uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

十勝岳登山

0520 自宅発

平日代休→天気がいい→登山→人の少ないところはクマがこわい→日帰り圏内百名山
というわけで十勝岳に行くことにした。

0823 登山口


いいペースの車についていき、いいペースで到着。
今回からGIVI箱をはずしてTANAXのフィールドシートバッグを使用。積載量がかなりアップしたが、本気モードの日帰り登山装備を積むとパンパン。主に圧迫しているのは風呂セット、着替えのジーンズ、それとトレッキングシューズ。
靴を履き替えたいのでトレッキングシューズを積載してきたが、次回からそのまま履いてくるかも。サイドを伸ばせばまだ積めるけど、バランス悪そうだし…パッキングを工夫すればよさそうではあるが、まあこのあたりは試行錯誤だ。
バッグの内容物をザックに詰め替え、登山口出発。

0856 白銀荘分岐

0856 エゾノマルバシモツケ

0915 美瑛岳分岐

0926 避難小屋

0928 上富良野市街

0944 メアカンキンバイ


花などを愛でながら淡々と登っていく。避難小屋まで55分。10分休憩。
登山口では快晴だった空に、新得側からどんどんどんよりした雲がかぶさってくる…おかしいぞ、今日は全道的に快晴のはずなのだが…
十勝岳連峰に登ると必ずガスる」ジンクスが今日も発動したようだ。いやあ、なんでだろう。いやジンクスに何故もクソもないけれども。

1039 火口原

1052 すりばち火口

1053 グラウンド火口


火口まで休憩なし1時間55分、休憩込み2時間5分。10分休憩。
グラウンド火口の奥に十勝岳がそびえているはずなのだが…望み薄か…

1143 山頂はガス…


休憩なし2時間50分、休憩込み3時間10分。45分休憩。
うわーいやっぱりガスだー!これはひどい

1203 晴れてきた!

1203 山頂ふたたび


しかし…しばらく待っているとガスが晴れてきたではないか。やった!十勝岳連峰初の晴れ!俺的には歴史的事件。
喜びいさんで山頂標識を再度撮影。おおう、美瑛岳の後ろにトムラウシが見える!すげー。

1204 噴煙を上げる火口

1204 上ホロ、富良野岳方面

1204 南東に続く連山

1204 ニペソツ山方面


この間に周囲をぐるりと撮影。いやあ、こんなにいい景色だったんだね。いままで損してたわー。

1208 ザ・ベタな弁当


山頂部は虫がひどいので火口まで下りて食おうと思っていたが、せっかく晴れたのでここで食うことにした。
テーマは「ベタ」です。タコさんウインナ、カラアゲ、玉子焼き。ザ・王道。
コーヒーを作る装備も持ってきていたが、虫大杉なので控えた。なんかヘンな虫に指噛まれたし…

1304 姿を現せた十勝岳

1304 富良野方面

1304 上富良野方面

1304 美瑛方面

1305 美瑛岳、遠景に旭岳


晴れた山頂でゆっくりくつろいだあと、下山開始。
休憩は登りと同じく、火口部と非難小屋で10分ずつ。火口まで下り35分。非難小屋まで下り休憩なし1時間10分、休憩込み1時間20分。
画像は火口からの景色をぐるりと。ここから見る十勝岳、こんな形してたんだ…w

1434 下山


下り休憩なし1時間50分、休憩込み2時間10分。
全体で休憩なし4時間35分、休憩込み6時間5分。
望岳台レストハウスは閉鎖されており、トイレを使えないので要注意だ。
跡地には非難シェルターを建設中。御嶽山の噴火を受けての措置で、進捗状態からして完成は今秋くらいかなあ。現場の人に聞けばトイレを貸してくれるのかもしれない。

1524 美瑛町国民保養センター


望岳台から道道966号十勝岳スカイラインを美瑛方向に下る。下りきったところが白金温泉の温泉街。温泉ホテルがいくつか立ち並んでいるが、今日はホテルではなく保養センターを利用してみることにした。美瑛町が運営する施設で、主に地元民が利用しているが、町民以外でも利用可能。大人300円と、かなり安い価格設定。受付時に住所と氏名を記入する必要がある。
内湯ひとつしかなく、5人も入ればいっぱいの小さな浴槽。シャンプーなどは備え付けられていないので、用意していかなければならない。
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物塩。無加水無加温源泉掛け流し。源泉温度46.5度だったかな?湯温はかなり熱め。水道の蛇口があるので自由に加水してよいのだが、地元のじじいどもが占拠しており、加水できなかった。
地元じいさんが我が物顔にのたくって、部外者と見れば泥棒を見るような目を向けるなんてのが、この手の施設にありがち。いやまあ町営なんだから当然地元の方々が優先されるべきですがね。いい気分はしない。

1625 青い池

1626 美瑛川


すぐ前を通りかかったので、ついでに青い池に寄ってみた。平日の夕方だってのに、かなりの混雑ぶり。大型バスで乗り付けるチャイニーズ団体が目立つ。
いちばん奥、美瑛川のむこうにひょっこり顔を出している美瑛岳十勝岳がチャーミング。

2100 自宅着

同じルートをピストンするのはいやなので、帰りは芦別を経由する。このとき通ったのが道道70号芦別美瑛線。
ルートラボでルート作りながら「これダートかも?」と思っていたら、やっぱりダートだった。しかも深ジャリとヘアピンの連続。ヘアピンの要所要所が舗装されていたのがせめてもの救い。ダート初心者には厳しかった…走った時刻が17時を過ぎていたので、コケてダメージ負ったら大変なことになると思い、おっかなびっくり走り抜ける。道を撮影する余裕なんてまったくなかった。
芦別に着いたのが18時。赤平でメシと考えていたけど、ちょっと遅くなったので最短時間ルートで帰ることにする。歌志内から砂川に抜けて、2車線区間の多い12号を走るコース。
結局自宅近くの半田屋で夕食。これは日常生活扱いなので、旅の費用には計上しないのが俺ルール。昼食は弁当、飲料水も持参だったので、今回はガソリン代以外ほとんど金がかからなかった。なにこの貧乏登山w



「あやしいにゃ…」
べ、べつにあやしくなんかないですよ。次の山行の準備なんかしてません!

まとめ


332.0km




沿面距離 11.016km
累積標高 1138m
所要時間 06:04:05
行動時間 04:36:36


交通費 ガソリン代(推定10リッター)
入浴費 300
飲物等 130

合計費用 \430- +ガソリン代(推定1,100)