャパしかないのに涼しい顔のふりをして内心脂汗を流しながら大盛りを食う協会会長件会員1名ですこんばんは。月に1度は牛太郎。ホームグラウンドですから。
前回の訪店時にタクシードライバーのおっさんが牛丼頼んでるのを見て、次はこれを食おうと心に決めていた。店名に冠する「牛」をフィーチャーした一品。マンガ盛りの定食が有名な店だが、これがルーツなのかもしれない。
量的にはこの店でもっとも軽いレベルだろう。それでも吉野家の大盛り2杯ぶんくらいのボリュームはあるが。定食のご飯にそのまま牛丼の具がかかった感じだ。サイドがないぶん余裕で入る。
味はこれ、けっこううまい。牛肉特有のくさみがなく、甘すぎず辛すぎず。それこそ吉野家に近い。これ500円だからおそろしい。吉野家で特盛りより安い。牛丼は吉野家派の自分も納得の量・味・値段。
ボリュームを求めるならやっぱり定食だけどね。

7月13日 ナポリタン横丁 温玉ナポリタン大盛り


ロメスパである。ビバ!スパゲッティ富士山が謎の閉店のあと、その穴を埋めるように北大近くに登場したロメスパ店。あれよあれよと増殖し、2号店の出店、イオンのフードコートへ進出などしているらしい。多店舗展開の早さからみて、企業系だろうか。
「パスタ」などでは断じてない、「スパゲッティ」でのカーボローディングに取り組んでいる昨今。当然ここも訪問してみなければなるまい。というわけで行ってまいりました。場所は秀岳荘のナナメ向かいだ。わかる人には一発でわかる表現。というかここにあったのかw ぜんぜん気づいてなかったw
いつもどおりに15時前後の昼食だが、客足がとだえることはなく、人気のようだ。店内はカウンターのみ。食券制なので、券売機で食券を買ってから着席。今回選択したのは温玉ナポリタンの大盛り。麺500g。
温玉ナポリタンを選んだのは店頭のサンプルがこれだったため。一押しメニューとの判断。麺量ははっきり表示されているので選びやすく、特盛り700gでまったく問題ないはずだが、初見なので一応500gに抑えておいた。
ゆで置き麺をオーダーごとに中華鍋?で炒める方式。けっこうな火力でもうもうと煙が上がる。店内けっこう煙たくなるので、服装に注意した方がいいかも。ほどなくして配膳。
皿が深いので少なく見えるが、500gはそれなりの量がある。麺は極太やわやわで、いかにもロメスパ。フォークより箸を使ってぞぞぞっとすすり込みたいくらいだ。ちなみにフォークがかなりでかい。これ取り分け用のフォークじゃないの?ってくらいでかい。
具材はエビ、たまねぎ、しいたけ、青菜。エビは若干、というかかなり冷凍焼けしていた気がする。青菜はこれなんだろうな。正統派ジャポネインスパイアなら小松菜だろうけど。全体に具は少なめ。
ケチャップの分量がかなり多くて、ちょっと味が濃い。そしてケチャップ跳ねには厳重注意。このあたりも服装に気をつけたい。あと卓上の粉チーズ、かなり出が悪いです。
細かいところに不満が残る点はあるが、気軽にロメスパを楽しめるのは強みだ。なにより秀岳荘のナナメ向かいだからなあ…たぶん買い物のついでにまたふらっと入っちゃうだろうな。

