07:48 朝の静岡駅
まずは大井川鉄道まで移動。
08:39 金谷駅
08:40 大井川鉄道
JR東海道本線 熱海発浜松行 0806静岡→金谷0837 590円
金谷駅に到着。JR駅の奥に大井川鉄道の駅舎がある。
車両はこれ、南海高野線の旧型車両らしい。レトロでいいですね。
09:22 家山駅
大井川鉄道大井川本線 金谷発家山行 0848金谷→家山0920
家山から千頭まで不通区間。ここで代行バスに乗り換え。
車内から見える線路はダメージなさそうだったが、やばいところは迂回してるだけだろう。
…にしても災害の痕跡なんて影も形もなかったな。見えた範囲では。大規模地滑り起こしてるから、迂回した場所はひどい状況なのだろうけど。
10:13 千頭駅
10:15 井川線
大井川鉄道大井川本線 代行バス 0932家山→千頭1016
千頭駅に到着し、井川線に乗り換える。
もと森林鉄道だったので、車両もコンパクトになっている。軌間は1067ミリで変わらない。
11:07 90パーミル区間
長島ダムまで登っていく区間が、90パーミルあるらしい。
要は9%勾配である。徒歩で舗装路を歩いても少々疲れるくらいの傾斜。摩擦係数の少ないレールじゃ無理なので、歯車を噛み合わせるような方式で登っていくわけである。
11:18 奥大井湖
11:23 レインボーブリッジ
そして奥大井湖畔を走り、レインボーブリッジを渡る。橋の対岸が湖上駅。
大井川鉄道といえばの写真、グリーンの湖上にかかる赤い橋、あれがここだ。
いやあ、楽しい。
湖上駅から少々歩けば撮影スポットに行けるはずだが、それは後日のツーリングに取っておく。
11:39 尾盛駅
大井川鉄道井川線 千頭発井川行 1020千頭→尾盛1138
日本第2位の秘境駅、尾盛に到着。
第1位の小幌駅は既訪なので「鉄道でしか到達できない駅」は制覇である。
以前は接岨峡からアクセスできたらしいが、現在は通行止め。橋が閉鎖されているのは列車からも確認できた。
11:43 閑蔵方面
以上がこの駅周辺のすべて。
どこにも通じていない、隔絶された空間。小幌のほうが海岸に出られるだけ開放感があると思うが、向こうは線路両側がトンネルなので圧迫感もある。
甲乙つけがたいですな。
14:24 夢の吊橋
温泉街から2kmほど離れている観光スポット、夢の吊橋。
大井川支流寸又川にかかる吊橋。
ぐらぐら揺れるが、このくらいの高さで下が川なら高所恐怖症の俺でもギリ渡れる。
落ちたら生死に関わるのは変わりないのに、水の上なら何故か少し恐怖がやわらぐ高所恐怖症の不思議さ。むしろ凍死の危険性がある水の方がやばそうなのだが。
14:44 飛龍橋から対岸へ
両岸の道路と吊橋の比高が100メートルくらいあり、対岸に渡ってからの登り返しがきつかった。
登りきって、もうひとつ奥にある車道の飛龍橋を渡って右岸に戻り、夢の吊橋を遠望。
そろそろいい時間なので宿に向かう。宿自体はバスに合わせて13時からチェックイン可能なのだが、まあ15時くらいまでは遊んでたわけだ。
15:26 ツインルーム
こちらが宿泊先である。
寸又峡温泉だとここが代表的な宿になると思う。前途のとおり、部屋が空いているときだけ直前に一人旅プランを出すのだが、SLも家山までしか走っていない現在、フルオープンで予約を受け付けている。
宿泊客は7〜8組くらいだったかな。
温泉はアルカリ性の硫黄泉。単純泉だが、ぬるぬる感が強く、いいお湯だった。加温、循環。循環してるので当然消毒あり。
源泉は夢の吊橋のさらに奥からパイプで運んでいる。道沿いにずっとパイプが繋がっていた。
18:24 山菜てんぷら
夕食は山の幸がてんこ盛りである。変に刺身とか出さないのが山の宿らしい。造りは湯葉、こんにゃく、豆腐、川魚だ。
メインに猪鍋、後出しはアマゴ塩焼きと山菜天ぷら。