uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

札幌Bグル散歩 2014年8月

8月9日 こく一番


中山峠をめざして自転車で出たものの、時間が遅かったので定山渓で折り返した日。ただ定山渓まで走っただけじゃさびしい休日なので、せめてメシでも食っていきましょうかと、市内南部を脳内検索する。ほどよい運動量で胃の調子は絶好調だ。汗をダラダラかいたので塩分補給もしたいところ。大盛り系か!ということで、久しぶりにこく一番に行ってみることにした。
前回来たのが2011年1月…?3年半ぶりじゃん。そんなにたってるのか。月日のたつのは早いなあ。当時はまだ知る人ぞ知る…とまではいかないけど、大盛り店として名前が知られはじめたころだったと思う。口コミであれよあれよと有名になり、いまや超人気店。
初訪時は、たぶんこの店を最初に知った情報の影響だと思うけど、ラーメンセットがお得という認識でハンバーグセットを食したのですよ。けど、後から見聞きした話ではチャーハンがすごいというじゃないですか。食っておかないとねえ。
1500近い時間だったのだけど、満席。ちょうど1人分カウンターがあいたので、タイミングよく着席。その後も客がとぎれることはなく、満席状態が続いていた。店主はずっと中華鍋をふり続け。体力勝負ですなあ。お疲れさまです。
注文はもちろん最初から決めていたチャーハンだ。混んでいるので15分ほどたってから配膳。

なるほど、これはなかなかのボリューム。写真じゃまったく伝わらないだろうけど、たぶん米1合ほど。普通の店だと大盛りか、それ以上。チャーシューがごろごろ入っていて肉感たっぷり。肉屋ならではですな。味はわりと濃いめで、今日の自分のニーズにぴったりだ。

そして数分おくれて、この店の名物「スープ」が登場する。そう、あくまでスープなのですよ、これ。スープなので味は選べません。その日によって変わります。この日はみそだった。ピリ辛スープで、これも味濃いめ。やばい、白飯が欲しいw もうちょっとすいてたら確実に小ライスを追加注文しちゃってたw
スープの麺(意味不明だがw)は西山の札幌麺。ちょっとやわらかめのゆで加減。普通に1人前近い量。さすがに具材はシンプルだが、チャーシューが3枚入っているのがすごい。さすが肉屋、肉使いは贅沢のひとことだ。
通常の基準でいうと2倍以上のボリュームがある、このチャーハン。でもお高いんでしょう?いえいえ、たったの750円。昨今の情勢で値上げはしているけど、それでも破格のお値段。
後から聞いた情報は確かに正確だった。コストパフォーマンスの面では、こく一番のチャーハンに並ぶものはそうそうないだろう。
もちろん味もいいですよ。運動しないで完食すると塩分およびカロリー過多だとは思うけど。

