uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

北見満喫飲んだくれの旅 その3

1658 味覚園 本店


多少インターバルを置いたのでビールの炭酸が抜け、胃は落ち着いてきている。いい感じに酔った状態で2件目。はしご酒だよ!
北見は御当地Bグル北見塩やきそばを提案しているが、そんなぽっと出の、観光関連団体の誰ぞが考えたようなメニューはやっぱり流行らない。昔から焼肉、それもホルモンが盛んな街なんだから、そこを宣伝すりゃいいんですよ。繁華街を歩いていたって焼肉屋が異常に多いし、これが北見の御当地メニューで間違いない。変なメニューを創作する必要なしだ。
今回訪問したのは道東を中心に札幌などにも支店を展開する焼き肉チェーンの総本店。自社複合ビルの最上階に入居している。

黒毛和牛シンタマステーキ(0.5人前)


まずおすすめとしてあげられていたシンタマステーキ。0.5人前で2きれなので、1人前だと4きれだ。たれがかかっているので軽くレア状態にあぶり、わさびをつけていただく。1枚目は店員さんが焼き方指導で焼いた。さすがおすすめメニュー、こりゃうまい。シンタマはうちももとそとももの間にある球状の肉で希少部位。脂身は少ないのに、非常にやわらかく口の中でほぐれる。たれの味もいい。

ジンロ量り売り


焼肉屋なので飲むのはジンロだ。水割りを頼んだらボトルが出てきて、量り売りだという。目盛りがそのまま金額。200のとこまで飲んだら200円、1000の位置まで飲んだら1000円。1目盛り60ccだったかな?このシステム、非常によろしい。キープしていないのにボトルキープと同じ要領で飲める。気に入った。

黒毛和牛上カルビ、熟成上サガリ、生上丸ホルモン


カルビはみごとなサシが入った特上肉。脂っこいので他の肉を食えなくなるのに、ついつい注文してしまう魔性の肉。薬味としてネギダレと泡醤油がついてきた。サガリは肉厚で、やわらかくかつ食べ応えがある。あとやはりホルモンははずせない。丸ホルモンは脂がたっぷり乗って、かみしめたときにじゅっとあふれる肉汁がたまらない。

ユッケジャンクッパ


18時に近づいてきて、そろそろ店が混み始めた。1合ほどしか飲んでいないのでまだ飲もうと思えば飲めるが、それほど食べられない自分が混んでいる店でだらだら飲んでるのも野暮だ。シメにクッパを頼んですぱっと退散することにする。ぴりっと辛味が聞いていて量も適量、これもまたうまかった。焼肉のシメにはテッパン。


正直チェーン店だと思ってなめてた。いろいろと商品に工夫がしてあって飽きないし、肉の味もいい。店員さんの接客も距離感が遠からず近からず、居心地のよい空間だった。いい店だと思う。

1825 宿泊部屋


店を出てホテルにチェックイン。広さは十分、ベッドはセミダブル。冷蔵庫にミネラルウォーター1本と、キャビネットに簡易ドリップ式コーヒーが無料サービス。温泉大浴場「若松の湯」があり、泉質は含硫黄・ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。北見市郊外の源泉、若松温泉からの運び湯。男性専用の会員制サウナとして営業しているらしいが、宿泊者は無料で利用できる。女性宿泊者にはかわりにアメニティセットをプレゼントだとか。
市街中心部にあるし、値段もまあ手頃。ただし窓の眺めは最悪だった。市街地に面した部屋もあるはずなんだが。どうみても酔っぱらいだったしな、眺めの悪い部屋に押し込められたのだろうw
このあと風呂に行こうとして浴衣に着替え、準備万端でちょっとベッドに転がったら、そのまま寝落ちしてしまった。おかしいなあ、酔いつぶれるほど飲んでないんだけど。むしろ、テレビを見ながら飲もうと思って余力を残していたのだが。

