0410 朝食弁当
3時起床、4時出発。
札幌だとこの時期4時過ぎには薄明るくなり、4時40分ごろ日の出なのだが、九州の日の出は5時40分ごろと、おおよそ1時間の差がある。4時出発ならすぐ明るくなってくるだろと思っていたら、延々真っ暗な中を高速で移動することになった。
宿は早朝チェックアウトプランというのを選択しており、朝食がわりのおにぎりがつく。このプランがあったから、今回の宿を予約したようなものでして。車内で食いながら移動。
0607 牧の戸登山口
九州では2座制覇し、入山規制中の阿蘇は周辺を軽くトレッキングする予定だった。が、台風が来たため阿蘇は中止。ガスってはいたが草千里までは行ったんだが、それはトレッキングとは別のお話なので出てこない。
最初に登るのは九重連山。牧の戸峠から入山。
0625 遊歩道終点
久住山までの往復コースは人気があるようで、軽装のグループなども散見する。
簡易舗装された遊歩道はここで終わり、すぐ先は岩場で軽い梯子もかかってたりするので、本当に軽装で入ってくる人はここらが最終地点。
0633 沓掛山
最初の岩場にある小ピーク。九重「連山」のはじまりですな。
0708 扇ヶ鼻分岐
0725 星生山分岐
0725 池塘
さあ、ガスってまいりました!
福岡なんかさあ、快晴予報ですよ。大分も。雲がすべて九重と阿蘇にひっかかるんだねえ、やられた…
扇が鼻分岐で7分ほど休憩。そこから先はしばらく平坦な道が続く。登りに転じると、岩場に変わる。延々岩場が続いて正直めんどくさい。めんどくせえ山だなあ…とブツブツ文句言いながら登ってました 笑
0740 避難小屋広場
0741 久住山がチラ見え
いったん鞍部に出ると避難小屋の前が広場になっており、恰好の休憩ポイント。中には生足半ズボン運動靴のおっさんが家族を引き連れてたりして、お前それ岩場でコケたらけっこうな怪我するよ、と…
30分前に休憩したばかりなので素通りする。ガスの合間から久住山がチラ見えしていたが、山頂部は見えてないんじゃないかな。もっとゴツゴツした岩場だった。
0753 中岳分岐
中岳へ至る久住別れへの分岐点。どちらも登る予定だが、まず久住山へ向かう。
0809 久住山
0820 かすかに青空
休憩込み2時間ジャスト、休憩なし1時間50分。15分弱休憩。
まあ想像はしてたけど、ごらんのありさまですわ。せめて上空のガスが晴れてたら雲海が見えるのにねえ。一瞬だけうすく見通せた青空は、まるで飛行機の機内から見える景色。
0844 南登山口分岐
0853 ほぼ藪漕ぎ
景色は見えないのは確定的なのだけど、せっかくなので九州最高峰をピークハントだけしておこうかと。
久住別れまでは戻らず、南登山口コースに合流して池ノ小屋にでるルートをとるが、しまった、この道は利用者が少ないんだな。道はしっかりしてるけど、草刈りがされてなくて、ほぼ藪漕ぎ状態。ガスが水滴を含んでいるものだから足元はずぶぬれ状態。下だけレインウェアを着用する。
0904 池ノ小屋
0911 中岳コースへ合流
人通りの多いコースへ合流。といっても、中岳のほうに来る人はそう多くない。ほぼ久住往復のようだ。
0918 中岳
九州最高峰。ここまで休憩込み3時間10分。休憩なし3時間ジャスト。
うん、まあ見えないよね。予想通り。10分強休憩。
0942 天狗ヶ城
0957 久住別れ分岐
1007 合流
小ピークを越えつつ久住別れまで戻ってきた。
中岳から先はガスの状況がひどくなって、眼鏡に水滴がついて何も見えないのでタオルでゴシゴシ拭いてたら、レンズのコーティングが完全にダメになっちゃった。まあアウトドア用の眼鏡なので消耗品扱いですけどね。
このあとレインウェアをぬぎがてら、避難小屋で5分ほど休憩。
1048 長者原方面
1048 牧ノ戸方面
下りてくると福岡側は晴れてるんだよねえ。
1124 九重連山を乗り越えたガス
そしてこれが、今回もっとも興味深かった現象。画面最下部に雲の帯ができている。右側から九重を乗り越えたガスが、福岡側に流れ込んでいるわけ。このガスは、真ん中あたりまでいったん下るのだが、晴れている側では地表が温められて上昇気流が起こるため、画面左側で上昇に転じている。
この光景を見るだけでも、教科書どおりのフェーン現象が起きているだろうことがわかる。
1131 下山
1134 ミルクソフト
全体で休憩込み5時間20分。休憩なし4時間40分。
いやあ、ひどい目にあった!笑
下山したらソフトクリームが売ってるって、いいですなあ。つかれた体に甘く冷たいものはしみるわあ。
GPSトラック
標高グラフ
沿面距離 11.274km
累積標高 832m
所要時間 05:21:15
行動時間 04:37:36
つづく。