uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

屋久島トレッキング・九州2城 その7

1058 辻峠


最終目的地、太鼓岩への分岐点、辻峠。
みんなザックをここにデポして太鼓岩まで往復しているらしい。自分も先例にならう。

1111 太鼓岩

1112 太鼓岩からの景色



休憩込み2時間10分。休憩なし1時間55分。
花崗岩の大岩で、日帰り登山では森林限界を越えることのできない屋久島では数少ない展望スポットだろう。
もちろん、ただの岩なので下を覗き込むと相当こわい。高所恐怖症泣かせ。団体が占拠していることもあり、撮影だけしてとっとと退散。

1128 女神杉

1130 ヤクシカのケツ


太鼓岩へは登りと下りが分離したコースになっている。
辻峠までもどると人だかりができていたので、何かと思ったらヤクシカが愛想をふりまきに来ていたようだ。
ヤクシカは単独行動を好むのかな、西部林道で見た個体もだいたい単独だった。エゾシカなんか必ず群れで行動しているが。
捕食者がいないから群れを形成する必要がないのか。

1134 登山弁当・昼食


ベンチもある広いスペースなので、そのまま辻峠で昼食タイム。
おかずはオール揚げ物ですな。そろそろずっしりしたものを食っておきたいところなのでちょうどいい。フルーツはタンカンだと思う。これうまい。

1228 二代くぐり杉


足も何とかなりそうなので、帰路は予定どおり奉行杉コースを通ることに。
しかし、アップダウンがあることはわかっていたが、思っていた以上に今の足にはつらかった。体力が底をついてきたかもしれない。

1312 三本槍杉


このコース、通常は往路で使うのが一般的なのである。つまり、逆に歩いてきたときにわかりやすいように道が作られている。奉行杉コースなのに、奉行杉を見落としたのに気づいたのは、ここまで来た時点だった。たぶんグループとすれ違った地点だな。

1323 三本足杉



ピンクテープを頼りにルートを探すような場面も何度かあったので、このコースを歩くときは順路に従ったほうがよろしいかと思います。
自分が疲れて注意力散漫になっていただけかもしれないけど。

1342 二代大杉

1345 さつき吊橋に合流


奉行杉コース終了。いやあ疲れた〜足が痛え〜

1353 下山


全体で4時間50分。休憩なし4時間ちょうど。
もうひとつ、1kmちょっとの弥生杉コースがあるのだが、もう体力が限界。バスの時間もあるので、今回はこれにてミッション達成とする。
弥生杉、ヤクスギランド、大川の滝、ガジュマル、ウミガメの産卵など、見るべきものがまだまだたくさん残った。3泊で回り尽くせるような島ではなかった。

1423 バスから見える絶景


まつばんだ交通バス 1415白谷雲水峡→宮之浦港入口1445 550円
この島には海と港を俯瞰できるような展望スポットが少ないのだが、路線バスから見える景色が絶景だった。朝気づいてびっくりしたので、帰りは海側の席を確保してしっかり撮影。
ここはマイカー規制されていないので、レンタカー等でもアクセス可能。停車位置には注意する必要があるけど。

1605 たんかんシャーベット


いったん宿にもどってシャワーをあびたあと、登山装備をスーツケースに詰めて、宅配便で自宅へ送る。ヤマト運輸の営業所が徒歩10分くらいの距離にあるのだ。これで5日め以降の荷物はザックと着替え、日用品のみになり、ぐっと身軽に。
その帰りに地元スーパー「ヤクデン」に寄る。屋久島電工が経営しているらしい。手広いですなあ。
お茶を買うついでになんとなくながめていると、たんかんシャーベットというのを発見したので宿に戻って食べてみた。うまかった。
あとから思い返すと、この瞬間がいちばん楽しかったかも。予定の行動を達成し、宿でゆっくりしながらシャーベットでひとなごみ。うーん、至福のひととき。

1800 夕食


夕食2回目はエビフライ!
この宿は観光客のほかに工事関係者も長期逗留している。2食め以降はメインのおかずがそっちに寄せられるみたい。後ろの席には1泊目の客がいたのだが、昨日自分が食べたトビウオ唐揚げが供されていた。メイン以外はたぶん同じ。
宿の料理感はないけど、これも何気にうまいんだよなあ。疲れてるから何食ってもうまいのを差し引いても、基本の料理レベルが上だと思う。
あと刺身の鮮度がすごくいい。前日もそうだったけど、すごくうまかった。満足。


GPSトラック

標高グラフ

沿面距離 7.807km
累積標高 877m
行動時間 04:00:58
所要時間 04:51:32


4日め
交通費 550+550
宿泊費 (8000-1000)
食費 600
飲物等 108+350
その他 500+2457

合計費用 \12,115-