0729 朝食バイキング


夜中3時前に目がさめてしまった。特にやることもないのでNHKをみながらうだうだ。6時前に再度うとうとして、気がつくと風呂の営業開始時間。朝風呂に入って目を覚ましたあと朝食バイキングへ。
ラインナップとしては悪くない内容だな…あっ…魔性のメニューがある…朝カレーだ。抑えようとしても抑えきれない朝カレーの誘惑。朝飯の山盛りはネタとして譲れない自分だが、朝カレーとなると、さらにおかわりしなくてはいけないではないか…!いや、誰に強制されたわけでもないんだから適量にしときゃいいんだけどさ、食わずにはおれない。これで昼食は食えないことが決定。旭川での昼食候補を考えてたんだが、まあいいか。

0828 朝の北見駅


特快きたみのベストポジションを確保すべく早めにチェックアウトし駅へ。さらば北見、満喫したぞ!酒飲んだだけだけど!

1230 旭川駅


3582D 北見発旭川行 特別快速きたみ 0912北見→旭川1220
平日なので1両編成。今回は方向転換可能な座席で、遠軽スイッチバックしても問題なかった。きたみ乗車時は進行方向の見極めが大事。
旭川駅はまだ工事中。かれこれ4〜5年以上工事している気がするが、完成はまだか。
予想通り腹はまったく減っていないので、買い物公園をぶらぶらして過ごす。で、やっぱりジュンク堂とか旭川でなくてもいいじゃん、というところに吸い寄せられる。それにしてもジュンク堂の時間つぶせっぷりは異常。あの空間は時間の流れが速くなっている説。

1335 ダメな大人モード


まあメシを食わないと必然的にこうなるわけですよ。あとは帰るだけだしね。ビール飲んで睡眠を誘って寝ていく。平日の昼間に飲んだくれる背徳感…はまったくないっス。ビールうめえwww
北海道限定をうたうじゃがりこのコピー商品は、滝川の業者が販売元になっている。住所を見ると、どう見てもマンションオフィス。あやしいなあ…w これ製造元はどこだろう?

1643 ひるがお@ら〜めん共和国 とろり白湯塩


2220M 旭川岩見沢行 普通 1341旭川岩見沢1522
3446M 岩見沢発小樽行 区間快速いしかりライナー 1535岩見沢→札幌1618
特になにごともなく帰着。やっと腹に余裕が生まれたので、毎度おなじみら〜めん共和国に寄っていく。せたが屋の別ブランド、塩ラーメン専門店ひるがお。ここの白湯塩がやけにうまくて、2度ほど訪店ずみ。今回も白湯塩。
ストレート細麺で低加水に見えるけど、もちもち食感なのである程度加水していると思う。スープは典型的な濃厚鶏白湯。ぱらりと乗った魚粉が魚の風味を出し、岩のりが食感に変化を与える。これ好みなんだよなあ。スープがぬるめなのだけが欠点かな。個人的にはOKなんだけど、札幌民ってふだん激熱の純すみ系とか食ってるので、スープがぬるいと怒り出す人多いのよね。自分はこの味好きだけど、ネットコミュニティではそれほど評判良くなかった。


1730 自宅着
36時間で帰宅。今回の旅は終始眠かった印象があるな。酒ばっか飲んでるからか。

「じゃまだにゃ」
帰宅するなり石抱きの刑を執行されましたので写真の整理ができません。ここでおみやを撮らせていただきます。
「ベタなみやげシリーズにゃ」
北見といえばハッカです。まあ実際には昔の話で、いまはほとんど栽培していないらしいですけど。現在の北見名産といえばたまねぎで、車窓から一面のたまねぎ畑が見えます。この時期は単なる真っ白な原野にしか見えないですけどね。
「たまねぎ買わなかったのにゃ」
札幌もたまねぎの産地なのであまり魅力ないですねえ。ご主人が食べると毒ですし。

まとめ


交通費 (11500/5)*2+1450
食費 780
酒代 2500+4560+520
宿泊費 5700
飲物等 98+130
おみや 685
その他 100

合計費用 \21,123-

反省点

・本当に飲みに行っただけじゃんw
・とはいえ北見はあまり見るところないからなあ。

感想等

・あのカルビは相当なカロリーだ。休み明けはきついぞ…
・週末のバカ食いを含め、週13000キロカロリー未満(アルコールを除く)になるようコントロールしております。