経県値
まず、わたくしの経県値をご覧いただきたい。
日本全国都道府県、ほぼ行ったことがあるのだが、ぽっかり空いている空白地帯が存在する。
まず関東にひとつだけ残る未踏の県、埼玉。自分でもなぜかわからないのだが、埼玉県内に下り立った記憶というのがまったくない。せいぜい大宮で乗り換えたくらいだ。あと大昔に武蔵野線で船橋から府中まで行くというのをやったことがあるので、そのとき途中駅のホームくらいには出ているはず。これ(埼玉を歩いた記憶がないこと)に気がついた後は、なんとなく埼玉を注意深く避けている。つい最近熊谷で乗り換えたときも、乗り継ぎ時間はあったけど駅舎の外には出ていない。
そしてもうひとつ、はっきりとある空白地帯、紀伊半島。
奈良は確実に歩いたことがある。修学旅行で奈良の大仏を見たはずだからだ。ほとんど覚えてないが。それと、社会人になったあと、1回だけ打ち合わせで訪問したことがある。泊まったことがあるかどうかは記憶にない。
和歌山は和歌山-徳島間のフェリーに乗ったとき、南海線からフェリーに乗り継いだのみ。駅直結でフェリーターミナルに行けるので、厳密には和歌山の地は踏んでいないと言える。
そして唯一、通り過ぎたことすらない完全未踏県、三重。大動脈の東海道本線・新幹線からはずれちゃってるからねえ。本来の東海道は関西本線経由なんだけど。そこを目的地として伊勢や志摩に行かない限り、一生未踏で終わる人も多いのでは…なんて書くと怒られるか笑
今回は紀伊半島3県を一気に潰そうというのが趣旨である。
なお北海道および愛知・三重は緊急事態中であるが、ワクチン完了者の制限緩和という話も出はじめているので、少しだけ先取りさせていただきます。
そもそも誰とも会話しないソロ行動ぼっち旅は低リスクと考えており、これまで緊急事態中は避けてはいたけど、スタンスは1年半前からずっと変わっておりません。
08:21 苫小牧フェリーターミナル
マイナス1日め。
今回は苫小牧-仙台-名古屋往復。
普通に乗ると片道40時間かかる航路。夜間を除いても往復でまるまる2日半潰れてしまうので、時間がもったいない。そこで、無人航走を利用することにした。バイクだけ名古屋に送ってしまい、飛行機で名古屋入りして現地受け取り。
19時出港の便で、9時に苫小牧で手続きし、積載をお願いしておけばそのまま帰れる。送料が19000円、積載手数料が1050円。
チケットレス特急券
JR北海道では試験的に苫小牧-札幌、岩見沢-札幌間に限って、えきねっとでチケットレス特急券を利用できる。利用してみました。
指定席3両のうち2両はそこそこ乗客がいたのだけど、えきねっとで指定した車両は乗客自分一人。1両まるまるチケットレス用に割り当ててるのかな?だとしたらまったく浸透してない。
どうせなら快速エアポートでチケットレスを導入すべきだと思うんだが。その方が自分も助かる。
10:58 札幌駅
JR室蘭本線・千歳線・函館本線 東室蘭発札幌行 特急すずらん5号 1001苫小牧→札幌1054 (1680+1170)円
札幌駅に到着してそのまま出社。札幌駅は新幹線駅の工事がはじまっている。
こういう遅く出た日に限って緊急案件が入っているのはお約束。この日はクソほど忙しかった。忙しい理由は「これから遊びに行くから」なので自業自得である。
13:26 昼食@ラーメン道場
JR函館本線・千歳線 小樽発新千歳空港行 快速エアポート126号 1236札幌→新千歳空港1314 (1150+530)円
翌日12時退社して新千歳へ。
まずはラーメン道場で腹ごしらえ。「雪あかり」という聞いたことのない店に入ってみた。大阪本社で全国各地の空港に展開してる企業系らしい。
メニュートップは味噌バターコンである。うん、なるほど。観光客相手の店ね。道民がバターやコーンが入っているラーメンを食うことはない。ネタでオーダーするともれなく「観光客か!」と突っ込まれる。
オーダーは「ごま辛みそ」だったかな。可もなく不可もなく。麺は西山の特注らしいが、加水率ひかえめで万人向けだった。まあ観光客相手なのでね。
観光客はパツパツの札幌ゴム麺と羊臭えロールマトンのジンギスカンを食うべき。タレはベルのジンタレで。
14:48 搭乗便
搭乗便はB737-800。
搭乗率5割くらいかな。背後の席が空いていたのでフルリクライニング。エコノミーでリクライニングできるのって最後尾席を確保したか、後ろの席が空いているときだけだ。この1年ほどリクライニングを狙いやすかったが、そろそろ終了か。
17:12 中部国際空港
ANA710便 1515新千歳→中部国際1700
偏西風の影響とかで上空かなり揺れていた。台風が上海沖に停滞していた時期。偏西風の流れが南に下りてくれば一気に台風が動き出す見込み。
前半は台風の動きに注視しながらの行程。
ミューチケット
空港からターミナル駅までの路線に指定席があれば必ず確保することにしている。「旅情」にかかわるのですよ。これが出張で来たんなら使わないけども。
ここでも1両貸切状態だったのでセントレアのコンビニで買った酒を飲みながら移動。
18:11 名古屋へ到着
名鉄空港線・常滑線・名古屋本線 中部国際空港発新鵜沼行 1736中部国際空港→名鉄名古屋1805 (890+360)円
名古屋は雨。
18時過ぎてるし雨の中動くのはかったるいのでコンビニで酒とつまみを買い足してホテルに直行。
18:35 宿泊部屋
宿泊先は太閤通口から徒歩5分くらい。
立地悪くないのに妙に安いと思ったら、極狭の部屋だった。ま、寝るだけなら十分かと。さすがに連休前の平日なら変な客もいないし。
マイナス1日め
高速料金 320+1210
交通費 1750+(1170+1680)
航送費 19000+1050
合計費用 \26,180-
走行距離 71.5km
0日め
交通費 (1150+530)+(890+360)
宿泊費 5480
食費 1210
酒代 199+878
合計費用 \10,697-