uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

絶景領域セカンドシーズン その2

1538 宿泊部屋

1539 天然ガスストーブ


宿泊部屋のようす。昔ながらの旅館ですな。部屋には鍵というものがなく、廊下との仕切りはふすま1枚。金庫もないので、貴重品はフロントにあずけたほうがいい。アメニティ類が見当たらなくてちょっとあせったが、歯ブラシ等は共同の洗面所に置いてあった。古い旅館や民宿にはアメニティがない場合があり、念のため洗顔セットを用意してくるべきなのだが、ここも油断していた。
部屋の暖房はプラントで精製されている天然ガス。町から委託されている業者が精製を行い、温泉郷の旅館・ホテルへ供給している。火力が大きく、すぐ暖まるのでありがたい。

1707 内湯


掃除をしたばかりで少々時間がかかるということだったので、ふれあいセンターの方を先に入りに行く。もどって休息をとった後、宿の風呂へ。浴場のようすはこんな感じ。
湯の花がたっぷり浮かび、析出物が浴槽のふちやタイル等にびっしりこびりついている。浴槽の一部は堆積した析出物でざらざらになっており、へたに背中や腕などにヒットすると流血しかねないので注意が必要だ。ふれあいセンターの湯治湯でさえ石油少なめだったので、油分はほとんど浮いていない。が、しっかりと石油くさい。
泉質はナトリウム-塩化物泉。天然ガスによる加温。循環ありらしいが、ホントに循環してるの?どうみても掛け流してるけど。湯温はそれほど高くないが、高張性なので長湯すると体力を絞られると思われ。

1850 据膳

1854 寄せ鍋

1854 後出し1・毛ガニ半身

1908 後出し2・てんぷら


夕食は1830ごろというざっくりとした説明で、準備ができると部屋の電話で呼び出される。1845ごろ電話が鳴ったので会場へ。食事内容によって宿泊料金が7000円、8000円、9000円、10000円となっているが、これは10000円のコース。たぶん後出しの違いで、カニがつくと+1000円、てんぷらがつくと+1000円のような感じだと思われる。残り1000円はわからん。
据膳の内容は、風呂吹き大根(かぶ?)、ねまがりたけ、ぬた、お造り5点、うに、羊肉の焼き物、漬物。寄せ鍋はタラがどっさり入っており、見た目よりボリュームがある。北海道特有のでかいフキも入っていたので、道外の人には物珍しいだろう。毛ガニにはニシンたっぷりのニシン漬けが添えられてくる。てんぷらの内容は、なす、ピーマン、まいたけ、アスパラ、大葉。

2100 牛乳プリン


冷酒1本とビール2本飲んで部屋にもどると、うとうとと寝込んでしまった。デザートの牛乳プリンを部屋まで運んできてもらい、起こされる。宿名物の牛乳プリンといえば食わずにはおれまい。というか、また寝落ちするところだった。あぶないあぶない。
牛乳プリンを賞味し、歯磨きしたあとテレビをみながら2200過ぎに就寝。

0704 朝食


0530自然に起床。それほど飲んでいないのですっきり目覚める。このくらいがちょうどいいんだよなあ。いつも飲みすぎ。
朝風呂に入り、少し休憩したあと指定の0700になったので食堂へ。
ししゃも、焼き海苔、昆布巻き、白菜おひたし、生卵、きゅうり漬け、梅干。質素だが朝食としては十分な内容。梅干が強烈にすっぱかった。たぶんいい梅。ご飯、味噌汁はセルフ方式。それと豊富牛乳もセルフ。
いつものようにメシをバカみたいに盛っていないのは、1100にカツ丼を食う予定だから。0700に大盛りメシを食って1100にカツ丼はさすがに無理だ。しかも今日食べるカツ丼は、かなりのボリュームのはず。飯の量は常識的な範囲にとどめておく。それでもおかわりしたけど。

0917 お見送りサービス

0920 豊富温泉郷


0910チェックアウト。豊富市街まで6kmを徒歩で移動する。
今年もお見送りサービスがあったw 去年のサビさんは触らせてくれたが、今年の子たちは近寄ると逃げそうだったので遠目から。仲良くねこ溜りを形成してらっしゃいます。つーかめっちゃ仲いいですねw なごむw

0942 何もない道


豊富市街に続く道はこんな風景。酪農地帯で、ときおり牧場があるほかは何もない。
歩いているうちに暑くてダラダラ汗をかき出したので、2km地点で上着とシャツを脱ぐ。外で半袖1枚になったのは今年初だ。たしかに運動しているわけだし、気温も低くないのだが、なぜこんなに暑く感じるのだろう。温泉効果で血行がよくなっているのかなあ。だろうなあ。やはり豊富温泉はかなり泉質がいい。

1026 豊富駅


6kmを75分。まずまずのペースか。そろそろ体を使い始めるシーズンなので、2km地点から先はわりと本気で歩いてみた。
豊富町より幌延町の方が大きいようなイメージがあり、幌延駅は特急が停車する有人駅で豊富駅は無人駅だったりするわけだが(豊富駅にも特急は停車する)、実際は豊富町の方が人口が多く、町並みも立派。幌延はそのむかし羽幌線の分岐点だったので、そのなごりだろう。


つづく。