uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

【カレーは】北海道&東日本パス・麺縛りの旅【飲み物】 その2

0641 朝の青森駅


6時半チェックアウト。やあ、また積もりましたな。
青森というと朝ラーの聖地みたいな場所だが、この時間だとさすがにどこも開いていない。おとなしく出発。

0755 駅そばまさかの臨時休業


青い森鉄道 青森発八戸行 普通 0653青森→野辺地0739
野辺地の駅そばで朝食のはずだったが…臨時休業してやがる!きのうからこんなのばっかりだなあ…
駅前のヤマザキショップが開いていたのでパンを1個買ってしのぐことにした。コンビニなんていう気のきいたものじゃなく、個人商店で品ぞろえも悪かったが、パンくらいは置いてあった。

0907 大湊駅


JR大湊線 野辺地発大湊行 普通 0804野辺地→大湊0906
今回ローカル線をいくつか組み込んでいるが、そのうちのひとつが大湊線。とりあえず終点大湊まで乗りとおし。
青い森鉄道は通学時間帯ということもあって2両ロングシートが満席状態だったが、大湊線は乗客数人程度。
同業者はまだ青森まで到達しておるまい。

0944 むつ市役所


たっぷり時間があるため、下北まで歩いてみる計画。除雪が甘くて、歩道がない場所は苦労したが、つるつるアイスバーンはないのでそんなに疲れることはなかった。
目当ての食堂がむつ市役所にあるので、ちょっと遠回りにはなるが、いったん市役所に入って休憩する。
地方都市で朝早い時間帯に休憩・時間つぶしするなら自治体施設がいちばん都合がいい。暖房は効いているし、トイレはきれいだし、新聞や雑誌が置いてあったり、時にはテレビが見られる場合もある。

1030 ぽわーる亭


むつ市に最近できた御当地B級グルメに「大湊海自カレー」というものがある。全国各地に雨後のたけのこのように湧いて出ている、ナントカ焼きそばみたいな出来合いのBグルにはまったく興味がないのだが、これはちょっと惹かれるものを感じた。だってカレーといったら海軍カレーじゃないですか。カレーが出たら金曜日みたいな。海自大湊基地全面協力、お墨付きをもらわないと名乗れないんですってよ、奥さん!
ぜひ大湊線に乗ってみる計画に組み込みたかったのだが、問題は大湊線の運行ダイヤでしてね。到着時刻、出発時刻、営業時間からしてなかなかむずかしい。だがこの店、むつ市役所のとなりにあって開店時間が10時半。うむ、なんとか組み込めそうだ。ということでここに決定。
店のシステムとしては、一般的な市役所食堂を想像していただければ、そのまんまだ。まずオーダーして清算すると、番号札を渡される。出来上がると番号を呼ばれるので受け取りに行く。食べ終わったら返却口へ食器を返す。
大湊海自カレーは1日15食限定。開店同時入店なのでもちろん問題なし。この時間は後客もいないだろうから、ストーブ近くのテーブル席を占有して使用。

外観はなんだか給食みたいですな。相当豪華な給食だ。サイドが充実してうまそう。あとパック牛乳がポイント高い。心躍る〜
カレーは粘度が高いタイプ。ポークだと思うけど、肉もごろごろ入っている。辛さはあまりない。ルーカレーとして普通にうまい。揚げ物は、ホタテフライとエビフライ。からりと揚がっていて、カレーにインしてもいける。温泉卵はもちろんカレーにインするべき。異論は認めない。サラダにはチャーシューが1枚ドーンと乗っていて、サラダにすらボリューム感を与える始末。
いやあこれ、980円だと安いと思うよ。かなり満足感あるし、うまかった。肝心のカレーの味も好み。ほかの店もこんなクオリティで出てくるのかなあ。各店食べ歩きしてみたくなってきた。

1132 下北駅


市役所から下北駅までは15分ほど。むつ市中心部になるのでそれなりに大きな街並みだが、大湊駅より下北駅の方が最果て感がある気がするな。

1337 八戸駅


JR大湊線 大湊発青森行 快速しもきた 1152下北→野辺地1239
青い森鉄道 青森発八戸行 普通 1244野辺地→八戸1330
快速しもきたは1両編成で対面ボックスシートに2人ずつ座っているくらいの混み具合。立つってことはないと思う。青い森鉄道ロングシート複数編成なのでラッシュ時以外は余裕かと。
旅行支度をして下北から乗ってきた人が目立った印象。八戸で新幹線に乗り換えるんだと思う。

