uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

根室ツーリング その2

0809 尻羽岬駐車場



7時チェックアウト。多少道を間違えたりしながら根室へ向かう。目的地は特にない。カントリーサインが見えたらそこがゴールだ。鹿の飛び出しに注意しながら44号をひた走る。
と、ここで思いついた。今日すげぇ天気いいじゃん…こんな日はそうそうない。まだ5月だからだ。6月〜8月はいつ行っても霧。晴れる日が多い9月〜5月は寒い。それが道東太平洋側の基本的な天候。暖かくて晴れてるなんて、めずらしいにもほどがある。そうだ、むかし行ってみたが濃霧に巻かれた尻羽(シレパ)岬に行ってみよう。
道を確認し、牡蠣で有名な仙鳳趾(センポウシ)から尻羽岬へ向かう。こんなことなら絶景のワインディングロード道道142号を走ればよかった…
尻羽岬へは知方学(チポマナイ)集落から砂利ダートを数キロ走る。こればっかりはオフ車の独壇場。砂利道を4〜50km/hで走るなんてオン車じゃ無理だ。岬の看板がある位置までかなり歩くので、そのまま突っ込んじゃおうと思っていたが、車両制限区域なので無理だった。駐車場にとめて歩いて向かう。

0814 ユキワリコザクラ

0814 キジムシロ


駐車場を出てすぐ、野草がたくさん咲いていることに気づく。気象条件が厳しい砂礫地帯に咲く花たち。高山帯に咲いていることも多い。

0816 看板へ移動


濃霧のときは霧の中にはだかの樹林が浮かび上がって原初的恐怖を感じたものだが、晴れているときれいな景色だ。地形の切れ間から仙鳳趾の海岸が見える。

0818 海難犠牲者慰霊碑

0818 慰霊碑位置からの尻羽岬


ここも前回はおどろおどろしい雰囲気だった。

0821 看板壊れてた

0822 さらに先へ


ありゃ、看板壊れてる。風に吹き飛ばされたか。本当はこのような看板があるはずだった。
以前はここで引き返したが、今日は本当の岬の突端まで行ってみる。

0825 切れ落ちた断崖

0827 本当の先端から見る大黒島

0828 美しい海底

0829 仙鳳趾方面


先端に到達。無人島大黒島がすぐ近くに見える。海鳥の楽園らしい。
以上、ミッション完了!急に思いついたのだが、これが今回のメインになってしまったw

0929 道の駅 厚岸グルメパーク



再度根室に向かって移動開始。厚岸の道の駅でオイスターモカを摂取。モカソフトにオイスターソースがかかっているキワモノ系。モカが勝っていて、オイスターソースの味はほとんどしなかった。いやオイスターソースが勝ってたらそれはそれでイヤだがw

この道の駅は小高い丘の上にあって厚岸市街が見渡せる。厚岸大橋もよく見える。あの橋わたるとテンション上がるんだけど、今回は通らない。

1025 根室にIN


根室に〜IN〜(上杉専務風に(ご当地ネタ))
ここまで約450km。さーて帰ろうか。何しに来たかさっぱりわからんがw

1156 摩周駅


別海経由でまずは弟子屈に。道の駅に行くつもりが、駅に出てしまった。
ここで昼食ポイントと帰りのルートを決定。

1255 ひがしもこと芝桜公園



道東道を折り返すのはばかばかしいので、石北峠を越えて旭川経由で帰ることにした。途中、東藻琴の芝桜がちょうど満開らしいので寄ってみる。
いやあ、ひどい。バカみたいに混んでる。網走から屈斜路湖に伸びる道路沿いに公園があるのだが、屈斜路湖側からならそうでもないが、網走側はびっしり渋滞。5kmくらい続いていたと思う。北海道でこのレベルの渋滞は、ほとんど見たことがない。シーズン中の昼ごろに訪問する予定の人がいたら、屈斜路湖からのアプローチを強くおすすめしたい。ただし、峠道で線形は悪いのだが。
ここは入場料を取られるのだが、別に近くで見なくても遠めで見て十分に見ごたえがあると思う。無料エリアから有料エリアをのぞき見するだけですます。

露天も出ていたのでたこ焼きで小腹を満たす。昼食ポイントの北見まではもうちょっとかかる。

1440 カルネ


北見にボリュームのある洋食で地元民からの人気が高い御当地ファミレスがあるらしい。北見といえば人口当たりの焼肉店密度が全国でも有数な焼肉の街で、ホルモンが有名。それと回転寿司トリトン発祥の地としても知られる。そんな街で、あえての洋食というのもおもしろそう。寄ってみることにした。
北見の西はずれにあり、39号沿いにあるので位置はすごくわかりやすい。立地的に当然車利用が前提。駐車場は店の周辺に多数ある。
中途半端な時間に入店したが、それなりの混みよう。みな思い思いにダベったり、食事をしたり、パフェを食ったり…昼下がりのファミレス。そのままの雰囲気だ。しかしこの時間帯でこの客入りなら、昼は混雑するだろうな。地元民に大人気というのは本当のようだ。
メニューはパスタ、ハンバーグ、カレーといった洋食から、ピザ、パフェ、はては和食膳までと幅広い。その中からボリュームのありそうなスパカツカレーを選ぶ。スパゲティ、トンカツ、カレーという三大スター夢の競演だ。長崎のトルコライスに通じるものがある。スパゲティはナポリタン、ボロネーゼ、カルボナーラの選択制。

ブツが登場してからオーダーミスに気づく。ありゃ、これライス別か…この組み合わせでライスなしとかない。オーダー時に一言注意してくれてもいいのに。再度メニューを確認するとライス付きセットがあったので、そちらに変更してもらった。
洋食専門店の味というほどには至らないが、なかなかうまい。少なくともチェーンファミレスの画一的な味気なさより、クォリティはかなり上だ。手作り感が残っていてたいへんよい味。特にカレーはよかったな。とろりとした粘度のあるタイプ。
ボリュームもかなりのもの。1人前のカツカレーに0.5人前のスパゲッティがプラスされていると考えれば想像しやすい。ただ、ある程度値段もボリューミーなので、そこだけは残念だ。
150円増しでライスかスパゲッティを大盛りにもできるようなので、コストパフォーマンスにこだわる大喰らいの方には大盛りおすすめ。

1930 自宅着

上川層雲峡ICから旭紋道に乗り、そのまま道央道へ。本当は下道のつもりだったが、計算すると帰りが21時になり、凍えてしまいそうなので乗っちゃった。
いかんなあ。ETCつけたことで高速利用の心理的障壁が低くなってる。休日3割引だし。

「いい肌触りにゃ」
あっ!猫毛がつきにくいシーツセット買ったんですよ。下僕もまだ寝てないのに…
「ケッ、ケッ、ケッ」
や、やめてください!さっそくゲロ吐かないでください!

まとめ


944.8km


食費 600+1380
交通費 3340+2320 +ガソリン代(推定30リッター)
宿泊費 4300-500
飲み代 850+500+521
飲物等 100+110+160
おやつ 300+400

合計費用 \14,381- +ガソリン代(推定3300)