uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

【カレーは】北海道&東日本パス・麺縛りの旅【飲み物】 その1

0600 自宅発

JR北がアレなことになって以来、すっかり疎遠になっていた鉄方面であるが、最近は北東パスにオプション券というものをつけられるらしい。6000円プラスすれば、ダイヤがスカスカで乗り継ぎも悪い北海道内が、1日だけ特急自由席乗り放題になるという。しかも北海道新幹線新函館北斗新青森間も立席で利用できる。何その俺得なシステム!
ということで行ってきます。

0642 北東パス&オプション券


まずは札幌から函館まで一気に特急スーパー北斗で移動。札幌を出た時点で窓側が埋まっているくらいの状況。千歳を過ぎたらほぼ満席。自由席だと横に来るなよオーラを出さなきゃいかんので疲れますな。
苫小牧の手前で爆睡し、洞爺あたりで目が覚めたら席の上は9割が空気に変わっていた。東室蘭までに、ほぼ全員降りたと思われる。
お前ら「すずらん」に乗れよ。そりゃ北もすずらん利用促進策取るわ。

1205 函館駅


JR函館本線千歳線 札幌発函館行 特急スーパー北斗4号 0653札幌→函館1038
結局検札に来なかったけどだいじょうぶなのかしら。寝てる間に来たのかもしれないけど。
いやあしかし、各駅だと函館まで着くのに10時間以上かかるからなあ。ありがたやありがたや。
到着時は撮影し忘れていたので画像は帰り時点のものでございます。12月上旬の函館なんて積雪ゼロでもおかしくないんだが、数日続いた寒波と通過中の低気圧のせいでかなり積もっている。

1124 五稜郭タワー


函館市電 函館駅前→五稜郭公園前 230円
百名城スタンプを押すだけの目的で、勝手知ったる五稜郭へ移動。自分にとってはここ、庭みたいなもの。スタンプだけ押してとっとと退散。
ただ、久々に来たものだからいろいろと不手際がありまして。市電のトロさとか五稜郭電停からの距離とか。なまじ知ってるから調べてなくて目算が狂う例。いやあ市電は交通系ICカードに対応してたんだなあ。いまだにイカすカードだけかと思ってた。
そんなこんなで、どうも函館ラーメンを食っていると予定の新幹線に間に合いそうにない。変更やむなしかあ、と思いながら目的のラーメン屋に行くと、今度は臨時休業だ。ついてねえ。
じゃあもう函館ラーメンはパス!またいつでも食える。予定してた新幹線に乗っていこう。

1238 北海道新幹線


函館市電 五稜郭公園前函館駅前 230円
JR函館本線 函館発札幌行 スーパー北斗11号 1216函館→新函館北斗1233
函館ライナーに乗ってみてもいいのだが、せっかくなので特急で新函館北斗まで戻る。
オプション券を係員に見せ、乗り換え口から新幹線ホームへ。立席だから席が空いてないと本当に立っていなきゃならんのだが、現状北海道新幹線新函館北斗新青森間はガラガラだ。新青森でドカンと、東京方面へ向かう乗客が乗ってくる。たぶん札幌まで延伸しない限り、同じ状況だろう。札幌圏にいる/行く人たちが飛行機じゃなく新幹線を選択するようにならない限り。

1355 新青森駅


JR北海道新幹線 新函館北斗発東京行 はやぶさ24号 1244新函館北斗新青森1350
青森は強風つきのみぞれ。到着時は雨に近かったが、時間がたつごとに雪に近づいてきていた。津軽海峡を渡ると、平地の雪質が湿った重いものに変わる。足元ぐずぐずで、ところどころにシャーベット状の水たまりができている。
さて、新青森駅から徒歩15分ほど行ったところに長尾中華そばの本店があるらしい。長尾中華そばなんて東京にも展開しているし、なんなら青森駅前にも支店があるのだが、そこはそれ「せっかくなら本店で」理論である。15分くらいなら余裕で歩いて…ぎゃー!やった!水たまりに足突っ込んじゃった!ぐちょぐちょだ!
中盤までほぼ雪国を回るので、冬靴にしようか迷ったのだが、スニーカーを履いて来ちゃったんだよなあ。くるぶしまで水につかったのでもうこりゃ乾かん。冬靴ならギリ耐えた…かどうかは微妙か。
かなりへたってて買い替え予定だし、もしものときは現地で買っちゃえばいいやと思っていたは事実。逆に冬靴を履いてきてたら、濡れても買い替えなかったと思う。逆によかったということにしよう。
そういえば、このスニーカーを買ったのも石巻靴屋だったっけ。スニーカーは旅先で買うスタイル。

