0808 初積雪
という予定を1週間前くらいから立てていたのだが、寒波が入って前日に初雪。しかも積もるほどの積雪量。自転車で行くのは無理と判断した。
まず車で自転車を新十津川まで運び、いったん戻ってJRで新十津川へ。翌日新十津川から札幌まで片道を走る計画に修正。
1300 札幌駅
いったん帰着。JRで滝川まで出る。時間が読めないのでチケット予約していなかったのだが、次発1330の電車はすでに満席だった。
自由席だと立ちになる可能性があるけど、1時間弱程度なので立っていてもいいし…悩んだ末に1本あとの1400発のチケットを確保。
1455 滝川駅
滝川に到着。昼食をとる予定だが…いかん、札幌での無駄な時間の過ごし方が効いている。
昼食のほかに銀行による、コンビニで酒と朝食を調達する、という2つのミッションを抱えているのだが、滝川は駅周辺には銀行もコンビニもないのだ。どちらも片道徒歩10分くらいかかる。新十津川行きのバスは16時。差し引き20分ほどしか時間がない。
どちらも札幌ですませておくべきだった…
1510 高田屋
というわけでまず銀行に行ったのち、滝川駅近くの食堂高田屋で昼食にする。
滝川駅前はなんというのかな、歩道部分にだけ屋根がついた商店街、アレになっている。これがまあ、地方都市駅前の例にもれずシャッター街で、ほとんど営業している店がない。うら寂しい雰囲気をかもしだしてる町並み。そんな商店街からちょっと脇にそれた場所にある、いかにもな大衆食堂。ここで出すチャップ丼というのが滝川名物らしい。チャップとは、ポークチャップのチャップ。切り分けた豚肉のこと。
外観もいかにもな大衆食堂だが、店内もいかにもだ。テーブル席多数あり、わりと広い。時間が時間なので他客はひとりもおらず、端のテーブルを占拠する。注文はもちろんチャップ丼。
10分ほどして丼到着。なかなか良い盛りだ。薄切り豚バラ肉に甘めのタレ。ジューという調理音は聞こえなかったので、煮込むような感じで調理しているのだと思われる。味はですな、甘めの生姜焼きウィズアウト生姜をイメージしていただきたい。テッパンだ。まずいわけがない。
店の雰囲気はおそらく人を選ぶ。特に女性などは入店を躊躇する店構えだろう。だがそこがいい。シャッター街のわきにある大衆食堂で食す、滝川名物のジャンクな一品。すばらしく旅情を感じる店であり、料理だ。
1625 宿泊先
宿に到着。いやあ、今日はあわただしかった…
新十津川のピンネシリ寄りの高台に、ふるさと公園という広大な公園がある。文化施設やスポーツ施設などが固まっている、公共性の高い公園だ。そのうち宿泊施設として、温泉ホテルが建っている。第三セクター当たりの経営かと思ったが、民間経営だった。自治体側となんらかの関係はあるのかもしれない。
宿泊部屋はこんな感じ。かなり広い。詰め込めば4人かな。少なくとも1人で泊まる部屋じゃない。窓からの眺めは山側。町側だと滝川・砂川方面の夜景が見えるはず。ただし夜景は展望風呂からも楽しめる。
その展望風呂。1階大浴場は日帰り入浴施設もかねているが、こちらは宿泊者専用。日帰り客がいないので、他に誰もいなければゆったりと温泉につかることができる。大きな違いは、こちらは掛け流しだということだ。大浴場は塩素臭のきつい循環風呂だが、塩素臭のしないフレッシュな湯となっている。アルカリ性単純泉だが、コーヒー色に濁って浴感がよろしい。展望露天の名がついているように、滝川・砂川方面の景色が見渡せる。町自体が小さいので夜景も小さいが、なかなかよい雰囲気だ。