要旨
天気予報「晴」。ひさびさに見た休日の「晴」。のち曇りとか、ときどき曇りなどの余計な単語がついていない、単純明快な「晴」。
羊蹄山2011決行。
計画
比羅夫口から登る。強風がなければ外輪山一周。
行程
04:40 自宅発
7時登山口の予定で4時に起きる。まだ真っ暗でございます。24時間スーパーで水等買い込んで出発。
赤井川経由。小樽に入ったあたりから薄明るくなりはじめる。倶知安に入ると濃霧が発生。朝もやだろうと思われ、特に心配はせず。
06:56 登山口
羊蹄山。外観が富士山に似ているため蝦夷富士とも呼ばれる、単独峰の成層火山。正式名称は後方羊蹄山。しりべしやま、と読む。
登山口の標高約350メートル。1500メートルあまりの標高差があり、富士山5合めから山頂までと同程度の標高差。必要体力的には中級レベルだろう。
1合めまではゆるやかな道、2合めから急坂がはじまる。成層火山なのでアップダウンはなく、基本登りっぱなしだ。8合め過ぎからはちらほらと雪が現れる。前週に初冠雪したばかり。
08:10 クイズ・アカゲラを探せ
4 合めを過ぎたところでコココココ…という音が聞こえる。お、近いぞ。脇のダケカンバに目をこらすと、いたいた。アカゲラだ。撮影しようとすると、パタパタ飛びやがってなかなか画角におさまらない。めくらめっぽう(言葉狩り表現)にパシャパシャ撮ってみたら、一枚だけぼんやりと捉えている画像があった。
さて問題。アカゲラはどこにいるでしょうか。
09:51 母釜@外輪山
外輪山に出る。目の前に母釜。ずっと西側斜面を歩いていたので、やっと日に当たることができた。吹きさらしの山頂にしては風は強くないが、ここから御鉢めぐりに入り運動強度が下がるのでウインドブレーカーを着込む。気温は一桁だろうなあ。太陽のおかげで寒さは感じないが。
09:54 ニセコアンヌプリ@外輪山
10:00 倶知安市街@外輪山
山頂方向に歩きながら下界を見下ろす。ふははは、見ろ、人がゴミのようだ!人なんか見えねえよ。
地表近くはもやが出ていて見晴らしは今ひとつ。肉眼ではニセコアンヌプリがぽっかり頭を出しているように見えたので、おそらく海抜1000メートル付近に空気層があり、下層は水分を多く含んでいるのだろう。
10:05 父釜@外輪山
山頂カルデラは最大の父釜、小さめの母釜、小釜、無名窪地お花畑の4区画に分かれている。
気持ちよい晴天下での御鉢めぐりはなかなか楽しい。