uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

ニコイチ企画パート2 ちょっと昼飯食ってくる・清水御影編

1842 旭川駅


2231M 岩見沢旭川行 普通 1810深川→旭川1838
当初は深川から札幌へ戻る計画だったわけだが、旭川へ出る。翌日朝の快速狩勝に始発駅から乗ろうというわけ。札幌からだと富良野から乗り込むのだが、いつもボックス席はすでに埋まっていてロングシートになるんだよな。今回は念願の快速狩勝一人がけ対面シートだ。非常にせまい&ロングシートまで埋まる事態にはならないため、だいたい対面席は空くことが多い。

1905 ちょい飲み


深川でメシの予定だったが、寒くてパスしたので旭川で食っていく。どうせなら飲もうと考え、老舗居酒屋の天金に入ってみた。しかし…しまった、この店あまり大衆的じゃないぞw 普段ならまあ別にかまわんのだけど、今日は手持ち残金が8千円くらいだ。だいじょうぶかなあ。
財布、ボリューム、客としての見栄、すべてを計算してオーダーしたのがこの内容。天金といえば天ぷら。なのでまずは盛り合わせ1300円。これ1品で「腹いっぱいになったのでもうつまみはいらんよ」的な雰囲気をかもし出せるアイテム。そしておすすめメニューの中からタチポン1100円。刺身系とおすすめ系を同時に兼ね備える一品。かつ好物。あとは酒の単価を下げればなんとかなりそうだ。芋焼酎のうちで再安の、黒霧島グラス売り1杯350円。お通し含めても、4〜5杯飲んで5000円くらいにおさまるだろう。
結局水割りで5杯飲み、お会計4650円。作戦大成功、といってよかろう。さっと飲んでさっと帰ったのも一人飲みとして理想的。
あ、味を書き忘れてたが、タチポンはうまかった。天ぷらはちょっとしなっとしていたかな。でも火の通りは具合よく、ほっこり揚がっていた。3種の塩がついてくるのがいいですな。岩塩と…あとなんだっけ?覚えてないw 抹茶塩みたいなのが一見抹茶のようで抹茶じゃなかったような気もするが、気のせいかも。我ながら、酔っ払いの記憶はよくわからんw

2002 宿


そしてタダ宿へチェックイン。リクルートさまさまだ。「○○に会員登録すると○○ポイントプレゼント」で豪快にポイントをばらまいている。見かけの会員数を増やすのが目的だろうが、かなりの物量作戦。原資は広告宣伝費だろうか。よほど余裕があるのだろう。ゴチになります

旭川駅を出てすぐの宮前通を西に向かい5分ほど。外観からして、ごく一般的なビジホ。宿泊部屋もこんな感じで、駅前ビジホの典型みたいな風情だ。部屋せまめなところまでがフォーマットかと。だがリーズナブルかつ駅に近く、ビジネスユースや部屋にこだわらない人、寝るだけ利用には最適。使い勝手はよいと言える。
アメニティなども必要かつ十分にそろっている。ビルが立ち並ぶ一帯にあるので景観はないが、まあそんなものを求める種類の宿ではないだろう。

0731 朝の旭川駅


0630起床。素泊まりなので、前日に買っておいたコンビニ食で腹ごしらえ。セイコマのパンと100円ナポリタン、おいしゅうございます。しっかり、かつ消化よく、がポイントでございます。今日はデカいの食いにいくからね。

1103 御影駅


3427D 旭川発帯広行 快速狩勝 0742旭川→御影1101
ほとんどの区間を寝ていき、はっきり目が覚めたのが十勝清水駅。いやあ、よく寝た。富良野からペラペラしゃべり通している婆さんがいてうるさかったが、だいたいうとうとしていた。
腹具合は…絶好調ではないなあ。あまり腹がへってない。まあいつも昼飯食うのは14時から15時くらいだから、しかたなくはある。

1130 とんかつのみしな


今日の目的はここだ。十勝清水御影地区、国道38号に面したトンカツ屋。最近祭事に出店したのかな?なんだか賑わっている。
リアル店舗もたいへんな賑わい。1130入店でほぼ満席。ボリュームのある洋食店として人気なのだ。スパカツが有名みたい。
けっこう前から知っている店で、カツカレーの大盛りがものすごい量だという話を聞いていた。かなりコンディションを整える必要がありそうだったので、タイミングがみつからず、いままで未訪。体調万全とはいえないが、せっかくなので食っていきますよ、カツカレー大盛り。
テーブル席はすでに家族連れなどで埋まっている。カウンターに空きがあったので着席。メニューを見ずにカツカレー大盛りを注文。ロースカツとヒレカツがあるが、ロースを選択した。

