uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

【ついにヒグマとコンニチハ】登山断念・雌阿寒ツーリング【画像なし】 その2

0553 モーニング


5時ごろ起床。登山断念したものだから、ゆっくりと始動。
腰はあいかわらず痛いが、ロキソニンがよく効いている。ドーピングでごまかせば何とか帰れそうなので、ひと安心。

0728 朝の野営場

0739 朝のオンネトー


7時半ごろ野営場を出発。国道241号に続く道の途中にオンネトーが見渡せる展望スポットがあり、この位置からちょっと行くと幅員が1.5車線から片側1車線に広がる。事件はここで起こった。
まだ朝早いからシカが飛び出して来たらいやだなぁ、と思って片側1車線になっても50km/hくらいで走ってたわけですよ。右手に湖、左手が山ね。ゆるい右カーブを抜けたら、その先の道路右側に黒い大きな動物が…ででででで出た!ヤツだ!シカどころじゃねえ!
もうびっくりして急ブレーキ。そしたら後輪ロックしたらしくケツがずるっとすべりやがる。後輪ブレーキ緩めざるをえなくて制動距離が伸び、ヤツとの距離およそ10mくらい。ひえええええ…
ヤツもびっくりしたらしく、山側に向かってドスドス走る。その後ろをちょこちょことついていく子グマ。うわー親子かよ!子グマはかわいいけどお母さんはやべえよ!向かった先の法面がコンクリートブロックで補強されていたので、お母さん「ここ通れない」とおもったんでしょうな。くるっと引き返して右手のほうに消えていく。子グマもお母さんのあとを追って湖へ。ここまで一瞬のできごと。
展望スペースに人がいたから、とにかくそこまで行こうと思い、Uターンして湖畔まで戻る。「クマ出た!クマ!」なんて騒ぐのもなんだかおかしいので、しばしそこにとどまって息を整える。落ち着くまでまたがったままじっとしてたので、たぶん不審な人が来たと思われたんじゃないだろうか。
後続の車1台とバイクが1台国道側から来たので、もう移動してるだろうと判断し再発進。こんどはクマ出なかった…
いやあ、びびったー!ウェンシリ岳登山道で、すぐ脇を走り抜けられて以来のヒグマとの接近遭遇。そのときは姿は見てないので、野生のヒグマはじめて見た。しかも親子。至近距離で。親御さんが子供を守ろうと攻撃してこなくてよかったよ…

0854 道の駅オーロラタウンりくべつ


国道241号から道道143号北見白糠線に入る。陸別までのショートカットルートではあるが、カネラン峠に至るまでの途中4kmほどが線形の悪い砂利ダート区間。100番台の主要道道が未舗装だったりするから北海道の道はあなどれない。
どうでもいいがGoogleマップのナビは道道を「みちみち」と読むことに最近気づいた。みちみちてw みつしりと詰まってそうな音感w


陸別の道の駅はふるさと銀河線陸別駅。軌道施設を現存しており、観光列車を走らせている。運転体験ができるとか。ソフトクリームは普通のバニラ。

1020 訓子府駅


昼食のために訓子府に寄り道。これもふるさと銀河線の旧駅舎。
はやく着きすぎたので市街をぶらぶらして時間をつぶす。目を引くものは特になかった。

1105 福よし


訓子府の御当地Bグルといえば、訓子府タレカツ丼。カツ丼を御当地グルメとしているところは結構多い。福井・駒ヶ根会津若松ソースカツ丼、名古屋みそカツ丼、岡山デミカツ丼、新潟タレカツ丼などなど。各地趣向が凝らされているが、訓子府のカツ丼は、ご飯の上に直カツ、その上からしょうゆベースのタレをかけたもの。今日はその発祥の店、福よしを攻めてみる。
開店時間の11時ちょっとすぎ、のれんがかかるのを待って訪問。店の前には訓子府タレカツ丼ののぼりが立っている。なんでも萌えか、おめでてーな。
外観はちょっと寂れた感じだが、中はすごく広い。テーブル席、カウンター、小上がり等、多数ある。どれだけ多人数の団体が入ってても入店できないということはなさそうだ。

