uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

ニセコ沼めぐり&三座制覇 その1

要旨

三連Q、もとい、三連休でございます。少し余裕がでてきたので3日とも休む予定。たまった代休を消化せねばならんので、代休をとるために代出するという本末転倒なことをやりだすので、まだまだ休日事情は不安定ですが。
というわけで山に行くよ。

計画

ちょうど紅葉シーズンなのでニセコ方面。去年撤退した沼めぐりコースへ行ってみよう。

行程

0520 自宅発

ニセコ方面に行くときの定番コース、毛無峠越え。早朝だがいつも以上に交通量が少ない。3連休中日だからだろうか。
すき家で朝食を食っていこうと思ったら、例の24時間営業休止に当たる。しかたないのでコンビニで朝食調達。ゼンショー不買運動を貫かないからバチが当たったんや…

0742 登山口


およそ2時間で登山口着。駐車場は何箇所かあるが、もっとも使いやすいインフォメーションセンター前は7割ほどの埋まり方。この時間に来る人はほぼ登山客に限られるので、今日の入山者は多いようだ。
さくっと準備をして出発。

0743 ニセコ神社


橋をわたるとすぐニセコ神社がある。入山ポストまで階段を歩いてけっこう高度を稼ぐので、ここを便宜上のスタート地点とします。

0752 入山ポスト


このあたりまでは観光客も来る。イワオヌプリまでなら足場がいいので軽装で行けるけども、目の前にそびえる階段を見て引き返す感じだろうか。

0809 イワオ分岐手前の広場


イワオヌプリは帰りに余力があったら、という位置づけだったが、余裕なんてまったくなかった。時間的にも体力的にも。
単独で登る山ではないので、いつか縦走に組み込んで計画しよう。

0819 火山灰台地を歩く

0828 岩内方面の海が見える


イワオヌプリの周辺はしまった火山灰と軽石でできた台地。非常に歩きやすい。

0839 晩秋の渓谷

0841 渡渉

0843 灌木のトンネル


だが、尻別川支流硫黄川の源流を渡った先から土壌が変わり、ぬかるんだ道になる。
この周辺は晩秋の景色がよく出ていたように思う。

0852 大沼に到着

0900 大沼の岸辺

0907 透き通った水


1時間20分。12分休憩。
第一池沼、大沼に到着。最初に沼が見えた地点から10分弱で休憩できる岸辺に出る。水が澄んでいてきれいな沼だ。多少風があってさざなみができているが、無風なら対岸の景色が鏡のようにくっきり写りこむだろう。

0942 いったん車道へ

0942 大沼へ続く湿地帯


湿地帯を抜けると、いったんニセコパノラマラインに出る。
山歩きをしていて車道に出ると興ざめ感があるものだが、ニセコの場合まあいいんじゃないかな、という気がする。そういう土地だし。本州のトレッキングコースに近いほど開発されている。さすがに山中に売店があったり自動販売機があったりはしないがw

0958 神仙沼


休憩込み2時間15分、休憩なし2時間3分。11分休憩。
うへえ、観光客だらけだ。神仙沼にはレストハウスなどもある駐車場から木道だけを歩いて20分ほどでアクセスできるルートがあり、そこから大量に観光客が流れてくる。でかいザック抱えてクマ鈴つけて歩いてるトレッカーとは、やっぱりちょっと毛色が違うんだよなあ。浮いてしまう。
観光客のすみに隠れて休憩し、行動食補給。小腹がへったので食っとかないと。大沼か長沼で食えばよかったんだが。

1010 湿原

1012 池塘群・1

1012 池塘群・2

1012 池塘群・3


神仙沼の周囲は広い湿原で、木道がつけられている。雨竜沼湿原に近い雰囲気。

1024 長沼・1

1025 長沼・2


休憩込み2時間42分、休憩なし2時間19分。3分休憩。
神仙沼から15分ほどで長沼に出る。ここまでが観光客の領域。

1056 チセヌプリ分岐


長沼から先は登山客の領域。ぬかるみ、岩、倒木など、とたんに本気度を増してきた。
この分岐でチセヌプリ方面とシャクナゲ岳方面にわかれるのだが、シャクナゲ岳に取り付く分岐の先にもうひとつ沼がある。

1119 シャクナゲ


休憩込み3時間40分、休憩なし3時間14分。4分休憩。
シャクナゲ分岐にザックをデポし、シャクナゲ沼まで至る。以上、沼めぐり終了!これから3座制覇して帰るよ!
それが茨の道だとは、この時点では思いもしなかった…


つづく。