0458 宿泊先
尾瀬脱出日。
沼田あたりまではまあまあいい天気だったのだけど、関越を走っている途中であきらかな雨雲が見え始める。路面情報では水上〜湯沢間雨という表示。水上ICを下りるとなるほど、ついさっきまで雨が降っていたらしい。
0731 谷川岳ロープウェイ
関越自動車道 沼田→水上 490円
最後は谷川岳。ロープウェイで登ってしまえばほぼ稜線歩きの比較的楽な山のはずだが…このどんより具合。ロープウェイに乗るかどうか迷ったけど、もうずっと降ったりやんだりの変な天気が続いているので、もしかしたらいきなりパッと晴れることもあるかもよ、と、とりあえず乗ってみる。
0757 大雨
しかしまあ、上は本降りの雨だ。下は降ったりやんだりだったが、ここは明らかな雨。
しばらく待機してみるが、終始蒸し暑かったこの旅で唯一底冷えする寒さで体が冷えきっていることもあり、雨中の行動は回避。すっぱりあきらめて予定変更。ケンシンに会いに行きます。
1126 春日山城
関越自動車道 水上→湯沢 710円
越後湯沢から下道を走り上越へ。グンマー国はクソ寒かったのに、新潟はクソ暑い。
天気はずっとあやしく、常に空のどこかにドス黒い雨雲が浮かんでいる。いつゲリラ豪雨にあってもおかしくない。
1133 春日山神社
1135 ケンシン
春日山城はお手本どおりの山城だ。中腹ほどにケンシン像。
1146 上杉三郎景虎宅跡
1146 米蔵跡
1151 天守台跡
1152 天守台パノラマ
1153 天守閣跡
天守とあるけど、ケンシン時代に天守という概念は存在しない。もちろん天守閣なんて存在するはずがない。
物見かなにかがあって、あとから天守と呼ぶようになったんじゃないかな。
景色はすごくよい。海岸線に柏崎原発らしき建造物が見える。
1157 毘沙門堂跡
ケンシンといえば毘沙門堂ですな。
戦国末期にありながら旧時代の古武将の印象が強い。有り体に言えば、あまり好きな人物じゃない。
ノブナガ・ヒデヨシらイノベーターが時代を変革させていく歴史の転換点にあって、シンゲン・ケンシンという2大・旧型猛将があいついで病没していくのは、なにか不思議な、人智の及ばぬ流れのようなものを感じる。後付け設定といえばそれまでだが、そんな偶然にロマンを求めるのが歴史好きという人種。
1225 番所跡
1420 レストランナカタ
北陸自動車道 上越→長岡 1590円
上越から新潟へ向かう途中、ほぼ中間地点の長岡で下りて寄り道。目当ては長岡B級グルメ「洋風カツ丼」である。提供している店はいくつかあるようだが、今回はこちら。長岡駅前の商店街にある老舗洋食店。
地方都市の御多分にもれずシャッター商店街になっている一角。駐車場はたぶんないので自己解決する必要がある。もしかすると商店街の駐車場があるかもしれないけど、未確認。
せまい入口から階段を登って2階。奥に長い構造で、テーブル席がそれなりにたくさんある。
段階ごとに激辛まで選べるカレーとか、メガ盛り級のブツとか、たのしいメニューが並んでいる。これはあれだ、地元の学生が通うタイプの店だな。客層はファミリーからリーマンまでいろいろだったけど、雰囲気としてはそう。
オーダーはもちろん洋風カツ丼。カツライスに酸味強めのデミグラスがかかったもの。地元民は「洋カツ」と略すみたい。
味はまあ、見たまんま。想像するより少し酸味は強いかもしれない。普通にうまいっすね、普通に。
1616 窓からの眺め
北陸自動車道 長岡北→新潟西 1170円
新潟に入り宿に向かっている途中で、ついにゲリラ豪雨につかまった!ここまで走行中はのらくらかわしてたんだけど、給油タイミングをあやまって新潟市内でスタンドを探し給油したタイムロスがひびいたか…
登山装備のままなんで多少の豪雨なら服装的には問題ないけども、荷物が少し濡れた。しかしまあザックはカラだしバッグの中に侵入するほど長い時間ではなかったし。ジャケットは吊るしときゃ乾くだろうし。大丈夫。
最後の1泊のため、少しいい宿をとって日航新潟。地下駐車場は4輪専用だが、入っていけば脇から端のスペースに誘導してくれる。
1815 シメの中華そば
さっきメシを食ったので軽くでいいし、いつゲリラ豪雨がくるかわからない状況で外に出るのもかったるいので、夕食は宿のお高い中華レストランで飲みメイン。アレですよ、ひざかけナプキンとか置いてある系ですよ。中華じゃなく洋食だとしたらフォークとナイフがたくさん並んでる系。
このセットのほかに日本酒3合頼んで5K越え。クソ高え…
味はいいんだけどさあ、麺は飲み終わったタイミングで持ってきてくれないとさあ、この値段取ってんなら。まだ飲んでるのに麺持ってきてんじゃねえよと。
いや想定外の飲み方してるのは認める。あと払ったのは5分の3が日本酒の値段か。ぐう…