もちろんカツ丼をオーダー。10分ほど待って配膳。ひとくち食ってみると…おお、うまいぞ、これ。想像していたよりずっとうまい。しょうゆダレがカツにベストマッチ。ご飯に染みた部分もいい。これはタレの勝利だなあ。
カツもやわらかくカリッと揚がっており、非常にうまかった。正直、訓子府という町に立ち寄ることはそうそうないのだが、これを食うために寄り道してもいいくらい。
カツ丼のほかにもメニューが多数ある。ちょっと面白いのは、ラーメンとカツ丼のセット。通常料金でラーメン600円。カツ丼800円。で、セット料金は1400円。同じじゃんw どういうことw
ラーメンとカツ丼以外にもセットメニューがあるが、基本値段変わらず。ボリュームはきっちり2人前らしい。
なんだか、いろんな意味で面白い店だ。他のメニューも気になるし、通ってみたいなあ。今後北見を通過するときは立ち寄ってみるかも。今なら北見道路に乗ろうと思えばそれほど遠回りにもならないしね。

1211 道の駅おんねゆ温泉



時間があるので完全下道。訓子府から北上して国道39号に合流、石北峠→層雲峡→旭川→12号バイパス→そのまま12号のルート。
途中にある道の駅おんねゆ温泉でソフトクリームを摂取。日中はクソ暑いのでソフトがうまいわー。

1231 山の水族館


一時期ちょっとだけ話題になった山の水族館という施設があるので見学していく。最近は入場者数が低迷ぎみだそうだ。ちょっと入館料高いかな。
以下写真羅列モード。

1233 山の水族館 オショロコマ

1233 山の水族館 四季の水槽


入館してすぐ出てくるオショロコマ水槽は頭上にありダイナミック。つかみはよい。

1234 山の水族館 ヒメマス

1234 山の水族館 ウグイなど

1234 山の水族館 ニホンザリガニ

1234 山の水族館 イトヨ

1235 山の水族館 ウキゴリ


続いて地味めな小水槽が並ぶ。

1235 山の水族館 イトウ


幻の古代魚イトウ。好奇心が強いのか、人がいるほうに集まってくる気がする。

1242 山の水族館 ヤマメ


ヤマメの行動展示。水位が下がってくると上流に沢登りする。

1243 山の水族館 大型熱帯魚

1243 山の水族館ラニ

1243 山の水族館 オスカー


大型の熱帯魚。個人で飼うにはハードルが高いが飼ってる人もいる。

1243 山の水族館 鑑賞魚たち

1244 山の水族館 鑑賞魚たち

1244 山の水族館 キッシンググラミー


このあたりは気軽に飼える魚たち。

1245 山の水族館 オオウナギ、レッドフィンバルブなど

1245 山の水族館 熱帯魚たち

1245 山の水族館 淡水フグなど


ウナギでけぇw

1246 山の水族館 アカミミガメ?


最後はドクターフィッシュのふれあいコーナーなどもあった。
家族連れが群がってたので、地味なカメを鑑賞。アカミミガメ(ミドリガメ)かな?耳赤くないけど。
以上、終了!

1800 自宅着

当麻の道の駅で小休止したのみで、一直線に帰宅。腰は1週間ほど痛んだが、初日以降徐々に回復し、大きな問題はなかった。

「ぽとり…」
ど、どうされました。背中に哀愁がただよってますが…
「暑いにゃー」

まとめ

走行ルート

796.8km


交通費 ガソリン代(推定24リッター)
食費 630+700+800
酒代 274+308
宿泊費 350
入浴費 200
ソフト 320+300
その他 670

合計費用 \4,552- +ガソリン代(推定2,700)