0645 自宅発
数年前の高波被害を完全放置し、あからさまに直す気がない日高本線。このまま廃線になる可能性が高い。いまのうちに全駅制覇しておこう。
ただ行って帰るだけだとつまらないので、ついでにアポイ岳に登ってくるか。
1055 ビジターセンター
6時きっかりに出発して10時に着く予定だったのが、45分遅れたのできっちりそのぶん遅れて到着。
着替えなどの宿泊荷物は箱の中に入れ、タンデムシートにネットでザックをくくりつけるスタイル。靴はトレッキングシューズで通す。ザックをおろしたらそのまま登山にGOできる。登山口までが舗装路なら、登山はこの装備でOK。ダートがあるならセローの選択かと。キャンプ装備をどうするかはまだ考えてない。
様似では「うに祭り」というイベントが開催されていて、そちらにもかなり惹かれたのだが、せっかく登山装備で来てるからスルーした。事前に知ってたら、うに祭りを選択したと思うw このあたり5月には解禁なのね。
1106 5合目までの花たち・1 サクラソウ属
1106 5合目までの花たち・2 エンレイソウ属
1235 馬の背までの花たち・5 オダマキ属
1237 馬の背
うひー、きっつー!やっぱりきついよアポイ岳…考えてみりゃあ4kmちょいで累積800m稼ぐんだから結構な数字だ。平均勾配20%ほどか。5合目から馬の背までを計測してみると600mで230mUP。38%!そりゃきついわ…
1240 山頂までの花たち・1 チングルマ
1318 山頂
登り休憩込み2時間20分、休憩なし2時間10分。20分休憩。
青息吐息になりつつ登頂。なんだろなー、徒歩や自転車じゃ使わない筋肉が張るのはまだいいとして、腰が痛いのはなぜだ。バイクの乗車姿勢が悪いのもあるんかねえ。
1343 様似方面の海岸線
山頂は眺めがよくないので馬の背で休憩したほうがいいのは承知だが、人が少なかったのでじっくり休憩して下山開始。このあたりがいちばん眺めがいい。奥にあるのが様似港とエンルム岬。
1527 下山
5合目で15分休憩。下り休憩込み1時間50分、休憩なし1時間35分。全体で休憩込み4時間半、休憩なし3時間40分。
いやー、きつかった。この山は春に登ることが多いからなおさらきつい。冬場は体力落ちるからねえ。
1644 宿泊先
本日の宿。天馬街道を少し入った位置にある、浦河町とJRAがタッグを組んで経営している三セク施設。目玉は人工温泉(ブラックシリカ)だが、これについてはいろいろと込み入った事情があったようで…詳しくはWikipediaでも調べていただければ、おもしろい話がいろいろ書いてある。
利用者は9割が地元客の日帰り入浴かと。入浴時間が6時から23時と非常に長く、料金も500円と安いので、いつ行っても日帰り客がいる。まあ人工温泉てのは、つまりは水道水の沸かし湯なので、安いのも当然だけど。
宿泊部屋はツインルームの1人使用だ。ここの宿泊部屋はツインルームのみらしい。天井も三角屋根そのままの形状をして高く、ゆったりとしている。大きなソファがあるのもうれしい。窓からは広大な敷地が見えるようになっており、パークゴルフ場や広場などが広がっている。窓自体も広く、雄大な景色が思うままだ。
それと部屋付きのトイレとバスルームが別になっている。ユニットバスじゃないのはポイントが高い。
朝食のみプランで予約したので、夕食は日帰り客用メニューからカラアゲ定食をいただいた。刺身がついてくるので、ついでにビールを一杯なんてのもいいですな。実際飲んだわけですが。メインのカラアゲは業務用を揚げただけかと思います。でもまあこれで800円なので、十分お安め。
朝食はビュッフェ形式。これも、日帰り客でも利用可能なようだ。品数はまあまあ多かった。ご飯の友系が充実しているので朝からメシをワシワシ食えます。
帯広方面から来るとちょうど野塚峠を越えた位置だし、部屋はゆったりしているし、周囲の環境もいいし、けっこういい宿じゃないだろうか。夕食をちゃんと食いたければ2食プランにすればいいわけだしね。
問題は大浴場かなあ。地元のおっちゃんたちマナーがよかったけど、とにかく人多すぎですわ。宿泊者しか入浴できない時間帯がもう少し欲しいな。
つづく。