かなり混んでいたので15分程度かかったが、しばらくしてブツが配膳。こ、これはやばいw
写真じゃ伝わらないだろうが、相当な量だ。幅は洗面器くらいある。カレー皿なので楕円形をしているが、これ、高さも普通のカレー皿よりでかく、かなりの体積。ラグビーボールを半分に切ったくらいの大きさだろうか。
おそるおそるスプーンをカレーの海に沈めてみると、うっ…ライスがみっちり詰まっている…どうみても2合超えている。3合はないと思うが…ルーとカツもあわせると重量で1.5kgくらいになるんじゃなかろうか。こりゃ厳しい量だぞ…
覚悟を決めて食べ始める。ルーは具材がほろほろになるまでじっくり煮込まれたもの。けっこうスパイシーで、味もいい。カツがそれほど大きくなかったのは、普段なら残念ポイントだが、今回に限っては救いだ。まあ全体がでかすぎてカツが小さく見えただけかもしれないが。
半分ほど食べたところですでに満腹ゾーン。あとは詰め込み作業だが、カレーは飲み物。意外に楽に入っていく。終盤はルーの味に飽きて苦しめられたが、キャベツサラダとらっきょ、福神漬けで舌をリフレッシュさせながら、なんとか完食。汗ダラダラ。この量、カレーじゃなかったら無理だったな…
食後は番茶が提供されるが、うれしいやら悲しいやら。水分をとると胃の中でふくらむので腹がきつくなってしまう。
大盛りな店をこよなく愛する自分であるが、あくまで胃の容量は普通人なのだ。無理して涼しい顔のふりをしているだけだ。店を出たあと、3時間ほど胃の苦しさに耐えることになった。
いやあ、今回はきつかった。

1239 国道38号


店を出たのが1210ころ。次に札幌方面への列車が来るのが1352だ。1時間40分の待ち時間。こ…これはつらい。で、こういう乗り継ぎが悪いときに自分が選択することと言えば…「歩く」わけである。
ひとつ十勝清水寄りの秘境駅、羽帯まで歩いてみようというわけ。

1259 羽帯駅


羽帯駅。国道38号が並走しているだけで、ほぼなにもない原野の中にぽつんとある秘境駅。近くに工場?農場?っぽいものがあるので、その関係者向けの駅だろうか。各駅停車すら素通りしてしまうものが多い、訪問難易度は高い駅だ。
誰もいないだろうと思っていたら、先客1名。時刻表を開いてなにやらメモっており、どこからどう見てもヒマを利用して旅程をたてている同業者。おつかれさまです。

1313 御影駅ふたたび


2429D 滝川発釧路行 普通 1307羽帯→御影1311
そして2429Dに乗って御影駅に戻ってくるわけです。何をやってるかわからねーと思うが、自分でも何をやっているかよくわからない。
効果としては
・腹の苦しさをまぎらわすことができた
・1時間半待ちが30分待ちに短縮された
羽帯駅から乗車するという体験
十分だろ。文句あるか。

1850 札幌駅へ帰着


2548D 浦幌発滝川行 普通 1352(1343着)御影→滝川1653
2240M 旭川岩見沢行 普通 1709滝川→岩見沢1751
3250M 岩見沢手稲区間快速いしかりライナー 1805岩見沢→札幌1843
滝川行に乗るなり爆睡。目が覚めたのが富良野。起きたらさすがに腹は楽になっていた。この世のたいていのことはすべて時が解決する。時間が立てば消化するし、黙って乗っていれば目的地に着く。
滝川からは勝手知ったる区間なので本を読んだりネットを見たり。気がつけばシラフで札幌まで着。なかなかない。よっぽど胃がきつかったと見える。結局夕食も食べず、自宅で飲んで寝た。

1915 自宅着

35時間で自宅着。なんだか普通に出勤し、定時で帰ったような発時刻と着時刻だ。このくらいの行程のほうが余裕があっていいな。

「ひそひそひそ…」
悪だくみの相談ですか。なにをたくらんでらっしゃいます。
「下僕には関係ないにゃ」
また棚を勝手にあけてカリカリの袋に穴あける相談ですか。それとも下僕のメシをリアル泥棒猫する連携プレーについてですか。もしくはクローゼットをあけて衣類を掘り出すアレですか。または…

まとめ

交通費 240*2+(11500/5)*2+740+110
入浴費 500
飲物等 130+98+98
食費 550+291+1080
酒代 500+430+4650+533

合計費用 \14,790-

反省点

・手持ち現金には気を遣ったほうがいい。
・天金でうなぎも食いたかったなあ。

感想等

・ガーミンの便利さは異常。
・ベルトにクリップしておけば勝手にいろいろ計測してくれる。
GPS+GLONASSで精度がいい。
・電池の持ちもいい。公称24時間。
・大きさは想定外だったが。これが日本メーカーなら、たぶん軽量化の方向に命を削るだろう。
・検索すると自転車ブログ>山ブログだったのは興味深い。
・自転車ブームであり登山ブームでもあるはずだが、勢力としては自転車>登山な模様。
弱虫ペダルがおもしろすぎてつらい。