uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

北国(北陸)街道城巡り その2

0638 モーニングセット

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2日目はレンタカーを調達し、福井周辺を回ります。
朝食は前述のホテルモーニング。ごく普通のモーニングメニューだが、フリードリンクつきで550円ならお得。たまに食うとトーストはうまいね。

0821 霧の一乗谷

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0823 唐門

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まずは一乗谷城。言わずと知れた朝倉氏の城。信長にすり潰された。前日ホテルでブラタモリを見ていたら、ちょうど一乗谷に来ていたけど、まったくの偶然。
足羽川支流一乗谷川に沿った谷筋に城下町をひらいており、両端を固めれば鉄壁の守りとなる。まともに攻めるなら、東西にそびえる山を制する戦いになるだろう。東の一乗山に一乗谷城が築かれていた。
前日の雨による湿気と朝の冷え込みによる霧だと思うが、山にさえぎられて夜明けが遅く、いったん霧が立つと長い時間、谷間に滞留する。霧につつまれた中世最終期の城郭遺跡。非常に幻想的な光景だった。

0828 朝倉氏館跡

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0830 湯殿跡庭園

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0831 中の御殿跡

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0841 諏訪館跡庭園

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一乗山ふもと、川から少し小高くなったくらいの位置に、館群の遺構がある。

0835 英林塚

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もう一段高い場所に7代孝景の墓所
この裏に一乗谷城への登山ルートがあるのだが、トラロープが張られて通行禁止になっており断念。あとで調べたら、このコースずいぶん前に廃道になっていたらしい。登城するなら他のコースに回る必要がある。
館遺跡群が思いのほかよかったから、まあいいか。本当にいい雰囲気だった。霧あればこその満足感かもしれないけど。

0843 一乗谷

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右側に館遺跡群、左に復元街並。
谷間にも陽がさしてきて、だいぶ霧が引いてきている。ここに来るなら夜明けから1〜2時間くらいがおすすめ。

0929 丸岡城天守

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続いて丸岡城。柴田氏繋累の築城、江戸期は有馬氏が入る。
有馬氏の前に、一時期本多重次が入城しており、「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」の手紙でつとに有名。
さしたる歴史上の経緯もなく、特徴もそれほどない平山城だが、100名城に数えられる。現存だからです。日本最古の現存天守。入場料450円。

0930 石のしゃちほこ

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もとは銅板張りだったものを戦時中の改修時銅不足のため石で作りかえ云々。
この石は緑色凝灰岩。福井足羽山で産する笏谷石。きのうブラタモリで見たもんね!

0931 天守1階

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0932 天守2階

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0933 天守3階

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3層天守内部。飾り気がなくて大変よろしい。マイナーなので人も少ない。

0933 天守からの眺め

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丸岡は九頭竜川扇状地の根元にあるので周囲は山に囲まれる。
3枚め奥に頭を出している山は大日山かな?

0939 石瓦

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福井周辺の城で使われている石瓦。笏谷石製。ブラタモリでは福井城の復元瓦を紹介していた。
ちなみに福井城は松平春嶽の城なので、夕食を食うついでに見ていくつもりだったが、そのころには雨が本降りになっていたのでとりやめた。まあ復元だし。

0944 歴史民俗資料館

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0950 資料館内部

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入場券にセットになっていたので歴史民俗資料館を見学。
展示物も少なく、セットでなければわざわざ入ることはないと思います。
画像が多いのできざみます。次は短い。

つづく。