uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

山陰ツーリング&四国(ほぼ)完結編 その6

1624 宿泊先

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1632 宿泊部屋

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1642 中庭

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本日の宿。すごいでしょう。ここ、元遊廓だったんだって。部屋の入口のふすまをあけると、すぐ中庭。吹き抜けになっていて天井がない。構造上ある程度風はふせぐだろうけど、暴風雨だと雨がふすままで叩きつけるでしょうな。翌朝少し冷え込んだので、少々寒かった。冬はかなり冷えるかも。
テレビはいまどきめずらしいブラウン管。デジアナ変換チューナーつき。別に見ないんだけど、宿のおっさんが勝手につけた。おっさん、距離感が近くてペラペラしゃべる、やっかいなタイプだった。
トイレはぼっとん式だし、Gが出そうだし、通常なら敬遠するんだが「元遊廓」というのに興味がわいちゃいまして。なるほどねえ、こんな部屋で徳利でも傾けながら…ってわけですか。風情があるねえ。現代風俗とはひと味違いますな。

1650 野山獄跡

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1650 岩倉獄跡

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石見銀山で時間をつかっちゃったので津和野城を積み残しており、今日中に萩城を回っておかないと翌日秋吉台に寄れなくなっちゃうので、徒歩で萩城へ。
すぐ近くに野山獄跡があったので見学。吉田松陰が投獄されていた場所。人望厚かった先覚者だが、ちと早く生まれすぎたのかもしれない人。行動がよくわからない。いわゆる「変人」の部類。

1712 萩城

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萩城へ到着。歩いてくるには遠かった…しかしこのあと城下町を散策するので徒歩しかない。
見てのとおり、背後に指月山を構える。この上には詰丸がある。登ってみるべきなのだが、さすがにこの時間からは…いちおう山だし、アクシデントで日没になると危険。

1713 極楽橋

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1718 天守

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1719 天守台から市街方向

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大手極楽橋を渡ってすぐ左手に天守台。天守なんて飾りです。えらい人にはそれがわからんのです。
本当の本丸は詰丸のほう。

1724 志都岐山神社

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志都岐山神社を見て、さらっと終了。やっぱりね、ここは登らないとたいしておもしろくない。
阿武川河口部の中洲に、さらに堀をめぐらせ、日本海に張り出す指月山の要害を本拠とした、なかなかの堅城だと思います。さすが関ヶ原後に大幅減封されたとはいえ大毛利氏の本拠である。

1731 萩城下町

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どちらかというと、こっちのほうが楽しみだった萩城下町散策。ここも「史跡に人が住んでいる」場所だ。石見銀山もそうだったけど、世界遺産をなめちゃいかんなあ。すべて回るには少なくとも半日必要。

1737 周布家長屋門

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1742 北総門

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1749 高杉晋作誕生地

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1750 高杉晋作

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1759 明倫館

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1800 明倫学舎

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軽く回ってみました。この他にもGoogleマップからざっと拾ってみただけで「木戸孝允(桂小五郎)旧宅」とか「前原一誠終焉の地」とか「周布政之助旧宅」「松下村塾跡」などなど…鹿児島もそうだが、石を投げれば史跡に当たる状態。

1828 肉うどん+わかめむすび

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昼は食ってないので夕食をたっぷりめに。萩発祥で山口県を中心に主に中国地方に展開するチェーンうどん店。山口県民のソウルフードらしい。四国スタイルのセルフではないが、似たような雰囲気。先にオーダーして食券を買い、席で待っていると運ばれてくる。ただ、おばちゃん、わりと客を覚えてない 笑 「えーとこれはどこ?」状態 笑
うどんは柔らかめだし、ダシは甘めだし、四国のうどんとはまったく違うが、これもうまい。博多うどんの系譜?
やっぱりダシが決め手なんじゃないか。あごだしの自販機が札幌にも進出してて試してみたけど、うまかったもんなあ。調べたところ四国はあごじゃなくていりこみたいなんだけど、いりことかあごの煮干し系のダシがうどんとベストマッチするんじゃないかしら。
ちなみに昆布が強い関西うどんだと「もっとカツオ効かせてくれないと物足りないなあ」くらいの感想。カツオが強いと、濃口しょうゆじゃないと香りに負けるだろう。そうなるとそばに寄ってくる。関西ダメ!中途半端!(無用に関西人に喧嘩を売っていくスタイル)
奥にあるのはわかめむすび。ふつうサイズのおにぎり2個でボリュームたっぷり。右のどんぶりは無造作に運ばれてくる山盛りねぎ。右奥は健康麦芽飲料です。

1908 風呂

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宿に戻って風呂に入ってこの日は終了。

4日め
交通費 880+470+1327
宿泊費 (4600-1000)
食費 1210
酒代 279
飲物等 240+100
その他 670+500+210

合計費用 ¥9,486-
走行距離 262.9km (給油9.28l)