uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

絶景領域サードシーズン その1

要旨

4月第1週末恒例行事。
萌えっこフリーきっぷを使って豊富温泉1泊。

計画


「いつもとちょっと違うにゃ」
留萌までのアクセスが毎回ポイントとなります。いつもは高速はぼろ号を使うのですが、今回はJRを組み合わせてみました。
行きのバスで3度の途中下車を予定しているため、高速バスでは時間に間に合いません。しかも8時に深川にいる必要があるので特急も併用です。交通費3000円アップ。正直痛い。
「車で行けばいいのにゃ」
だって飲めないじゃないですか。飲めないじゃないですか。大事なことなので2回いいました。

行程

0600 自宅発

雨だ。雨が降っている。例年ママチャリ解禁の日でもあるのだが、雨じゃしかたない。

地下鉄出動し0651発の旭川行特急に乗り込む。朝食は軽く助六寿司でフライング駅弁。電車が走り出す前に食べ終わっちゃうというというやつだ。札幌駅の名物駅弁笹寿司が1個だけ入っている。

0901 留萌駅

0910 沿岸バスに乗車


3001M 札幌発旭川L特急スーパーカムイ1号 0651札幌→深川0756
4923D 深川発留萌行 普通 0805深川→留萌0900
留萌から沿岸バスへの接続はものすごくよい。明らかにこの乗り継ぎを想定したダイヤだと思われる。勝手知ったる沿岸バス留萌駅前ターミナル、ちゃっちゃと移動しちゃっちゃとバスに乗り込む。

0947 道の駅 おびら鰊番屋・1

0947 道の駅 おびら鰊番屋・2


沿岸バス 豊富留萌線 留萌十字街発豊富駅前行 0910留萌駅前→花田番屋前0943
第1途中下車ポイント。道の駅に3つ立ち寄り、そのうち2か所でソフト消化の計画。今季の道の駅ソフトクリーム制覇計画が始動。
天気がよければ周辺をうろついてみるはずだったが、ごらんのとおりの雪。留萌までは雨だったものが小平で雪に変わり、翌日には主に道北で猛吹雪となった。

0946 旧花田家番屋


ここでのイベントはこれ。重要文化財に指定されている鰊番屋。通常入場料350円のところ、萌えっこフリーきっぷ提示で無料でございます。

1008 旧花田家番屋 中央に居間、それを取りまく寝台

1009 旧花田家番屋 山小屋のような寝台


板敷きに労働者たちが暮らしていた。寝台は3段になっていて、1畳分のむしろの上に布団を敷くようになっている。あれか、本州の営業山小屋みたいなもんか。詰められるだけ詰め込む方式。

1012 旧花田家番屋 座敷

1014 旧花田家番屋 客間


門を入って右半分が板間、左半分が座敷スペースになっている。座敷は親方の屋敷兼事務所。2階から上は立ち入り禁止になっていた。

1016 旧花田家番屋 帳場

1017 旧花田家番屋 帳台


ものすごくレトロな帳台。あたりまえか。明治期のものだからな。

1018 旧花田家番屋 金庫部屋

1019 旧花田家番屋 仏間


このあたりが親方が暮らしていたスペースらしい。

展示物は見ごたえがありおもしろかったが、無料だというのが大きいかも。正規料金の350円を払う価値があるか否かは、個人の興味しだい。


つづく。