uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

2013年に2013メートルのニペソツ山に登る その1

要旨

200名山ニペソツ山が標高年を迎えて連日大盛況らしい。乗るしかない。このビッグウェーブに。

計画

行きは三国峠経由、帰りは道東道糠平温泉キャンプ場に泊まり、下山後は秘湯・幌加温泉に入浴するというモデルコース。

行程

1030 自宅発

何度か機会を伺いつつも、天気が悪いなどで流れていた計画。予報をながめていると、土曜日の予想天気図が非常によろしい。急遽、細切れ夏休みの第2弾として金曜日を休暇にすることにした。
初日は夕方までにキャンプ場に着けばいいので、ゆっくり出発。流れに乗って下道を走る。

1322 道の駅 あさひかわ



音江から先が事故で通行止めになっていたので、深川経由で神居古潭に合流し旭川に入る。大きな問題ではない。
旭川で昼食をとる予定だが、その前に道の駅に寄ってソフトを消化。旭川の道の駅はJR駅から徒歩でも行ける距離で(遠いといえば遠いけど)、いつでも行ける気軽さなのでここまで引っ張った。今回経路上にソフト未消化の道の駅はほとんどないので、満を持して。でもあとから考えたら、中途半端に近い奈井江の方を先に消化したほうがよかった。

1418 特に名を秘す(イマイチ)


旭川周辺の未訪店や、再訪したい店はいろいろあるのだが、遅い時間に朝食をとったためあまり腹が減っていない。こんなときはラーメンが気楽。そして何も考えなくていいラーメン村はもっと楽。というわけでラーメン村の未訪店に入る。
だがこれはちょっと…麺は旭川にしては加水率高めで、もちもちしてうまかったし、焦がしラードに魚介が香るスープは旭川スタンダード。だが、いかんせん味が薄い…自分が塩分高めを好むことを割り引いても、かなり薄かった。これといった特徴もなかったし、具材もさびしい。ネガティブ感想になるのでこの店はお蔵入り。値段が安かったのが唯一か。ラーメン村で650円ならかなり安いほうだろう。
なお、腹減ってないと言ってるわりにライスも頼んでいることに関して苦情は受け付けません。スープにライスをインするところまでがラーメンです。

1607 三国峠


層雲峡を越えて流れの少ないワインディングロード、273号に入る。三国山とユニ石狩岳の間に位置する三国峠で休憩。北海道絶景スポットのひとつ。正面にあるのがニペソツ山、その左にウペペサンケ山。
この近くに有名なカフェがあるはずなので、そこで遅い昼食にすればよかったかな。でも店の名前すらうろおぼえだし、通ったときも気づかなかったから、気をつけていてもわからなかったかもしれない。休業日や中休みも不明だし。

1657 ここをキャンプ地とする


国設ぬかびらキャンプ場。土場が盛られて平らになっており、なかなか快適。大きめの石が多かったが、まあ問題ないレベル。早い者勝ちで勝手に設営しておくと、夕方に係員が集金に来るシステム。1人350円。1張りなのか1人なのか不明だが、たぶん1人。夜中に来たらタダで泊まれそうな気もしないではない。
設営してから糠平温泉へ日帰り入浴に行く。徒歩でも行ける距離だ。

1709 山湖荘


糠平温泉では、ほぼすべての宿が日帰りをやっている。わりと近い位置にあったこちらを選択。こじんまりとした宿で、洞窟風呂が名物。ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉。源泉掛け流しだとか。
宿の雰囲気はよさげだったが、洞窟風呂はどうかなあ。まさに洞窟風の内装で狭く、雰囲気を出すためか、かなり照明が暗い。露天がないのも少し残念。客室数はそれほどなさそうなので、宿泊客が入るには十分なのだろうが、日帰り利用では不満が残る。宿自体の居心地はよさそうだったので、コストパフォーマンス次第では、ここを拠点に湯めぐりしてみるような利用がいいのかもしれない。というか今調べたら、メシうまそうだな…。値段もまあ平均的。うーむ、泊まってみたい。

1751 夕暮れの糠平温泉

1813 糠平湖畔


まだ日は落ちていない。周辺を散策する。温泉街には湯めぐり中らしい人の姿がちらほら。商店が1軒あり、ビールを買っていこうか迷うも、ここはぐっとこらえる。
無類の酒好きの自分、かろうじて休肝日にできるのはテン泊したときくらいだ。車で移動するので少なくとも落ち着くまでは飲めないという物理条件。深酒すると翌日腹を下しがち、そして山で腹を下すとえらいめに合うという恐怖。この2つが重なることによって抑止力が働くのである。テン泊する日は休肝日。でもまあけっこう飲んでるけど。

1851 本日のディナー


そろそろ暗くなってきたので、メシを食って寝ることにする。本日のメニューは煮込みラーメン。昼にラーメンを食った気もするが、気にしないでおく。
肉や野菜と一緒に蒸し煮にするのが本来の作り方らしい。パッケージにはそのように書いてあった。そんな気のきいたものはめんどくさくて用意していないので、麺だけ煮込む。さすがにちょっとしょっぱかったw 素直に袋麺にしておけばよかった。
食後ラジオを聴きながら横になっていると、だんだん眠くなってきたのでそのまま就寝。たぶん21時くらい。テン泊していると何もすることがないからスッと眠りに入ることができる。ただ、枕だけはどう試行錯誤してもどうしても合わないので、たびたび目が覚めてしまうのであるが。


つづく。