1415 長尾中華そば本店


というわけで長尾中華そば西バイパス本店である。青森西バイパスの出入口から近いので、車で来たほうがいい立地。新青森駅から歩くのは素人にはおすすめしない。距離としては1km程度だが、特に冬は、雪解け水の水たまりに足を突っ込んで靴がぐしょぬれになる危険性がございます。
店舗はガーラモールという郊外型ショッピングモールの敷地内にある。直通シャトルバスが青森駅から片道100円で出ているので、公共交通機関利用ならそれが便利。ただし運行頻度は1時間に1本。
メニューは大きく、あっさり系とこってり系にわかれる。こってり系トップのこく煮干を選択。麺は手打ち、太麺、細麺の3種類から選べとのこと。正直わからんので、どれが合うのか聞いてみたら、こく煮干には手打ちか細麺とのこと。手打ちを選択。

色はなんだかみそっぽいのだが、ちゃんとしょうゆ味。こってり系といっても、ベースが煮干なのでそれほど濃いわけではない。一般的にはこれでもあっさりな方だろう。
スープは煮干が強く香るが、クセはなく食べやすいと思います。うまい。手打ち麺はつるっとした食感で歯ごたえよく、こちらもうまかった。
こく煮干は、煮干感を残しつつ現代風のこってりアレンジをした、受け入れられやすい青森煮干ラーメンの進化系といったところでしょうか。なるほど全国にも展開しようというだけある。ご当地ものとして食うなら、もうちょっとクセが強いほうがいいのであるが。

1600 青森駅


ガーラタウンシャトルバス 1540ガーラタウン→青森駅1600
長尾中華そばのすぐ横がショッピングモール。とりあえずスニーカー購入。いやあ、ついてないのかついてるのか、ちょっとよくわからない。
地場スーパーの「マエダ」でレシートを見せるとシャトルバスのタダ券をもらえるということなので、酒とつまみを購入。ほかの店舗を冷やかすなどして時間をつぶし、バスで青森駅へ到着。

1611 宿泊先


1617 宿泊部屋


1617 窓からの眺め


本日の宿泊先。夜中にうなされて目が覚めると、デスクの上から社長がじっとこちらを見ていることでおなじみの(社長の写真が表紙の著書がデスクに置いてある)ホテルチェーンでございます。連泊すると社長ラベルのミネラルウォーターがサービスされ、1泊ごとに増殖していくとの噂も。もはやホラーである。繁忙期には同じ部屋を閑散期の5倍以上の値段で売ることでもおなじみです。こういうところは安い時に利用するに限る。
青森駅から少し歩くが、ぜんぜん徒歩圏内。施設は古めだがフロントは立派。既存のビジホを買い取ったパターンかな。設備等、特に可もなく不可もなく。
窓が小さいところが、いかにもな昔のビジホ感を醸し出す。眺めも悪いがまあ街中だし低層階だったので仕方なしかと。青森港にかかる橋(何というのか知らん)のライトアップはきれいでした。
あとテレビが異様にでかかったことを特記しておきます。部屋が狭いと余計にでかく見える。

1743 つまみにイギリストースト


初日シメは地元酒造の冷酒にて。つまみには青森県民のソウルフードイギリストースト。あれだ、ようかんをつまみに酒を飲むようなもんだ。
このイギリストーストねえ、なんかうまい笑 食パンにマーガリンと砂糖がサンドしてあるだけなんだけど、するっといけちゃうんだよねえ。砂糖がシャリシャリする触感も楽しい。なんだろう、パンがうまいのかなあ。
なおカレーはもちろん飲み物ですが、パンはおやつです。おやつは300円まで。


1日め
交通費 10850+6000+230+230
食費 730
酒代 980+160
宿泊費 4100
飲物等 110+120

合計費用 \23,510-
(スニーカーはノーカン)