丘珠駐屯地で隔年開催される民間航空イベント「札幌航空ページェント」でオスプレイが展示されるらしい。見てきた。
丘珠駐屯地
会場の丘珠駐屯地はかなりの混雑。最寄地下鉄駅から歩く人、バスで来る人、自転車、バイク、徒歩。いろいろな方法でアクセスする人でごったがえしている。招待客以外の駐車場はないのだが、周囲の道路も微妙な混雑。近くの商業施設の駐車場に入れる人が多いようだ。民度が低い。
いったん最後尾まで戻る
自分は原チャリで来たのだが、正門向かいの駐輪場に入れたあと、いったん西側交差点まで数百メートル戻らさせられた。最後尾がそこなのだそうだ。このあたりの道路をはさんで左側に反対派がプラカードを持って立っていたはずだが、まったく存在に気づかず。5万人がごったがえす中の十数人なんて砂浜に落ちた芥子粒みたいなものだ。
ちなみに前にいる幼児連れの親子、この直後ショートカットして横入りしていた。民度が低い。目の前で見たら注意したかもしれないが、横から追い抜いた瞬間に後ろに向かっていった。
すごい人ごみ
いったん厚生センターに向かおうと思ったのだが、ものすごい人ごみ。屋台に並んでいる人が左に滞留し、その後ろを厚生センターに向かう人、戻る人が通ろうとするのだけど、まったく進んでいかない。北海道民このレベルの人ごみに慣れていないので、どうにもスムーズに流れない。いったん流れに乗ったら立ち止まっちゃダメだ。人の流れをふさぐんじゃない。
途中まで進んで、あきらめて引き返す。先に展示機体を見るぞ。メシはブルーインパルスの間が狙い目だ。
ヘリモード姿勢
垂直離着陸モード。ローターを垂直にまわしてヘリとして離着陸する形態。右のローターと左のローターが逆回転するので水平ローターが不要らしい。
航空機モードのときはローターが前方を向き、普通に滑走路を使って離着陸する。
USマリーンの皆さん
オスプレイを飛ばしてきたUSマリーンの皆さん。マリーンかネイビーかは定かではないのだがキャプションをつけるときにマリーンと書いてしまったのでそういうことにしておく。
基本的に展示会場内は立ち入り禁止のはずだが、家族連れと写真をとったり、操縦席に招待したり、後部ランプから内部に案内したりなどサービス精神が旺盛だった。いろいろな声があるなか、理解を深めてもらおうという活動の一環だろう。
UH-60J ブラックホーク
北海道開発局ヘリ
ニンジャ先頭にコブラ編隊
ぶんぶん飛び回るコブラ
F-16飛行展示
ファイティングファルコンきたー!
太平洋No1のパイロットが搭乗していたとかで、ものすごい迫力である。上空で1100km/h出したとか。翼に白いガスがまとわりついていた。自分が会場にいた時間内では、これとアクロバットがもっとも見ごたえがあった。
動きが速すぎてピンボケ写真しか撮れなかったのが残念だ。連写モードで撮るか動画にしとけっていう話だ。
天ぷらそば@厚生センター喫茶
F-16のあとはブルーインパルス登場である。ほとんどの人はこれが目当てに違いない。チャンス!ここがチャンスだ。メシを食おう。
狙いどおり、先ほどは超大混雑だった屋台や厚生センターはかなりすいてきている。まずは厚生センターの喫茶で昼食。イベント特別メニューで、そばうどん類しかなかったが、想定内。天ぷらは北海道でよくある天カスを固めたものではなく、ちゃんとした掻き揚げ。麺は冷凍麺。この手のメニューとしてはまあ食えるほう。
牛肉串
さらに屋台で買い食い。航空協会が出している屋台は素人芸でオペレーションがよくない。これじゃ行列もできるわけだ。焼き鳥なんて、必要以上に急ぐものだからちゃんと焼けていない部分まであった。ボイル済みの業務用なのであたりはしないだろうけど。
ブルーインパルス(ピンボケ)
厚生センター周辺で買い食いしていると、何度か上空をブルーインパルスが飛びぬけていった。編隊飛行が主で、曲芸飛行はやらなかったらしい。千歳基地でドクターヘリの出動があり、プログラムが大幅に変わったのだとか。
アクロバット飛行
ブルーインパルスが終わると、半数ほどの人がぞろぞろと帰っていく。会場の混雑は少しだけ緩和された。
だが、ブルーインパルスで満足するのはまちがい。世界有数のアクロバットパイロット、室屋義秀率いるチーム・ヨシ・ムロヤの曲芸飛行が控えているのである。
いやあ、これすごかった。上空でひらひらと、木の葉のように機体を操っている。この日は風が強かったのだが、風向きとか風速なども計算に入れて操縦するのだろうな。見事の一言。