uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

旭岳〜黒岳縦走 その1

今回の山行は眺望に恵まれ、絶景を思う存分堪能してきました。安物コンデジと自分の技術なので出来はよくないですが、撮った写真の総数が130枚。フォトライフにアップしたぶんがそのうち69枚。全部は載せられないので、かいつまんで御紹介。

要旨

9連休旅プラン第2弾。
100名山大雪山に登る。

計画

旭岳から黒岳まで縦走。層雲峡1泊。
翌日交通機関で旭岳へ戻り車を回収。

行程

03:40 自宅発

大雪山という名の山はなく、旭岳を主峰とした山々の総称である。今回はロープウェイとリフトを利用して旭岳から黒岳まで縦走する。
7時前には旭岳に到着するように、3時起きして早朝出発。はげしく眠い。深川あたりから濃霧になったが、おそらく地表の暖かい空気の上空に寒気が流入したことによるものと思われ、高地帯はガスっていないはず。

06:45 旭岳ロープウエイ


旭岳ロープウェイ着。駐車場は無料の公営駐車場と有料のロープウェイ駐車場があり、当然ながら無料の方が先に埋まる。この日は3連休にはさまれた3日間とはいえ、一応平日。だが、すでに9割がた埋まっていた。土日は6時前に来ても入れないかもしれない。
予想通り、高度を上げると霧は晴れていた。上空の雲は高い位置にあり、山頂部ははっきりと露出している。眺望が期待できそうだ。
ところが。

07:00 トラブルにより一時運休


ロープウェイがトラブルにより一時運休中。登山客が長蛇の列を作っている。うへえ、せっかく早出してきたのに。
係員に聞いてみると、原因はわかって部品交換も完了し試運転中だが、はっきり運行できるとは言えない、という。まあ動くと発言して動かなかったら責任問題だから、そう答えるよね。チケットを買って並んでいると、15分ほどで運行を再会した。30分ロスしたが、その程度で済んでよかった。予定に影響はない。

07:43 旭岳の雄姿

07:43 ロープウェイ姿見駅


姿見駅着。高所恐怖症にロープウェイは怖すぎる…崖の横を歩くより緊張する。基本的に人工物を信用してないんだろうな。飛行機もいまだにダメだもの。
遊歩道をぶらぶらしつつ、まずは姿見の池をめざす。しかしここで2度めのトラブルだ。道間違いで裾合平方面に向かっていた。人が結構向かっていたので何も考えずついていき、何グループか抜いたら、その先には誰もいなかったという。途中で気づいて引き返したが、往復3キロくらいのロス。しかし、あちらへ向かっていた人たちは本当に裾合平を目指していたのかなあ?みんな間違ってたりして。

08:38 噴気孔

08:41 姿見池

08:41 旭岳石室


地獄谷の噴気孔と姿見池。すぐそばに避難小屋旭岳石室。姿見池は名のとおり、旭岳の姿を鏡のように写している。ここで休憩し、登りに備える。
この時間の旭岳ロープウェイはほぼ登山客しか乗っていないが、たまに一般観光客の姿もある。中には普段着普段靴で登山道に入る人がいるが、上層部はズルズルに滑る砂れき地帯である。当然ながら登れるわけがない。物理的に無理。途中で引き返すことになる。

09:56 旭岳山頂


旭岳石室から1時間15分で登頂。すごい。ものすごい。息を飲む景色だ。360度の絶景。説明なんかいらない。

09:56 上から見る地獄谷@旭岳山頂

09:57 愛別岳方面@旭岳山頂

09:57 熊ヶ岳、北鎮岳、黒岳@旭岳山頂

09:57 白雲岳@旭岳山頂

09:58 トムラウシ山@旭岳山頂


つづく。