05:41 鉾立登山口
鳥海山五合目、鉾立登山口。
本日の天気予報は雨。ここまで来るのも濃いガスの中で、終始徐行運転だった。
普段なら前日に予報を確認した時点で来るのをやめているはずだが、この日はなぜか行ってみようという気になっている。
今思えば、何かに魅入られていたかもしれん。人が遭難するのって、こういうときなんじゃないか。
05:53 捜索隊のみなさん
そんな自分の目を覚ましてくれたのが、こちらの光景である。警察と消防、どう見ても捜索隊。報道っぽいカメラも入っている。
ちょっと考えていると警察の人が来て、昨日遭難者が出たことを教えてくれた。
うん、こんなコンディションで、下手して捜索対象を増やすことになったら申し訳ない。考えるのはやめ。即刻下山することにした。
遭難者の情報は追い切れていないが、発見されたという情報は見つけることはできなかった。この翌日にも2人めの遭難者が出て、そちらはすぐに発見されたようだが。
道迷いしたあと、沢伝いに下るという一番やってはいけない最悪の行動をしたらしいので、遭難してもしかたない状況なのではあるが。
07:51 国宝・五重塔
07:55 2446段の階段
羽黒山名物、2446段の階段。
要するに標高414メートルの登山だ。比高で280メートル。
はるか昔は山伏が登っていた登山道だったと思うのだが、すべて石段が積まれている。かえって登りにくい気もするが。
08:30 出羽三山神社に到着
08:35 霊祭殿
鐘楼および鐘は重要文化財。
霊祭殿敷地内は神域なので不要不急の侵入はできない。お祓いを受ける人だけが立ち入ることができる。撮影も不可。
11:23 湯殿山神社
本宮までは2~30分おきくらいに不定期バスが出ているが、歩いても1.2km30分程度らしい。もちろん歩いていく。
湯殿山自体は標高1500メートルあり、登山道もあるのだが、湯殿山神社は中腹にある。
11:48 本宮へ続く道
ここから先が神域で撮影禁止。
本宮手前まで行ってみたが、「ここで靴を脱いでお祓いを受けよ」と書いてあったので、礼拝する気などさらさらない不信仰者が立ち入ると罰があたりそうな気がして、やめておいた。
なお本宮の様子は中に入らないとまったく見ることができない。
14:03 庄内観光物産館
今日の行動は以上。翌日、月山に登れば出羽三山制覇。
宿をとっている鶴岡に向かう途中、土産物を見るために物産館に立ち寄り。
いつもはこんなところ写真に撮らないのだが、コクミンショクドウが出店しているのを見て驚いたのだ。札幌のラヲタがたまり場にしている店で、わりと有名店だがなんとなく鼻について行ったことはない。
こんなところに出店してたんかい。期間限定の催事かな。
14:49 宿泊部屋
宿は鶴岡中心部からは少し離れた位置の、山王という繁華街にある。とはいえ地方都市の繁華街なんて、ほぼもれなくシャッター街である。しかも、そこからも少し離れているので、車でなければアクセスできないと考えていい。広い駐車スペースがたっぷり用意されている。
ただ、アクセスさえクリアすれば、中はわりと快適。部屋は広めだし、夏場は特にフローリングが涼しげだ。
コンビニも徒歩圏内にないので、何かやろうとすると車を出さなければならないのが面倒ではあるが。