uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

礼文島完結編 その1

要旨

北海道内でもっとも自分を魅了する島。礼文島
まだ歩きつくしていない場所がのこっている。制覇しよう。

計画

1日め島にわたり礼文滝を鑑賞。宿に泊。
2日めは朝から元地・知床を歩き回り、昼過ぎのフェリーに乗って帰る。

行程

0415 自宅発

0330起床。洗顔し荷物を引っ担いで出発。朝食はマックをドライブスルー。まだ朝マックの時間帯ですらない。
万年夜間通行止め区間の雄冬を避け、碧水経由で留萌まで出る。あとはオロロンをまっすぐ北上。

0519 11番 金剛寺

0556 9番 弘徳寺

0646 13番、14番 観音寺奥之院

0735 15番 成田山真如院

0827 16番 成田山教信寺


北海道八十八箇所霊場めぐり。ルート上の寺で修行。観音寺奥之院のわんことじゃれあう。

0936 稚内


早朝出発なのでわりと飛ばしたのだが、余裕をもって走った場合の見込み時間とほぼ変わらない到着。5寺に寄って外観写真を撮っただけだが、細かく立ち寄りポイントがあるとそれなりに時間がかかるようだ。
10時に到着すればよい行程なので、それでも早めだけど。

0946 稚内フェリーターミナル


いつもどおりに道の駅となりの無料駐車場にとめて、フェリーターミナルまで徒歩移動。片道10分。
なんか強風が吹いてるんですけど…フェリー動いてるの?というレベルで。いやあ、波高そうだなあ。酔わないだろうなあ。

0954 かにつめ弁当



そしてまた、いつもどおり。早めにメシ食っておいて宿飯が入るように腹をへらしておこう作戦。稚内駅で購入した、食堂ふじ田のわっかない弁当かにつめバージョン。
この駅弁は稚内名物。むかしはふじ田で注文して買う方式だったが、いまは稚内駅のセレクトショップや、テナントで入っているふじ田店頭で購入できる。かに爪がたっぷり入って1080円。爪ばっかり8本入っているので4杯のカニが必要な計算だ。実際には爪だけ単独で流通してるのだろうけど。
ご飯の上にはフレーク状のカニ身が乗り、しっかり味がついている。枝豆が何個か混じっているのがアクセント。豪華な見た目かつ味もいいので、お勧めの品。駅弁なので、車窓を見ながら食べるのがいちばんうまいと思うけど。車窓は最強の調味料。

1019 ダメな大人モード


稚内フェリーターミナルでは飲食店の撤退が相次いで、1年前は飲食店が存在しなかったのだが、久しぶりに来てみたら、2階カフェスペースにうどんやそばがメインの店がオープンしていた。まだ時間があるので生ビールをいただく。今日はもう歩くだけなので、心置きなく飲める。

1050 サイプリア宗谷

1054 ボレアース宗谷


1050鴛泊行きのサイプリアが先に出航。香深行きのボレアースは1100発。運航時刻が10分ずつ遅くなってるな。
鴛泊行きはかなりの人数が乗船していた。登山装備の人が多い。利尻山はまだ山頂付近はアイゼン・ピッケルが必要じゃないだろうか。一方の香深行きはガラガラといっていい状況。2〜30人くらいかな。

1103 さようなら北海道本島


定刻どおり出航。ガスってますなあ。超低空の雲が地表近くまで覆いかぶさっている。天気予報では曇り時々晴れだったのだが。

1211 洋上から見る利尻山


そしてやっぱり、ゆれること、ゆれること。フェリーターミナルに波の高さ2.5m〜3mと表示があったので、ある程度覚悟していたが、かなりの揺れ。何かにつかまらないと立って歩けないくらいだ。船体がでかいぶんそれほど影響ないのではと思っていたが、甘かった。さらに寝不足と2杯のビールが追い討ちをかける。これはもう時間の問題だ。酔う前に着くか、着く前に酔うかの問題。
早朝出発の疲れをとるため寝てしまうつもりだったが、途中であきらめて船内をうろうろ。寝ているより立っていたほうが酔いにくい。

1259 こんにちは礼文島


こんにちは!こんにちは!

1309 香深フェリーターミナル


波のせいで定刻より10分ほどの遅れ。なんとか酔う前に到着。だいぶ胃がせりあがってきた気がする。あぶないところだった。
そして現地は雨である。ちょうど大粒の雨がぱらぱらと振りだしてきたところ。曇り時々晴れだと?馬鹿いうな、曇り時々雨じゃないか。いやーテンションあがらないわー。
小降りになるまで5分待ってから出発。しかしまた雨が強くなってきたので、あきらめてレインウェアを着込み4分のロス。雨の状況によっては予定変更もやむなしだ。


つづく。