- 作者: 池波正太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1987/11/30
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
秀頼が生まれ、秀吉は死す。前田利家も後を追うように亡くなり、家康の専横が目立ちはじめる。
一方、与七の薫陶を受けた少年・佐助は、一人前の草の者へと成長。また、角兵衛は砥石を出奔し信幸へ投じた。
─────
関が原への前段階。
朝鮮出兵などありつつも、国内は一時的な太平の中。幸村は秀吉の御伽衆として豊臣家に深くかかわり、信幸は家康へ接近する。
時はゆっくりと移ろい、しだいに次世代の登場人物たちが台頭していく。