04:58 夜明け後
天気予報では晴れるかも、となっていたので少し期待していたが、視界は安曇野方面のみ。
しかし下界には雲海ができていて、朝日が昇ると雲のキワがオレンジに輝き、これはこれできれいな景色ではあった。
去年の常念では見事なモルゲンロートが拝めたが、そうそう毎回見られるものではない。
05:17 穂高方面
05:21 大天井岳方面
上にいても特にやることはないので5時に下山開始。
少し歩いて振り返ると、あれ?徐々に稜線が晴れてきてるぞ?
あーこれ、今日縦走してたら晴れだったな。うーむ、もう少し早く常念小屋を押さえておけば…悔やまれる。
05:42 合戦小屋
合戦小屋まで下る。ここは宿泊不可なので無人だが、第一登り人と遭遇した。
中房温泉泊のガイドつきツアーかな。
07:19 第2ベンチ
ベンチごとに10分ずつ休憩しながら下る。
第3ベンチを過ぎたころから、ぼちぼち登る人とすれ違いはじめ、第2ベンチあたりではすでに渋滞に巻き込まれている。
ちょうどバスに乗ってきた人が登ってくるタイミング。
08:19 下山
さっくり下山。
休憩込みで登り5時間、下り3時間20分、プラス山頂往復50分か。なるほどこれは日帰りも可能だ。
まあ年々体力が衰えてるので、無理はしないに越したことはないが。
ここに下りたら中房温泉に入って天然記念物の膠状珪酸、珪華を拝んでみたいところだが、日帰り10時からなので断念。
ま、中房温泉に入るなら泊まった方が早い。
08:39 蝶がとまった
バスの時間まで40分ほどあるので、ゆっくり休んでいると、蝶がまとわりつくように飛んできた。ヤマキマダラヒカゲ?
おそらく疲労性のアンモニアか、汗に含まれるミネラルに反応してる。
かわいい。
09:55 穂高駅
10:00 穂高駐車場
安曇野観光タクシー 中房線乗合バス 0900中房温泉→穂高駅0955 1500円
文明圏に帰還。
さーて、ほぼ半日空いたけど、何しようかなあ。
しかし下界はクソ暑いな。猛暑日じゃないの。
10:30 日帰り温泉
とりあえず風呂である。
穂高温泉郷にある日帰り施設。
穂高温泉は有明荘から延々引湯している。有明荘で入っても穂高温泉で入っても、源泉は同じだ。アルカリ性単純泉。
入浴料600円と、貸しバスタオルが100円。ハンドタオルは自前。
温泉施設は一般的だが、土産コーナーや食堂が充実していた。夕食をここで食うのも手だったな。
11:29 宿泊先
すぐ近くに宿泊先があるので偵察に。
この日もルートインに泊まるつもりだったのだが、早々に満室になっていた。おそらく団体が入っていたのだろう。
穂高周辺なんてリゾート地の扱いなので、登山の後泊にはオーバースペックの宿が多い。そのうちで、わりとお安かったところ。
ぺ、ぺ、ぺ、ペンションですってよ!奥さん!
いやあ、まさかオレがペンションなんてところに泊まることになるとは思わなかった 笑
11:53 昼食@テンホウ
風呂に入って着替えたことだし、次は腹ごしらえ。
一昨日に蕎麦を食い、翌日も蕎麦を食う予定なので、ローカルご当地中華チェーンのテンホウ穂高店へ。
後から思えば、この日蕎麦にして翌日は美ヶ原にでも行けばよかった。
このチェーン、メニューの数がたいへん豊富で、セットメニューも多い。名物は餃子とタンタンメンだが、それは塩尻店で食ったことがある。今回は店名を冠しているテンホウメンをオーダーしてみた。
へー、チャンポンじゃん。麺は普通の中華麺だから、チャンポン風ラーメンか。
いやこれ、うまいっすよ。リンガーハットに負けてない。野菜や魚介の具材も見た目よりは入っていて満足感ある。
セットで小ライスと半熟たまご。半熟って書いてあるから茹でたまごかと思ったら、温泉たまごでした。
たまごオンザライスしてスープびしゃがけ。超絶うまい。
テンホウはいいチェーンですな。チャーメンや肉揚げラーメンも人気のようなので、長野に来たときはまた立ち寄りたい。
12:50 国営アルプスあづみの公園
次にどこに行こうか調べてみると、何やらでっかい自然公園があるらしい。ちょっと見に行こうかと、何も考えずにナビで検索したら、信濃大町まで連れてこられた。
大町エリアと穂高エリアに分かれているみたいだ。穂高エリアに行くつもりだったのだが、まあいいや、ちょうどよいドライブ距離だし。
なるほどこの施設、札幌で言えば滝野すずらん丘陵公園だな。札幌民にしか伝わらない表現だが。
散策していきましょうか。
14:09 ロードトレイン
これだ!さっき動いていたもの。
園内を無料で巡回する乗り物。
公道じゃないから法的には免許は不要だけど、内規的にはどういう資格で運転するんだろうか。牽引持ってなきゃダメとか決まってるのかね。牽引2種だったりして。
15:32 ツインルーム
買い物などしつつ穂高に戻ったら、いい時間になったので、チェックイン。
ツインルームですが…うわあ、ここテレビと冷蔵庫がないぞ。テレビはなくてもいいけど、冷蔵庫はなあ。飲み物冷やしたいじゃん。
全体的に造りがペラくて、壁は薄いし、ドアの開け閉めの音がすごく響く。老朽感もある。うーむ。
やっぱりリゾート地では周辺価格より安い宿は選ぶべきではないかな。
経営者の方は親切だったし、夕食が自慢の宿で夕食を食っていないので、これだけで評価はできないけども。
16:05 部屋飲み
道の駅で買ってきた地酒と、コンビニつまみで部屋飲み。
やっぱり日帰り温泉で飲んだ方がよかったかなあ。徒歩で行ける距離だし。
3日め
交通費 1500
宿泊費 (10000-2500)+150
食費 920
酒代 1540+1401
その他 (600+100)+450
合計費用 ¥14,161-