uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

アポイ岳登山 その1

要旨

先週チャリだったから今週は山行くよ!

計画

当初道北方面へ行く予定だったが、ここ1週間ほど気温がさがって一部地域では降雪などあったため、雪解けの進みに不安があり先送り。
アポイ岳はもう完全に夏山らしいし、1日散歩きっぷが使えて乗り継ぎもよい。

行程

0600 自宅発

ギリの時間に飛び起きてママチャリ出動。
それにしても、春先と晩秋はどうしても道南方面になる。こればかりは仕方ない。

1121 様似駅


3852M 小樽発新千歳空港快速エアポート62号 0648札幌→千歳0719
2726M 手稲東室蘭行 普通 0726千歳→苫小牧0752
2252D 苫小牧発様似行 普通 0803苫小牧→様似1119
なぜか不明だが、異様な混み方であった。エアポートは若者主体で、たぶん乗車率80%くらい。東室蘭行はハイキング装備のジジババがわんさかで、やはりデッキからあふれるほど。日高本線は2両編成が静内までほぼ満席。この日、いったいどこで何が行われていたのだろう。謎だ。単に行楽シーズンに入ったから?
平日の方がすいてるんだから、動ける人は平日に動けばいいと思うのだが、なかなかそうもいかないのだろう。週末は1日散歩きっぷが使えるというのもある。JRは高齢者をターゲットに平日フリーきっぷを売り出してはどうか。

終点様似駅無人駅。ローカル線の終端らしい、うらさびれた味わいのある駅。だだっぴろい駅前スペースにぽつんとバス待合所があり、そこからアポイ岳がよく見える。曇っているが、山頂は露出。天気予報は午後から晴れ。めずらしく的中し。このあとよい天気になった。

今回乗り継ぎがよすぎて昼食をとるポイントがない。適当に行動食を摂取するつもりだったが、様似駅併設の観光案内所でつぶめし弁当が売られているのを見つけて、待合所内で食すことにした。海草混ぜ込みご飯の上につぶが乗ったもの。可もなく不可もなく、かなあ。器がもう少し上等だったら印象も変わるとは思う。つぶはやわらかかったが、特有のクセが薄かったのは残念。これは好みのわかれるところだろう。

1146 アポイ岳ビジターセンター


JRバス 日勝線 様似営業所発岬小学校行 1135様似駅前→アポイ山荘1143
週末ダイヤで様似着の列車と接続するバスに乗車し、アポイ山麓のアポイ山荘で下車。だまって乗っていると、えりも岬に着く。週末観光客を運ぶバスだ。

1148 登山口


一帯はよく整備された公園やキャンプ場になっている。ビジターセンター裏の登山口から入山。
16時には下山する予定なので無理はないが、この時間から登りはじめる人はいない様子。下山者とはたくさんすれ違ったが、登る人とは追いつきも追い越されもしなかった。

1233 フイリミヤマスミレ


アポイ岳は低山なのに高山植物が咲き乱れることで有名。登山道にはさまざまな花が雑草のように咲いている。気の向いたときに撮影しながら登っていく。
ただし当方、植物には一切興味がない。種類の見分けなどまったくできないので、「青いの」「白いの」「黄色いの」という認識。名前は帰ったあとに写真を見て同定した。あとで調べたら希少なヒダカソウという花も「白いの」の仲間で、季節もドンピシャだったようだ。見たかもしれないし、見てないかもしれない。

1243 5合目から見た山頂


ここまではスイスイ進み、5合目山小屋でいったん休憩。山頂はまだ遠く、標高のわりに高度があるように見える。それもそのはず、ここから先は厳しい登りが待っているのである。7.5合目馬の背まで急登が続き、しばし稜線歩きのあと、山頂まではまた急登。汗ダラダラ流して息を荒げて登っていったら、下ってくるおっさんから半笑いで「もう少しだよw」と声をかけられたw まあ登りはキツければゆっくり休み休み進めばいいしどうにでもなるのだが、問題は下りだ。急な登りがつらいのは確かだが、つらさよりも「帰りはこれ下るのかよ…」という思いが先にたつ。

1257 アポイアズマギク

1258 キジムシロ


様子のよい「白いの」と「黄色いの」を見つけたため、しばし足をとめて撮影。花を撮るのを名目にして一息ついたとも言う。

1308 馬の背

1309 吉田岳・ピンネシリ@馬の背

1314 ユキワリコザクラ


稜線上に出たところで休憩。山頂への道がくっきりと続いている。このあたりもお花畑になるようだが、あまり咲いていない。時期が違うのか、環境破壊のせいか。


つづく。