7月21日 菜の花 海鮮丼


このところカロリー摂取量が飛躍的に増大している。有酸素運動を長時間行うとびっくりするほどカロリー消費するので、少々の暴食なら問題はないのだが、肉!脂!というギトギトしたもの続きで、もう少しあっさりしたものが食いたくなってきた。
そこでピックアップしたのが、手稲前田にあるこの食堂。マグロをはじめとした海鮮を、安く食べられるという評判。新琴似2条通というマイナーな道を延々手稲方面に向かうと、石狩手稲通に合流する手前あたりにある。
見た目は場末の食堂っぽい雰囲気。周囲には店舗等ほとんど何もないので、ちょっと唐突な印象を受ける。中に入るとテーブル席、カウンター、小上がりの構成。これはもう完全に居酒屋にしか見えない。刺身で一杯…もありなのだろうけど、ここはリーズナブルな定食が売りだ。普通のカラアゲ定食とかハンバーグ定食などもあるが、刺身定食なんかも480円。内容は見ていないが、なるほどこれは安い。
480円定食にも大きく惹かれたが、お勧め品との掲示があった海鮮丼をオーダー。980円と、値段は他のメニューより跳ね上がるが、もともとが安いのであって、それほど破格な金額ではない。
ネタはマグロ、ホタテ、サーモン、イクラ、エビ。ご飯は酢飯ではなく白米。量的にはまあ一般的な量か、ちょっと少なめかも。もの足りなく感じたが、最近大盛りメシばかり食っているので、自分の胃がバカになっているだけかもしれない。
鮮度はまずまず。それほどよいわけでもないが、悪くもなかった。マグロはちょっといまいちだったかな。本来マグロ丼がここの名物らしいのだが…中トロ丼や大トロ丼のメニュー掲示もなかったように思えるし、仕入れの問題かもしれない。
評判を見聞きした限りでは海鮮の店という認識だったが、自分の感想としては、定食屋としての印象の方が強い。ワンコイン以下で定食を食える店、メイン食材が海鮮。普通は480円で刺身定食なんか食えないので、貴重な店ではある。

7月27日 ラーメン二郎 札幌店 小ブタニンニク入り


全道的に雨模様のため、完全休養に決めた週末。山行に出ようと思っていた丸2日がぽっかりと空いてしまった。花火大会が各地で開催されていたり、大通にはビアガーデンやサッポロシティジャズ会場もあるが、もとより天気が悪いから予定が空いたわけで、出かける気はしない。こんな週末は読書して過ごすのがいちばん…だけど、じっとしてても腹は減るわけ。
近場でメシを食おうと候補を考えていたところ、ピコーンと二郎がひらめいた。つい最近、三田の二郎本店で脂汗を流しながら小ブタを食ってきたばかりだ。ここはひとつ、記憶のあたらしいうちに札幌店と比較してみよう、という趣向。
土曜日は昼営業のみ1500まで。いつも1500前後に昼飯を食う自分にはギリの営業時間だ。タイミングをはかり、1430に訪問。店舗前に行列はなかったが、ちょうど学生(?)が大挙して押し寄せたばかりだったらしい。店内のベンチに10人ほどの待ち。しばらく待つはめになった。グループの連れが食い終わるのを席で待っていたりするような光景も見られたが、二郎でそれやると白眼視されかねない。ギルティ。
15分ほどで着席。5分ほどで提供。食券は小ブタ、トッピングコールはニンニクのみ。観察していたところ、野菜はノーコールでこの量らしいので、「ニンニク入れますか?」に「はい」と答えただけ。量を減らすには野菜少なめコールが必要。
で、味であるが…うむ、二郎だ。しょっぱい麺、しょっぱいブタの塊、脂ギトギトのスープ、無味のゆで野菜。量もほぼかわらないだろう。支店(というか暖簾わけ)は店によってかなり特徴が出る場合があるが、ここはわりと直球ストレートに二郎。ただしスープの破壊力は若干マイルドで洗練されていると思われる。
でもまあね、スープがマイルドと言っても、比較元が三田ですから。ギトギトであることに変わりはない。野菜を活用しながら食べ進めるが、やはり、胃にはまだ空きがあるが飲み込めない状態に陥る。無味の野菜は頼もしいサブだが、ブタ入りだと5個ほど入っている肉塊をやっつけるのにかなりの量が必要なので、足りなくなりがち。野菜コールした方が、そのぶん全体量は増えるけど結果的に楽かもしれない。
脂汗まではいかなかったものの、それなりに苦戦し、店前自販機で買った黒ウーロンの力を借りて完食。結論。黒ウーロンの頼もしさは異常。