uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

礼文島完結編 その3

0621 快晴!


0600腕時計のアラームで起床。窓の外は…うわあ、快晴じゃないか!でかした!
昨日はあれだけどんより曇って降ったりやんだりだったのに、一転してこの天気。もう一刻もはやく外に出たい。そわそわしながら洗顔と支度をすませ、朝食時間を待つ。

0701 朝食


ホッケ焼魚、のり、たらこ、かぼちゃ煮物、冷奴、玉子焼き、お新香、ほうれん草おひたし、小魚佃煮。これにご飯、味噌汁、トマトサラダがつく。
必要にして十分な朝食。簡素だが一品一品の味がいい。あまり量を食うと動けなくなるのでご飯は2杯でやめておく。

0728 中継点より再開


朝食後そのままチェックアウト。昨日中継点とした商店前からスタート。いやあ本当にいい天気だなあ。風もないし。テンションMAXだ。

0734 桃岩展望台コース分岐


桃岩・元地へ続く道道から桃岩展望台コースへ入る。単純に桃岩展望台まで行くなら、ここから30分程度の道のり。

0745 桃岩登山口分岐


ここまで17分。
桃岩登山口といっても、桃岩には登れない。崩落危険のため通行止めだ。実質は桃岩展望台入口。
ここからいったんトレッキングコースをそれて、猫岩と地蔵岩を見に行く。車道歩きは正直退屈だが、にゃんこ岩はマストで見ておかねばなるまい。そして礼文島を完結させるために地蔵岩のようすを見に行くのも必須であるといえよう。レンタルバイクでも借りれば話が早いんだけど、ついでなので歩くよ。

0746 桃岩トンネル

0749 桃岩の裏側に出る


桃岩トンネルを抜けると時差が発生するらしいですよ。帰りにちょうど桃岩荘の連中が客をのせてきて、トラックの荷台でなにやらわーわーほざいてた。楽しそうですね(棒

0801 桃台猫台


ここまで33分。
桃岩、猫岩鑑賞スポット。さっそく登ってみましょう。

0802 にゃんこを探せ


もんだい。この中ににゃんこがいます。どこでしょうか。

0803 いたにゃ


ここにゃ。
確かにねこに見えるw ほんのり哀愁をただよわせたうしろ姿がw

0803 桃台から見る桃岩

0804 元地方面


同じ場所から、桃岩と元地方面。
桃岩の横に桃岩展望台がうっすら見える。まだ人影はない。
元地漁港の奥にある衝立のような奇岩が地蔵岩。これからあそこまで歩く。

0813 工事中


礼文島西海岸は、海へ落ち込む崖がずっと続いている地帯。長年の風雪にさらされてもろくなっているのか、いたるところが落石危険エリアに指定されている。元地漁港へ続く道も工事中の箇所だらけだ。

0829 地蔵岩

0829 限界まで光学ズーム


ここまで1時間1分。
それなりに観光スポットらしく、大型バスも入れる駐車場や、観光客向けのみやげもの屋などがある。
元地漁港をすぎて浜辺に出るところで、やはり落石危険のため通行止め。落石というか、むしろ地蔵岩自体が倒れそうだ。かなり風化している。
看板に「コインを埋めないでください」との注意書きがあるが、これは8時間コース完歩者が、記念に地蔵岩にコインを埋めるのが慣習となっていたため。近くから撮影したものを見たことがあるが、ちょっとした破壊力のある画像だった。蓮コラ系。簡単にコインが埋まるくらいだから、相当もろくなっているのだろう。

0904 桃岩登山口分岐まで戻る


ここまで1時間36分。
残るミッションはあとひとつ。わりとペースが早いので問題なく昼のフェリーに間に合いそうだ。日付が変わる前に帰れる。

0914 桃岩展望台

0914 猫岩方面


ここまで1時間46分。10分休憩。
桃岩展望台を経由して知床へ出るコースへ。休憩にぴったりなので展望台でひとやすみ。
もう団体観光客が何組か来ている。朝8時くらいから動きだすのかな。団体に巻き込まれると歩きは遅いし列は長いしで、とてもやっかい。

0924 利尻山が見えてくる


元地灯台へ向けて歩き出すと、まず目に飛び込んでくる利尻山。今日利尻山に登った人は幸運だ。快晴かつ風がなく、空気も澄んでいる。たぶんサハリンがくっきり見えただろう。昨日鴛泊行きフェリーに乗っていたやつらだな。ううむ、うらやましい。

0926 一面のお花畑

0927 レブンコザクラ

0927 キジムシロ

0940 お花畑観察台

0940 エゾノハクサンイチゲ

0940 これもキジムシロ

0943 やっぱりキジムシロ


そして足元に目を転じると、一面のお花畑。色とりどりの花が元地灯台までの道を飾っている。
黄色い花が何種類かあるように思ったのだが、葉の形状をみるに、ぜんぶキジムシロみたい。雑草のようにいたるところに生えている。なお、例のごとく必死にネットで調べただけなので、花の名前に責任は持ちかねます。


つづく。