8月23日 アップル ナポリタンダブル


江別駅前にボリュームがあってうまいスパゲティを出す喫茶店があるというので、行ってみた。
場所はですねえ、ちょっとわかりにくい。江別駅を出ると広い交差点があって、12号にぶつかる道が正面まっすぐと斜め左方向に2本走っている。つまり三角地帯ができているわけだが、その三角の向こう側の辺の真ん中あたりに店がある。看板もめだたないので見落としがち。まっすぐ進んで北洋銀行を目印に左に入る、という案内がもっともわかりやすいだろうか。
駐車場はないと思ったが、店に聞いたわけではないわからない。駅横のビルにコインパーキングが併設されているが、ちょっと歩くと日によって駐車可となる道があるので、民家の前を避けてとめるのも手だ。ちなみに1〜15日は片側、16〜31日はもう片側が駐車可になっていた。こういう区分けははじめて見た。
内部には巨大なテーブルがどでんと真ん中に配置されており、1辺に4人だったかな。カウンターも4席ほどあるが、雑然としていてちょっと使いにくい雰囲気。
先客は3組だったか。適当に大テーブルの一角に座り、メニューをながめる。スパゲッティとトーストがメイン。種類が豊富で、定番のナポリタン、ミートソースを筆頭に、カレー、ホワイトソース、コンビーフなどの変化球も並ぶ。サイズは普通盛り、ダブル、トリプルの3種類。ナポリタンのダブルをオーダー。
しばらくして、鉄板に乗ってジュージューいいながらナポリタンが出てきた。喫茶店スパというと太くてやわらかい麺を思い浮かべるが、ここのは細くてコシが残っている。作っているのをながめていたところ、麺はゆで置きで、ショートニングを大量に投入し、わりとしっかりめに炒めていた。
上にちらされたゆで卵のみじんぎりを混ぜ込んで、ぞぞぞといただく。音をたてずにお上品に食う雰囲気の店じゃないので気楽だ。
うん、なかなかうまいぞ。特徴のある味というわけではないけど、安定感のある喫茶店スパ。悪くない。ちょっと味が薄めかな。タバスコとチーズを大量投入するとちょうどいいかもしれない。
量はダブルで成人男性適正量くらいじゃないか。ダブル、トリプルとはいえ正味で2倍、3倍になるわけじゃなさそうなので、トリプルにしておけばよかったな。おそらくダブルで通常の大盛り量、トリプルで倍くらいのサイズ感だと思う。
江別駅前のシャッター通りを歩いて食いに行く、昭和風スパゲッティ。うら寂れた街の雰囲気も込みで、味のある店だった。

8月26日 札幌下水道局食堂 A定食


週末出勤してかわりに平日を夏休みとした日。平日休みといえばもう、平日限定ランチで決まりでしょう。安くてボリュームがあるという評判の公共食堂を攻めてみる。下水道局食堂へ行ってみよう。
この場所はどう表現すればいいんだろうか。創成川通のどんづまりで豊平川を渡った先、かな。もしくは米里通豊平川手前か。個人的にあまり使わない道だ。
着いたのが1230ごろ。外から内部が見える構造なので、ほぼ満員になっている状況が見える。職員利用が多いだろうから、1300をすぎるとがくっと人が減るのは目に見えている。近くの公園で休んだり周辺を散策したりして時間をつぶしてから入店。
メニューは日替わりA定食、B定食、C定食がメイン。A定は皮なしシューマイ、B定がおろしチキンカツ、C定は鶏肉と大根の煮物。数日前におろしトンカツを食っていたのと、がっつり食おうと思っていたのでA定で決まりなのだが、食券券売機には売り切れの文字。えー、どうしようかなと思っていたら、おばちゃんが寄ってきてA定もあるよ、だって。今日はお客さん少なかったから売り切れにしちゃったそうだ。じゃあA定でおねがいします。
食券を出してトレイを置いておくと、定食を組み立ててくれる一般的な社食方式。待っている間にメシと味噌汁を盛る。ここの大きな特徴は、A定とB定はご飯と味噌汁がセルフ盛りになることだ。消防局食堂と同じ方式ですな。つまり、いかようにも盛り放題。われわれがその気になればマンガ盛りも可能ということ…!
まあそれほど腹が減っているわけでもないので、常識的な盛りにしておく。1合弱くらい盛ってみた。全体のボリュームは画像を参照ください。皮なしシューマイは本来3個なのだが、1個おまけしてもらったw サンキューおばちゃんw
メシは自分で盛っているわけで、そこはさじ加減次第なのだが、かなりのボリュームになっている。味もそこそこ、悪くはない。皮なしシューマイというメニューは正直微妙ではあるがw 下に白菜がしかれていたのだが、肉汁のスープを吸っていて、むしろシューマイよりうまかった。
しかし、これで520円というのは安い。消費税アップ前はワンコインだったわけだ。しかもメシ盛り放題だからなあ。自分が水道局職員だったら間違いなく太るね。
それほど捌けなかったからおまけしちゃうよという、ある意味での雑さもいい感じであるw