uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

2429D乗り通しの旅 その1

要旨

2429D。鉄なら知らない人はいない…とは言いすぎだろうか。乗り通してみよう。

計画

釧路から網走方面へ出て宿泊。翌日特快きたみで旭川へ出る。

行程

06:30 自宅発

ギリの時間に起床。用意してあった荷物をひっつかみ、地下鉄で札駅へ。
今回は悪天候予報のクリスマス連休ということで、もう少しすいているかと思ったが、全体に混んでいるというほどではないものの、すいてもいなかった。

08:45 滝川駅のようす


129M 札幌発滝川行 普通 0658札幌→滝川0835
2週間ぶりの滝川駅。ここが2429Dの始発点である。同一列車番号で日本最長距離を走る路線。終点釧路まで、じつに308.4km、8時間2分を要する。

滝川駅としてもプッシュしているようで、こんな掲示がされていた。

そしてこれが2429D。どうですかこの風体。ふてぶてしいねえ。われわれを威嚇してますねえ。寝かせないぞっ!というねえ。(一部の人にはわかる表現)

10:54 富良野駅


ここから車両が連結されて2両になる。20分ほど時間があるので、軽食等購入。ビール買ってる人に釣られてビールも買っちゃったw ついでに、中学生くらいの鉄ヲタグループが騒いでうるさいので、連結された車両に移動する。説教してやろうかと思った。
今回の旅は往路の食事ポイントがない。キオスクなどで補給しながらの移動となる。帯広駅で豚丼駅弁を買う手もあったが、生石灰蒸気で温めるタイプしかなかったので断念。さすがの俺もあんなもの、恥ずかしくて車内で食えない。というか誰が買うんだっつーの。そりゃ売れ残るよ。

17:52 釧路駅


2429D 滝川発釧路行 普通 0937滝川→釧路1739
8 時間以上を乗り通し、釧路駅に着。長距離・長時間移動のわりには意外に疲れていない。札幌から帯広までほとんど寝てたからかw 8割くらい寝てた。いやあよく寝た。帯広からの3時間15分は、車窓を見て1時間、本を読んで1時間、日記下書きを書いて1時間。あっという間。
ここから本日の宿まで2時間20分の道のり。列車待ち40分。やっぱりメシを食っている時間はない。ビールとプリッツを買って腹おさえにする。

20:48 知床斜里


4744D 釧路発網走行 普通 1820釧路→知床斜里2043
本日の宿。この選択に特に意味はない。翌日の特快きたみに乗ることができて、いちばん当日の移動時間が短い位置を選んだだけだ。結果的にはよい選択だったと思う。なにせ宿がよかった。

ルートイン系列なのだが、列車移動に便利な駅前徒歩1分立地。ちょっとした技を使い、1泊素泊まり4000円を切る値段。しかも温泉大浴場つき。部屋もグレードがよく、かなり満足。もっとゆっくり滞在すべきだった。
とりあえずチェックインをすませ、夕食にでかける。

20:55 しれとこ来々軒


斜里で21時すぎにメシを食うとなるとかなり限られてくる。さすがにコンビニ食は味けなさ過ぎるので、評判も悪くはなさそうだし、駅そばのラーメン店に行ってみることにした。
ごく一般的なラーメン屋の雰囲気。テーブル席とカウンター席、全面喫煙可。おばちゃんが一人で厨房に立っている。メニュートップのみそを注文。

野菜がたっぷり入っていて、ボリュームがある。麺は低加水ちぢれ細麺。旭川麺だな。これはちょっと意外だった。スープは、どこかで食ったことがある…なんだっけ…そうだ、札幌一番みそラーメンの味だw そういえばそんな感想をどこかでみたような記憶がw これが麺にからんで妙にうまいw
特別にいい味だというわけじゃないけど、常食したい安心感のある味だ。野菜をたくさん摂取できるのもうれしいところである。


つづく。