uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

蘭越道の駅サイクリング

0440 自宅発

車庫をあけるために車を処分したわけだが、冬はどうしても車が必要になる場合があるため、カーシェアに加入している。月の固定費が1030円で、この中に1時間15分ぶんの料金が含まれる。1時間15分を超えると、超えたぶんの料金が15分ごとに追加請求される仕組み。料金内にガソリン代も含まれるため、短時間の利用であれば非常に安くすむ。
また、カーシェアの利点として「空いてさえいればいつでも使える」というものがある。手続きがWeb完結し、貸出も返却も一定の手順をふむだけ。レンタカーで早朝や深夜に出発しようとすると24時間の営業所を探さなければならないが、カーシェアの場合、空いている車輌を探してそこに行きさえすれば、何時だろうが使用できるのだ。
もちろん利点ばかりではなく、利用時間が長くなると加速度的に割高感が増すし、長時間パック料金には別途1kmごとに距離料金が加算される。
今回はトランポを使って道の駅サイクリングというのを思いついたのだが、
・早朝出発したい
・世間一般では夏休みのため、レンタカーは予約がとれない
・料金をシミュレートしてみたところ、レンタカーを借りた場合とそんなに変わらない
・夏場はまったく使っていないため、毎月1030円をお布施している状態
以上の理由により、カーシェアを利用することにした。
自宅から4.5kmほど離れた拠点まで自転車で自走し、借りたステーションワゴンに積んで、そのまま出発する作戦。

0717 道の駅ニセコビュープラザ


というわけでニセコスタート。
蘭越の道の駅2駅を回ります。

0802 昆布駅

0824 蘭越


JRの駅も観察したりして。
昆布駅はつい最近も来てみた。蘭越駅ははじめて。
蘭越駅から5号線をそれて道道934に入る。5号線をショートカットする道路だが、アップダウンの多い山道なのでたいした時間短縮にはならないと思われる。

0852 道の駅らんこし・ふるさとの丘



道道934号が国道5号に合流した地点から数km坂を登ると頂上付近に道の駅がある。開店時間ちょっと前に到着。計算どおり。
ソフトクリームもあるみたいだが、よりサイズの小さいミルクアイスを選択。第1道の駅制覇。あとふたーつ。

0946 道道267号


登ってきた坂を小気味よく下り、今度は5号線本線を進む。平地に変わって少し進んだ先に道道267の分岐。
蘭越から日本海にかけて尻別川が流れており、左岸が道道267、右岸が同229。片道20kmだが、その間に橋は3つ。両端にある橋をあわせて5つしかない。
半分ほど進んだ地点を振り返ってみる。正面小さい山が尻別岳、その左の大きな山は羊蹄山。右端に昆布岳、左端に見切れたように写っているのはニセコアンヌプリ。なにこの絶景。
ほぼ地元民しか走らないであろう道に、このレベルの景色が埋もれているとは恐るべしである。うーむまだまだ行きつくしてないなあ。

1008 尻別川河口


海だ〜!ジャカジャン(樋口さんタイミング)

1015 道の駅シェルプラザ・港



蘭越町日本海に面している、ごく限られた区間に、道の駅シェルプラザ・港がある。10時ちょっとすぎに到着。ほぼ計算どおり。
ここはソフトクリームを扱っていないので抹茶アイスを購入。仕入はふるさとの丘と同じだろう。第2道の駅制覇。ニセコに戻ればミッション完了。

1026 貝の館


事前情報では10時半開店だった昼食スポットのドライブインだが、開く気配がない。
たぶん興味をひくものはないだろうと思っていったんパスした博物館、貝の館を見学して11時までつぶし、様子を見ることにする。

1045 内部のようす

1046 世界の貝殻展示


うーむ、やはりあまり興味がないw

1051 ミニ水族館

1051 チープなジオラマ


展示スペースの奥にミニ水族館というコーナーがあった。
真ん中にあるのは海底の様子をジオラマにしたもの。上に向かって伸びているのは昆布。左にいるダイバーは人形。右奥にいる人は本物w

1054 クリオネ水槽

1056 フラッシュ撮影


クリオネがうじゃうじゃ泳いでいたので撮影を試みるが、なかなかピントがあわない。業を煮やしてフラッシュ撮影してみた。動きが早いものを撮影するにはどうしたらいいかなあ。

1100 ドライブインみなと


さて、せっかく蘭越から港まで出たので、海沿いで昼食にしたい。ところがですな、この集落、飲食店というものがほぼ存在しないのですな。干物を売っている店が2軒、これはこれでうまそうなホッケの干物などを置いていたが、さすがにその辺で焼くわけにもいかんし。あとは道の駅にある軽食か、このドライブインかの2択。ほとんど情報がないが、入ってみましょうか。
道の駅に隣接、民宿もやっているらしい。10時半開店との情報もあるが、のれんがかかったのは11時だった。入店すると、テーブル席のみ8席程度だったかな。長テーブルなので収容人数はそこそこ。いかにも国道沿いのドライブインといった感じ。
メニューはラーメン、定食、丼など、このあたりもいかにもだ。海沿いであることを思わせるのは、ウニ丼だろうか。メニュー上は時価、張り紙で2500円となっていた。値段から見て、まずムラサキウニで間違いない。
魚介が入った「浜ラーメン」1000円あたりがお手ごろかつ海っぽいメニューだが、白米を食いたかったので刺身定食にしてみた。

甘エビ、サーモン、タコ、シメサバ。ほぼ解凍ものだと思われる。ただひとつオーラを放っているのが、生ウニだ。ミョウバン不使用の、ちゃんとしたムラサキウニ。ほうほう、なるほどね。これがあることでグッと高級感が出る。あと、米はなかなかうまかった。
1400円したので、もう少し華がほしいところだが、生ウニに免じて可としよう。正直、こんなところでまともな生ウニ出すとは思わなかった。こりゃウニ丼を試してみるべきだったかな。

1241 尻別川


帰りは道道229を走る。序盤は快調だったのだが、途中からかなり苦しくなってきた…この道、はじめの10kmほどは細かいアップダウンが続くが、そのあと7km延々と登り、最後に一気に高度を落とす構造なのである。こ、これはつらい…
というか7kmの登りに取り付く前に、すでに電池切れ気味。羊蹄山ビューだった道道267に対し、こちらの道はニセコ連山がよく見えるのだが、撮影する気力もなし。
理由は帰宅後に標高を確認したときわかった。全コースの累積標高1000m超えてる…うーむ俺の貧弱な足とケツで、それはきついわ。最後なんてヘロヘロだったもんなぁ。

1435 ゴール



予定をだいぶ過ぎて、なんとかゴール。蘭越からの登りと下りの連続はつらかった…ニセコなめてた。
おつかれさまのソフトクリーム。これうまかった。

1810 自宅着

夏休み期間のため帰宅までにかかる時間が読めず、返却時間の兼ね合いで温泉をパスしてそのまま帰宅。かなり暑かったため、全身に塩が吹いておりました。


「もっさり」
おや、夏なのにやけにもふもふしてらっしゃる。
「湿気が多いのにゃあ」
バケツひっくり返したような雨が降り続いてましたからね。一部市内に避難勧告でてましたよ。携帯いっせいに鳴り出すから地震かと思いました。

まとめ

移動ルート

距離未計測

走行ルート

標高グラフ

沿面距離 82.147km
累積標高 1070m
所要時間 07:05:41
走行時間 札幌市内移動を含め5時間、4時間半弱くらい


交通費 10396+800
食費 1400
飲物等 129+108+110
ソフト 180+180+260
その他 350


合計費用 \13,913-