uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

道道740号全走&エクストリーム参拝 その1

知床半島に代表されるように、海沿いに道路が走っていない場所が、北海道には何箇所かある。海から山がせりだしている地形で、険しすぎて道路が作れないわけだ。
技術の進歩により徐々に姿を消し、いまでは知床、恵山、知内などしか残っていないわけだが、つい最近、ほんの4年前まで道路がなくて通れなかった場所がある。瀬棚と大成を海沿いに結ぶ道道740号。
そして大成から海沿いといえば、知る人ぞ知るエクストリーム参拝のメッカ太田山神社。高所恐怖症の俺が登りきれるとは到底思わないが、行けるとこまで行ってみようじゃないか。たぶん橋で折り返すと思うけど。

1245 自宅発

天気予報をにらみながら、そういう予定をたてたわけだが、まあ天候が不安定なこと。予報はころころ変わるし、天気がまったく読めない。結局、出発当日はほぼ雨。13時近くまで家で粘るも、こりゃやまねぇなと見切りをつけ、とにかく雨の中を前乗りして2日目に動くことにした。

1520 宿到着(外観撮り忘れ)



今回の宿はいわゆる大箱ホテル。まったく興味のないジャンルで、いつもは積極的に避けるのだが、ビュッフェ飲み放題プランがあるしたまにはいいんじゃないの、ということで予約。
部屋はツインルーム。設備はちょっと古めで、テレビ台が窓の前にあったり、お茶セットが棚に乗っていたりなど、ちょっと独特なスペースの使い方をしている。コンセントが少なくて使いにくい。冷蔵庫には冷水が入っていたが、これ俺的には高評価ポイント。
景色は山側で、そのぶんお安めの価格設定となっております。どうせ雨だし、特に問題はない。
廊下の音はけっこうひびく。あと洞爺湖では毎夜花火を打ち上げており、はっきり言ってドンドンうるさい。雨なんだからやめりゃいいのに…花火を見物して楽しもうなんていう観光客らしい客じゃなくてすみませんねえ。でも興味ないっす。うるさいだけ。

1644 館内のようす




温泉にはいったあと館内を散策。あ、温泉は広くてなかなかいい感じでした。客数も多いから混む時間帯には行きたくないけど。朝時間がなくて展望露天には行かなかったが、行けばよかったかなあ。ことほどさように関心が薄い。
広いラウンジと、巨大な売店が目をひいたくらいか。客層はアジア系と日本人が半々くらいかな。

1740 夕食ビュッフェ



夕食ビュッフェは17時半から30分きざみに時間を選択。おそらく各時間で人数制限がある。先着順に受付し、席を指定される。団体は団体で別に案内されるようだ。
とにかく人が多く、会場も広いので料理を取るだけで一苦労。飲み放題は1時間の制限つきだが、そのあいだに焼酎4杯ワイン4杯飲んでやった。さらに部屋に帰ってから自販機ビールのロング缶2本飲んでるから、あきらかに飲みすぎ。翌朝起きたら6時を過ぎてて、朝風呂をパスしちゃった。

0705 朝食ビュッフェ


朝食ビュッフェは6時45分開始。夕食時と違い、席はフリー。なので満席時は座れないことも考えられる。
やはり料理をそろえるのに一苦労し、それだけで15分くらいかかった。

0830 チェックアウト

やっぱりというか、こういう人が多いホテルは嫌だねえ、旅先に来てまで人ごみに紛れたくはない。
たまにはいいかと思って利用してみるんだけど、やっぱり合わねえな、とそのたびに思うことの繰り返し。また数年後に、たまにはと思うんだろうなあ。そして同じ感想に至ると。

1025 小川高原入口

1026 案内板


洞爺湖ICから道央道を利用し国縫ICで降りる。R5重複区間から北檜山へ分岐するR230と、今金・北檜山市街をバイパスする道道232を使ってR229に合流。ガソリンが心もとなくなったので、いったん北檜山に出て給油してから小川高原に立ち寄る。
日本海に張り出す山岳地帯にある高原で、瀬棚町の町営牧場などがあるらしい。案内図も出ているのでアクセス便利。ふむふむ、佐々木さんちの手前を左折だね。

1033 小川高原

1034 牛たち


このあたりが高原の牧草地帯。非常に美しく牧歌的な光景だ。ハイジの世界だ。余談ですがトライのCMあたまおかしい(賛辞)。

1036 内浦湾方面

1036 狩場山方面

1037 町営牧場の牛くん

1038 迫り来る雲


天気がよければ狩場山がくっきり見えるらしいが、どんよりした雲が部分的にかかっている。ちょうどこの高原が位置する山岳地帯までが分厚い雲に覆われ、狩場山を越すとすっきりと晴れて気温も高かった。この週ずっと続いていたヘンな天気が、ここだけ残っているようだ。

1108 道の駅てっくいランド大成


小川高原を下りて大成地区まで移動。道の駅に寄って休憩。
あっ!ここソフトクリーム売ってない!なんてこった…しかしまあ心配しなくてもいいだろう。ここの正面の海岸は海水浴場なのだ。海水浴シーズンに来たら絶対に売ってる。夏、できれば休日にもう1回来なきゃならんけど。


つづく。