uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

北見温泉一泊 その2

0703 朝食


0630腕時計のアラームで起床。冬至の朝。しばらくぼんやりしたのち、夕食と同じ会場の朝食へ。
香の物、オクラ和え物、昆布巻、味付け海苔、玉子焼き、鯖塩焼き、大根と野菜袋煮おでん風、青菜(不明)の和え物。おひつご飯1合ほどと、みそ汁。こちらも家庭料理の域を出ないが、朝食としてはまあ、こんなものかと。
昨日の天丼がまだ効いてるなあ…血糖値が下がり切らず、脳からメシを食えという指令がこない。胃は空いてるから食えないわけじゃないけど、おいしさ半減だ。おひつは空にしなきゃいけないし…いや別にいけないわけじゃないけど、米粒ひとつ残さず食わないと気がすまないし。

0745 朝風呂


チェックアウト前にさっと朝風呂。日帰り入浴は0900からなので、またしても大浴場独り占め。いやー贅沢だ。
この朝は最低気温-10度ほどまで下がったはずだが、湯温には特に変化がなかったように思う。しかしカランからお湯が出ないのには難儀した。流せど流せど微妙にひんやり。まあ誰もいないしね、浴槽からお湯を汲んで流したので問題なかったけど。朝イチの日帰り客は困ったんじゃないかな。

0855 チェックアウト

0918 朝の留辺蘂


特快きたみに合わせてチェックアウト。日本海側北部が大荒れという情報だったが、こちらは晴天。東の空がもやっているので、あのあたりから雪が降っていることがわかる。暴風雪だと帰りが面倒だな…旭川までたどり着けばなんとでもなるけど。

1247 旭川駅


3582D 北見発旭川行 特別快速きたみ 0936留辺蘂旭川1220
特快きたみはあいかわらず集団見合い式シート。なぜこんなめずらしい車両を採用したのか。げせぬ…遠軽スイッチバックする路線なのに。いやむしろスイッチバックするからか。むりやり転換させようとする人を必ず見るので楽しくはあるw
この車両自体は定刻運行だったが、札幌発の網走行特急が大幅に遅れている模様。深川あたりが視界不良になっているようだ。特急待ち合わせなどで15分ほど遅れて旭川着。
完成した旭川駅ははじめて見るが、雪に埋もれているので全貌がよくわからない。

1250 ピーコック


旭川で昼飯だが…雪がわさわさ降っていて、遠くへ行く気がしない。それと、今日予定していたメニューは油ものなのだ。昨日の天丼の影響が思いのほか残っており、ほとんど空腹感を感じていない。油ものの蓮チャンはつらいなあ。
ということで、ささっとラーメンでも食っていくことにした。駅前近場でラーメンというと梅光軒本店、山頭火本店、青葉あたりがすぐに思いつくけど、どれも既訪だし、いまいちぴんとこない。そこで。駅前ビルにあって、以前から気になっていた老舗に行ってみることにした。
旭川駅前ビルはちょっとしたディープスポット。立飲み屋、居酒屋、スナックをはじめ、怪しげな喫茶店や飲食店が軒を並べている。その一画に存在するラーメン専門店がこちら。
内部はカウンター8席と、テーブル4卓。厨房には高齢のおやじさんがいて、常連客らしき客と何やら話している。カウンターの奥に座って注文すると、数分で配膳。

メニュートップはみそだったが、旭川なのでオーダーはしょうゆ。表面に油膜が張っていて、油ギッシュ。旭川っぽくなくて、ちょっと意外な外観。スープを飲んでみると、見た目どおり油分が多いが、それほどくどくは感じない。トンコツベースかなあ。旭川の特徴である魚介の風味は見つけられなかった。
麺は旭川スタンダードの加藤製麺で、加水率の低い縮れ中細。なかなかうまい麺だ。具はチャーシュー、メンマ、ねぎ、ほうれん草。
なんだか不思議なラーメンだ。いわゆる旭川ラーメンのよくある姿ではないが、確かにDNAは感じる。場末と言っても過言ではない立地で、今風の店ではないが、味は画一的ではなく、専門店としてちゃんと特徴のある味を提供している。
昔ながらの、きちんとしたラーメン専門店がそのまま現代に生き残ったら、こういう店になるんだろう。実のところ、こういう店こそが、旭川のラーメンの歴史をになった名店なのではないか、と少しだけ思った。

1340 吹雪の中帰途へ


暴風雪で特急を1往復ぶん運休したらしいが、生活路線の普通列車はそう簡単には運休しないし、すでにピークは去っているっぽいのので問題なく予定の列車に乗る。快速エアポートに使われている転クロ車両。エアポートはロングシートを採用するらしいので、こちらに回したのだろう。この路線、モハ711が現役だったのになあ。ちょっと残念。

1715 自宅着

2220M 旭川岩見沢行 普通 1338旭川岩見沢1519
3446M 岩見沢発小樽行 区間快速いしかりライナー 1535岩見沢→札幌1618
定刻どおり札幌着。買い物をしてそのまま帰宅。今回は余裕のある旅だった。


「ぷいっ」
何をすねてらっしゃいます。
「落ち着かないのにゃ」
大掃除中ですので少々辛抱ください。あ、そこ掃除機かけますよ。
「シャー!」

まとめ

交通費 (11850/5)*2+2420
宿泊費 7710-1000
飲物等 100*3
食費 1350+700
酒代 162*2+400+430+530+320+185

合計費用 \18,409-

反省点

・上川で詰んだら軽く死ねる。
・あぶないところだった…
・特急に乗ればいいんだけどさ。

感想等

・微妙な宿だったけど、温泉よかったなあ。
・毎年恒例にしたいくらいだ。