uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

夕張カウチポテトの旅 その1

要旨

晦日から元日といえば例年、テレビを見てダラダラと過ごすことになっている。しかしアナログ放送が終了した今年は自宅にテレビがない。
じゃあ見にいこう。

計画

近場で温泉があって大晦日に泊まれる宿で探す。
夕張のホテルがとれた。

行程

09:10 自宅発

近場を選んだだけあってゆったり出発だ。今日は18きっぷではないが、特急は利用できない区間(利用できるけど普通車利用と大差ない)なので、結局鈍行移動。
特急は混んでるのだろうが、地域の足である鈍行には影響ないだろう。

09:51 札幌駅


札駅で片道きっぷとUシートを購入。Uシート快速エアポートの普通車指定券で、すべてのきっぷと組み合わせて使用することができる。18きっぷとの組み合わせも可。千歳方面でエアポートを利用するときはUシートを買うのが通例となってしまった。軟弱になったものよ…
300円の追加でゆったり座れるので、お買い得なきっぷではある。特に、旭川札幌間を結ぶL特急が直通で札幌新千歳空港間を快速エアポートとして運転することがあり、その場合は特急指定席仕様の車両(PC電源つき!)を特急券不要で利用することができる。快適この上ない。
ただし、この朝乗ったのは普通の快速仕様。

11:56 新夕張


3876M 札幌発新千歳空港快速エアポート96号 0955札幌→千歳1024
2633D 千歳発新夕張行 普通 1031千歳→新夕張1148
道東方面の天候の影響か、石勝線に入ってから最大15分ほどの遅れが生じた。急ぐ旅ではないのでのんびり待つ。結局7〜8分遅れて新夕張到着。
夕張行の接続列車があるのだが、それに乗ると早く着きすぎてしまうので、途中下車してメシを食っていく。札幌夕張間はギリで100営業キロを越えており、途中下車可能だ。まあもし越えてなくても、降りちゃってもたぶんわからない。(注:不正途中下車を推奨しているわけではありません)

11:56 旧紅葉山駅表示&道の駅 ゆうばりメロード


小高い位置にある新夕張駅のすぐ下が道の駅。ここで何か食えるかと思っていたのだが。
初めて中に入ってみたが、これスーパーじゃないですか。なんのこっちゃ。いや確かに、道の駅に認定される前は生協だったはずだけど。ところどころに道の駅のマークがついてるだけで、まんま生協ですよ。ここまでそのままだとはおもわなかったw 道の駅の整備事業金を引き出して地元スーパーを建て替えただけじゃねえの。これはひどい
あと個人的には夕張メロンソフトがシーズンオフで今季販売終了してたことがゆるせん。何よりゆるせん。31日の営業を確認して、都市間バスじゃなくJRを選択したのに。

12:02 栗下食堂


紅葉山でメシを食おうとすると、ほぼ1択。まずこの店しかない。評判は悪くはないので、入ってみた。
カウンター、テーブル席、小上がりの、ごく一般的大衆食堂の店内構成。
そば店がベースの店だろうか。メニューはそばと丼ものが多い。ただしプッシュしているのはラーメン類の模様。基本の3味+各チャーシューメンがメニュートップにきている。みそを注文。

麺は西山の高加水で、札幌麺よりかんすい低めか。スープは火当てされていて香ばしい。炒め野菜がたっぷりトッピング。要するに、ごく一般的な札幌ラーメンの系譜である。
食堂系のラーメンとしてはまとまっている。普通にうまい。正直、あまり特徴はないが、奇をてらわない直球勝負の味。はずれはない。
もう100円安かったら、という気はするが。

13:20 夕張駅


2637D 新夕張発夕張行 普通 1253新夕張→夕張1319
石勝線の盲腸線、夕張線に乗る。この路線、はじめて乗った。なにせ乗り継ぎが悪く、狙って乗らない限り機会はない。山間を縦に広がる夕張市内の集落を結ぶ路線で、重要な地元の足だとは思うが、利用者はまばら。いつ廃線になってもおかしくない。
駅前で帰りの足を確認。利用しようと思っていた都市間バスが元旦運休であることが判明。行きを都市間バスにして帰りをJRにするべきだったのだ。くそう…ゆうばりメロード…とことん俺の足をひっぱりやがる…

13:46 志幌加別川


夕張川の支流、志幌加別川を渡って市中心部へ向かう。徒歩20分ほどだが、急坂の登り下りがある。息が切れること切れること。体なまってるなあ。1か月くらい運動してないからなあ。何か対策しないと。最低限心肺機能は維持しておかないと春先につらい。

13:50 宿


キネマ街道を突っ切って集落の端が今日の宿。つい数か月前、ここの裏の店にラーメンを食いにきた気もしないでもないが、忘れたことにしておこう。
今日はもう何もせずにテレビを見てぬぼーっとする計画だ。チェックアウトまでは約20時間ある。さーて引き篭もるぞー


つづく。