要旨・計画
ことし小樽方面に行ってないからメシ食いに行く。
行程
0815 自宅発
昼食ポイント開店時間に合わせて出発。休憩時間も含めて、だいたい12km/hで計算しております。
0835 新川CR
今回から小樽方面は新川CRを使ってみる。レンガ敷きになっていて走りにくい区間をどうするかが課題。というかCRは左岸か。右岸を走ってた。
1015 ナイスロケーション
さっそく次の朝里駅によってみる。国道5号からずいぶん下り、海岸線にへばりついている小さな集落。いまや朝里は国道沿いにそれなりの市街を形成しているが、むかしはこの位置に存在した小さな漁村だったのだろう。
海沿いに線路がつづいて非常によい景色だが、残念ながらこの道は小樽まで続いていない。
1100 小樽港湾センター
もう名前を聞いただけでガテン系のにおいが漂う、小樽港湾センターの食堂が、安くて盛りがよいという。そりゃそうだよね、という感想だ。屈強な海の男の腹を満たす食堂…なんて魅力的!土日休業なので、わざわざ平日を狙って訪問してみましたよ。ここでカツ丼を食うためだけに平日休み。われながらバカだ。
外観はまあ普通の公共施設だ。簡易宿泊所と貸し会議室を兼ねているらしい。開店時間の11時ちょうどの到着だが、駐車場には多くの車がとまっており、タクシーの姿もみえる。うむ、こういう場所ははずれなし。
入口を入って左側に食堂がある。メニューは上に張り出している札と、レジ横。レジで注文を告げて清算、上げ下げはセルフ。特に番号札などは渡されず、「○○でお待ちの方〜」と呼び出される方式だった。混雑時はどうなるのかわからないけど。
カツ丼がよいボリュームだという話だったので、それをオーダー。客層は意外に高齢者が多く、ご飯少なめコールが飛び交っていた。地元の人が安い食堂として利用しているのかも。
でてきたブツは、おう、なるほど、よい盛りだ。上から撮っちゃったのでわかりにくいが、どんぶりから縦にはみ出している。ご飯もみっちりつまっており、シロもアタマも通常の1.5倍近くありそう。
味は甘めで濃いめ。当方濃い味が好みなので、これはばっちり。肉はちょっと固かったな。まあこの値段とボリュームからしたら十分だ。なにせこれ、600円ですから。安い!
安くボリュームのある食事を提供する、地元密着ガテン系食堂。観光客向けではない、小樽の常食がここにある。
1129 小樽駅
1133 手宮線跡
1142 南小樽駅
1233 張碓集落へ
朝里-銭函間に、むかし張碓駅というのがあった。全国でも屈指の秘境駅として、ごく一部に名を轟かせていた駅だ。廃駅になってからは陸路からアクセスできるルートがなくなり、張碓駅のあった張碓海岸は、もはや到達困難な陸の孤島となっている。
さすがにそんな場所には行けないわけだが、張碓周辺にはもうひとつ興味をそそる場所がある。札幌小樽間の電車からよく見える奇岩、恵比須島だ。銭函から先はずっと海岸沿いを通る路線、海原しか見えない車窓に突然あらわれる大きな岩塊。ちょっと見学してみようというわけ。
1245 線路脇に漁師小屋
住宅地の端から海岸に降りる道が伸びている。入口には金属ロープが張られ、車両は入れない。自転車をとめて徒歩で下りていく。
下りた先には小さな踏切があり、漁師小屋につながっている。これは船屋造りになっていて、海側には船が浮かんでいた。
1252 石狩方面
これが恵比須島。いやあ、一度は近くで見たかったんだよなあ。念願かなった。
小樽方面の先に張碓海岸があるはず。海岸沿いに歩いていくことも可能なはず(もちろん危険)だが、そこまではやらない。最初からここを目標にしていたら行ったかもしれないけど。