2429D乗り通しの旅その2

21:20 ツインルームのシングル使用

宿に戻って部屋に入ってみて驚いた。僕は東京じゃツインルームをシングル使用している男ですよ(一部の人にはわかる表現)。オフシーズンのため空き部屋を割り当てられたのか？…と思いきや、全室この仕様らしい。今回は割引価格で宿泊したけど、通常価格でも閑散期1人6000円だからね。かなり安い。
温泉にも入ってみる。ナトリウム-塩化物泉。ほとんど期待していなかったのだが、なんと驚きの、掛け流し。ちゃんと保健所シールもあった。塩素消毒はされているものの、ぬるっとした感触のある、なかなかいい湯だ。内湯と露天があるが、駅前立地なので露天の景観はない。温度はちょっと高め。特に露天が熱い。外気温が低いわりに、長く入っていられない。内湯はそれほどでもなかったので、ゆったりつかることができた。露天の源泉を内湯に循環していると推測。

風呂を上がったあとは、すべらない話を視聴しつつ夜景など撮って遊び、就寝。しかしこの内容で4000円切る(割引後)ってのは安いなあ。先週のセトセより宿泊費安いよ。

06:36 朝の斜里駅

朝風呂に入ろうと思っていたが、起きられず断念。始発で北見へ向かう。オホーツク海岸を走る路線である。網走手前では海越しに知床半島と山々が見渡せた。うーむ、登ってみたいねえ。来年の構想に入れておこう。

07:41 網走駅

網走で12分の待ち合わせ。外へ出てみる。オホーツク海沿岸最大の都市だが、そういえば網走に滞在したことってないような気がする。正確に言えば一度だけあるが、わりと思い出したくない話だ。

09:10 北見駅

4722D 知床斜里発北見行普通 0645知床斜里→北見0849
北見から特快きたみへ乗車。北見旭川間は普通列車で乗り継ぐというのがほぼ不可能な区間である。特に遠軽上川間の乗り継ぎの悪さと言ったらない。一時、バスワープなどもかなり調べてみたが、特快に乗るしかないという結論に達した。
ハイシーズンはかなり混み合うようだが、さすがにこの時期、座れないということはなかった。遠軽でスイッチバックし進行方向が変わるのだが、座席回転できない車両を使用している。遠軽での席移動ができそうにない場合、どちらを向いて座るかは悩みどころ。
自分用メモ：留辺蘂方面から来た列車が車両分離して折り返し。8時49分網走方面から着の列車がつく前に改札に並ぶとベスト。

12:36 買物公園のようす

3582D 北見発旭川行特別快速きたみ 0912北見→旭川1220
1週間ぶりの旭川。雪は降っていないが、強風が吹いていて寒い。なまら寒い。
1時間20分の待ち合わせ。メシを食うのにちょうどよい時間だ。

12:45 自由軒

先週は、日曜定休だとわかっていつつのぞいてみて、やっぱり休みだと確認し敗退した。リベンジである。
旭川老舗トンカツ屋。創業60数年だとか。トンカツをメインに焼肉などの肉メニューを提供し、いずれもボリュームがある。

名称から実態が分かりにくい名物メニュー肉ライスを注文。ポークステーキのデミグラスソースwith大量たまねぎ、がその正体。
200g はあろうかというポークステーキ。この肉がやわらかい！成人男性でも1口では入らないほど大きめにカットされているのだが、前歯でスッと噛みきれるのでまったく問題ない。老舗のせいか、年配の客も多く見かけたのだが、なるほどこれならお年寄りでも噛みきれるだろう。
肉を叩くのに空き瓶を使っているのも名物とのこと。分厚く切り分けられたロース肉が見る間に大きく伸ばされていく現場も目にした。これが一番持ち手にしっくりくるという空き瓶があるらしい。現存しているのは最後のひと瓶だとか。
飯も小どんぶりに盛られ、半合以上はある。腹一杯になれることは確実である。値段的にはちゃんとしたトンカツ屋の価格帯で、けして安くはないが、質のよい肉を使えばいい値がするのは当然だろう。むしろ質のわりには安いのかもしれない。
おいしゅうございました。

2194M 旭川発岩見沢行普通 1341旭川→岩見沢1522
3446M 岩見沢発小樽行区間快速いしかりライナー 1535岩見沢→札幌1618
後は電車を乗り継いで帰るだけ。クリスマス連休中日。特急列車は指定席満席、自由席も飽和状態になっているようだが、各駅には影響ない。いつもどおり、ビールを飲みながらのんびり車窓を眺めての帰路。心配された雪の影響もほぼなし。強風は吹いていたようだが。
市内はすっかり浮かれモードで、人ごみにあふれている。しかし一番驚いたのは、地下鉄東豊線福住方面の混み具合だ。長蛇の列ができている。札幌ドームで何かあるらしいと思い、中吊り広告を確認したら、エグザイルのコンサートでしたとさ。今日の特急満席の原因はこれか。すげぇなエグザイル。