1344 遮光器土偶

1350 山車展示


時間待ちのあいだ駅周辺をぶらぶら。お土産屋などが入る施設の入口に遮光器土偶のレプリカがあったので撮ってみた。こんな親子連れ、いるいる笑
ほかに八戸三社大祭の山車展示など。いやあ、これは見事だ。細部まで手が込んでる。これ動くギミックつきじゃなかったっけ。

1559 循環バス



青い森鉄道IGRいわて銀河鉄道 八戸発盛岡行 普通 1408八戸→盛岡1555
18きっぷではなく北東パスを使ったときの特権。新幹線ワープ不要でいわて銀河鉄道を乗りとおし。
すでに日が傾きかけているが、ちょっと野暮用で循環バスに乗ります。

1625 プラザおだって


岩手県交通 盛岡都心循環バス『でんでんむし』 1605盛岡駅前→盛岡バスセンター1617 100円
用件はここで百名城のスタンプを押していくことだ。盛岡城探索は翌日早朝、明るくなってから。この施設が営業開始するころには盛岡を離れる。
そしてもうひとつ、こなすミッションがある。

1630 白龍


盛岡に来たら、やっぱり盛岡三大麺ですよねえ。冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば。わんこは基本2名以上の要予約なのでハードルが高く、じゃじゃ麺か冷麺の2択なのだが、ちょうど近くに有名店があるのでじゃじゃ麺にしてみました。
盛岡城址にある桜山神社の参道、仲見世の位置に小さな飲み屋が立ち並び、一種独特な横丁的空間になっている。そのうちの一軒が、盛岡じゃじゃ麺発祥の店、白龍。
店内狭くて雑然としている。カウンターと小さいテーブルが何席か。売れない居酒屋的な雰囲気だ。歴史を感じる。厨房はおばちゃん2名体制。

じゃじゃ麺は小中大の3サイズ。中を注文したが、けっこう量がある。通常のうどん2玉ぶんくらいかな。
要するに汁なし肉味噌うどんだ。ぐっちゃぐちゃにかき混ぜて、好みでラー油等をプラスする。見たまんまの味。まずいわけがない。

シメはチータンタン。卓上に無造作に生卵が置かれているので、具材をちょっとだけ残した皿の中に割り入れてかきまぜ「おねがいしまーす」と声をかける。すると麺のゆで汁を足してスープにしてくれる。
このチータンタンがうめえ。汁を足しただけでこんなにうまくなるものか。ちょっとびっくりした。

1718 宿泊先

1724 宿泊部屋


1726 窓からの眺め


本日の宿はこちら。盛岡駅を出て北上川を渡るとすぐの位置。徒歩10分かからないくらいかな。結局行きも帰りも盛岡駅からまっすぐ行かなかったので正確なところはわからないが、まあ近いです。
多少施設はくたびれているだろうか。もちろんそのぶんお安いので、ニーズにあわせて選択すればいいだけの話。
チェックイン時に「少し広いお部屋をご用意させていただきました」と言われたが、入った瞬間は別に広くないじゃん、と思った。が、中に入ってみるとすぐわかった。奥に広く空間がある。そちらの壁を見ると、ベッドの頭の位置にある板が残されている。あーなるほど!この部屋、もともとツインだったのか。しかしなあ、ここにベッドがもうひとつあったとしたら、アホほど狭いぞ。
さすがにツインで売ってたら評判悪かっただろうなあ。だからベッドをひとつ撤去してシングルに変更したのかも。それにしてもだ、どうせ撤去するなら今あるベッドの方を撤去したほうが広く使えるんじゃないか。
いろんな疑問が頭の中をうずまいたが、まあこれはこれで、荷物を広げるのにちょうどよいので悪くはない。ソファかテーブルのひとつでも置いておいたらずいぶん印象違うとは思うけど。
部屋の配置に度肝を抜かれてしまったので、ほぼこれの印象しか残っていない。ちょっと変わった宿泊体験だった。


2日め
交通費 100
宿泊費 (5000-1600)円
飲物等 110+110
食費 138+980+650
酒代 561+160

合計費用 \6,209-