uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

絶景領域セカンドシーズン その3

1049 丸勝亭


ここ豊富町に、巨大なカツ丼を出す店があるという。数年前に知って以来、機会をうかがっていたが、なかなかタイミングがなかった。今回も時間的にあまり余裕がないのだが、ここを逃すといつ来られるかわからない。微妙な残り時間だが、とりあえず向かってみた。
10分前に店につくと、すでに暖簾がかかっている。おお、これはラッキー。田舎町の食堂は開店時間をあまり気にしない店が往々にしてあり、早く開けるタイプと遅れるタイプの2種類あるが、ここは早めに開ける店だったか。願ったりかなったりだ。
さっそく入店してカツ丼をオーダー。出てくるまでに15分ほどかかったが、ある程度時間がかかることは想定内。カツのサイズを見れば一目瞭然だ。揚げるのに時間がかかるにきまっている。



配膳されたとたんビジュアルに度肝を抜かれる。どんぶりのふたが閉まってないんですけどw ふたを開けると巨大なカツがごろごろと乗っている。一切れ食べてから厚みを確認するため断面を上にしてみると、どう見ても厚さ1.5センチ以上。もっとも厚い部分は2〜3センチはありそう。わはは。こりゃすげえ。
通常のカツの3倍と仮定してみると、おそらく肉だけで400グラムはあると思われ。ご飯より肉の方が多いのではないか。巨大なのにもかかわらず、肉は歯でさっくり噛み切れる。カツ丼を食っているというよりも肉槐を食っている気がしてくるから笑った。でも味はしっかりとカツ丼の味です。普通にうまい。
なんてことはない田舎の食堂なのに、こんなメニューがあるとはおもしろい。これを大盛りにしたらどんなブツが出てくるのだろうか。見てみたい気がする。

1138 沿岸バス 回っております


「回るったらないねえ」
「花道だからねえ」
この旅最大の難所を迎える。留萌までの3時間45分、トイレなしのバスへ乗車だ。朝から水分を控えめにし、入念にトイレをすませ、満を持しての乗車。本州でトイレなし車両に挑む、乗り鉄の緊張感はこのようなものだろうか。ただしバスの場合、羽幌やその他営業所で停車するときにトイレ休憩を取ることができるし、万が一せっぱ詰まったら「トイレのあるところで止めてください!」と運転手に頼むこともできる。鉄道では無理だ。

1335 絶

1336 景

1424 領

1433 域


日本海岸のオロロンラインをひたすら南下。片側には常に日本海が見える。単調といえば単調ではある。できれば沿線に点在する町に途中下車してみたいところだが、バス本数が少ないため、なかなか難しい。あとこのフリーきっぷの使いにくさとして、始点が雄冬であることが挙げられる。できれば石狩、せめて厚田、百歩譲って浜益起点だともう少し使い勝手がよくなるのだが…使い倒すなら留萌で前泊が必要だろうなあ。

1525 留萌駅


沿岸バス 豊富留萌線 1140豊富駅→留萌駅前1524
それほど疲労を感じることもなく留萌へ到着。ここからJRに乗る選択肢もないではないが、18きっぷはすでに使い切っているし、なにより高速バスのほうが早く帰れる。深川留萌道が留萌のすぐ手前まで開通したのも大きい。
高速バスのバス停は少し離れた場所にあるので、駅でトイレを借りたあと歩いて移動。15分ほどで到着。

1804 苗穂駅に帰着


沿岸バス 高速はぼろ号 1600元川町→苗穂駅前1807
この高速バスに乗ると毎回隣の席が埋まっているのはなぜだろうか。窮屈でかなわん。「一番後ろの席」と指定するのがよくないのだろうか。でも非常口があって他の席より若干足元が広いんだよなあ…
爆弾低気圧の接近で雨が降っているのではないかと心配されたが、まだ降っておらず風もない。ただし空はどんよりとしており、いつ降ってきてもおかしくない雰囲気。夕食を食っている暇はない。ママチャリを回収し、まっすぐ家に直行。

1830 自宅着


「ミルク狩ってきたにゃ」
牛乳プリンを購入してきました。ノーマルと、さらに味の濃い特濃タイプの2種類です。牛乳部分は害がないと思われるので、あとで献上します。
「やっとまともな獲物が狩れるようになったにゃ」

まとめ


食費 550+880
酒代 2100
交通費 (11500/5)+3310+2300+2300
宿泊費 10800
入浴費 500
おみや 1000
飲物等 110+150+120+98

合計費用 \26,518-

反省点

・帰路がバスだと景色のよい日本海岸を素通りしてしまうのでよろしくない。
・フリーきっぷ特典の割引が使えないのも痛い。
・来年はまた行きがバス、帰りがJRだな…(完全に来年も行く気)

感想等

・牛乳プリンおいしゅうございました。