0725 ポン山コース分岐
利尻山はあきらめていたものの、ポン山トレッキングくらいできないかな〜などと考えていたのだが、普段着普段靴で来てしまったので早々に撤退。朝露で足元が濡れており、このまま進むとずぶぬれになるのが目に見えていた。
というか利尻礼文に来るのになぜ歩く恰好をして来ないのか。我ながら意味がわからん。いそがしくて計画を練る暇もないから、いろいろと旅の勘がにぶってる。
0818 利尻山@展望台
0819 礼文島@展望台
利尻には登山で1回、自転車1周で1回滞在したことがあるが、ここは未踏。見返台5合目まで勾配のきつい山道で、自転車で来るにはきつかったから。逆に言うと利尻の観光スポットで未踏だったのはここだけ。
たいへん景色のよろしいスポットであるが、道路がギリ舗装されてはいるが、かなり険しい。ハイシーズンの昼などはたどりつくのに苦労しそう。
0859 仙法志御崎公園
1130 味楽
さていよいよ今旅のメインイベントである。日本最北の島まで来てラーメンがメイン。我ながらバカバカしいわけだが、そのバカバカしさがよいのだ。「きのう昼飯食いに行ったラーメンうまかったよ」「どこのラーメン屋?」「利尻」
沓形のメインストリート、と言ってもこの街のメインストリートわずか数百メートルだが、少し入った位置にあって初見では発見しにくい。一応案内は出ているのでそれを目印にするか、おとなしくナビを利用するのがよいかと。
11時半開店ちょうどに到着すると、ぴったり満席。観光シーズオフだが、ミシュラン北海道版のビブグルマンに連続選出されている名店である。それなりの客数だ。ハイシーズンだと並ぶんだろうなあ…
店内は広い小上がりと4人がけテーブル席に分かれるが、2人以下はテーブル席に案内され、混雑時は相席になる。
おすすめメニューの焼きしょうゆラーメンを注文、混み具合相応の時間で配膳。
しかし、さすがミシュラン掲載店といいましょうか。うまいですなあ。「焼きしょうゆ」という名称どおり、香ばしい醤油の香りと、にんにくの風味。香ばしさの裏にしっかりとしたダシの深みも感じる。これは利尻昆布のうまみかしら。
麺は加水率高めで、札幌麺に近い。札幌の、ともすればゴム麺と揶揄されるそれよりも、万人受けする歯ごたえかと。
わりとベーシックな部類かとは思うが、完成度の高いうまいラーメンだと思った。そして何よりも、この立地である。日本最北の島で食う、うまいラーメン。このプライスレス感は何にもまさる調味料だ。
1442 利尻空港
レンタカーは「カギをダッシュボードに入れてフェリー乗り場の駐車場に置いといてくれ」と言われていたので、そのとおりにする。盗まれる心配ないからねえ。盗んだって島から脱出できないもの。
フェリー乗り場から路線バスに乗って利尻空港へ移動。日本広しといえど、敷地内にハイマツが自生している空港はここだけであろう。植え込みに普通に生えてた。
1525 HAC SAAB340B
HAC便のJAL特典予約、機材はサーブ社のターボプロップ機。36人乗り。
わりと高高度を飛ぶので揺れはなかったが、さすがに低空では風で横滑りしたりする。高所恐怖症的には心臓に悪い。
1720 自宅着
定刻10分ほど遅れて到着。空港から自宅までは普通は歩く距離じゃないが歩ける範囲。徒歩で帰宅。
うーむなんかホント、今回は利尻ラーメン食いに行っただけだったな。
島内移動ルート
稚内-鴛泊航行ルート
利尻-丘珠航行ルート
利尻-丘珠標高グラフ
交通費 10450+2140+14000+370
宿泊費 5400
入浴費 500+100
食費 980+1030+468+950
酒代 822+600
飲物等 130+100+260
その他 200+200
合計費用 \38,700-