uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

北見満喫飲んだくれの旅 その2

1244 左・太陽の丘、右・瞰望岩

1245 湧別川上流

1246 湧別川下流


湧別川にかかる遠軽橋からの景色。遠軽市街平地部ではここの景色が抜群によろしい。瞰望岩の頂上はもっと景観がよいだろうことは論を待たないが。
このあたりで非常な暑さを感じてインナーを1枚脱いだ。暑いはずで、この日の遠軽は12.9度まで気温が上がったとか。さすが道東オホーツク側、気温が上がるときは容赦なく上がる。夏場にフェーン現象が起こったときは連日の30度越えとか熱帯夜とか余裕であるからなあ。

1330 遠軽駅


市街をぐるっと散策して遠軽駅まで戻る。空き時間に歩きまわって町並みや商店、飲食店などを眺めるのは好きなので、わりと苦にならない。町内は遠軽高校センバツ出場で沸いていた。

1506 北見駅


4665D 遠軽発網走行 普通 1331遠軽→北見1505
道東では第3、オホーツク圏に限れば最大の都市、北見。北海道民の北見に対するイメージといえば、北見交機に尽きる。北見周辺に来ると覆面・レーパトがうじゃうじゃいるので、スピードダウンと慎重な運転を強いられる。泣く子も黙る取り締まり銀座だ。自分も一度、覆面にやられたことがある。まあ今回は鉄道の旅なので、そんな緊張感はない。あ、パトが巡回してますね。おつかれさまです。ばしばし取り締まっちゃってください。
かなり大きな街だが、観光資源に欠けるため素通りしたことしかない。今回はじめて駅周辺を歩いてみた印象としては、商店街がまだ機能しているということが大きい。地方都市は郊外店が発達して駅前はシャッター街なんてのが定番だが、この街の駅前はまだまだ活気がある。人口規模は同程度である釧路駅前の、地獄のような惨状と比べたら雲泥の差だ。まあイオンが進出して得意の焼畑商業をはじめたらどうなるか、だけど。イオンは北海道の街を壊滅に追い込みすぎ。次の標的は旭川らしいですな。くわばらくわばら…
あともう一点、強く印象付いたのは飲み屋の充実ぶりだ。旭川のサンロクと同程度の規模があるんじゃないだろうか。道東のススキノと命名したい。

1515 宿泊先


繁華街の真ん中に宿泊先のホテルがあるが、時間がタイトなのでいったんスルー。そのまま目的地へ向かう。さあ飲んだくれるぞー

1521 オホーツクビアファクトリー


北見の地ビール、オホーツクビールを飲むことができる直営のビアホール。中休みがないので昼飲み可能だ。ビールはグラス450円、ジョッキ720円、ピッチャー1800円。2000円で90分間の飲み放題にでき、グラスで5杯、ジョッキで3杯以上飲むなら飲み放題の方がお得。オードブル盛り合わせつきの飲み放題2500円をオーダーする。

ピルスナー


まずはピルスナー。下面発酵タイプで大量生産に向き、日本のビール製法としてはごく一般的。味もほぼ普段飲んでいるビールと変わらない。

左・エール、右・無濾過エール


ピルスナーが普及するまでは主流の生産方法だった。大麦を使用した上面発酵方式。濾過エールはまろやかな味わい。無濾過エールはそこに雑味が加わって複雑な味になっている。

オードブル


2杯目を飲んでいるところでオードブル登場。スモークサーモン、ベビーホタテの甘辛煮、チーズ、甘めのパンにペーストが練り込まれたもの(なんという料理か不明)、ボイルえび、枝豆。

左・ヴァイツェン、右・マイルドスタウト


ヴァイツェンは香草で香り付けがしてあり独特の風味がある。上面発酵。スタウトは焦がし大麦を使った黒ビール。マイルドの名のとおり黒ビール特有のクセがなく、香ばしくて飲みやすい。これも上面発酵。

左・グラスワイン、右・フリューリング


まあビールなんてそうそう短時間に大量を飲めるもんじゃないですよ。炭酸で腹がふくれてきたのでワインを注文。飲み放題にはビール、日本酒、ウィスキー、ワインが選択可能。それと最後のビールとして限定生産のフリューリングを投入。

フリューリング能書き


ピルスナーに柑橘系スパイスを加えたものらしい。なるほど特殊な風味になっている。これは飲む人を選ぶな。自分は苦手。


1時間ちょっとでビール6種全種類とグラスワインを1杯。酔い具合としてはちょうどよく出来上がった。90分という制限時間(注:ラストオーダーが90分、席は120分)は短いような気もするが、自分みたいに酒はグイグイ飲むし、飲んだら食い物はいらないというタイプは飲み放題が絶対的にお得だと思う。プレミア感のある地ビールをこれだけ飲んで2500円ぽっきりだもんね。次がなければもっと飲んでたし。
が、腹はちょっともう満杯に近いかも。炭酸を飲み続けるのはきついw


つづく。